軽油の値段、また上がった。トラックの荷台より先に、燃料タンクの中身が心配になる。

能代市のこの補助金、狙いはそこです。市内のトラック運送事業者に、保有台数に応じた定額を上乗せします。普通貨物車1台で7,500円。軽貨物車は2,000円。台数がまとまれば、それなりの額になります。

この補助金の概要(早見表)

検索項目内容
申請者事業者(法人・個人事業主)
制度名能代市トラック運送事業者経営安定化支援事業費補助金
対象業種貨物自動車運送事業(貨物自動車運送事業法第2条第1項)
利用目的原油価格高騰にともなう経営の安定化
対象地域秋田県能代市
従業員数規定なし(能代市内に本社・住所を有すること)
補助上限額普通貨物自動車1台7,500円・軽貨物自動車1台2,000円(台数分を積算)
補助率車両区分ごとの定額補助
申請受付〜令和8年12月28日(月)
公式サイトhttps://www.city.noshiro.lg.jp/sangyo/shogyo/26818
横にスクロールできます

※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。

対象になるのは、県の補助金を先にもらった事業者

この制度、単独では申請できません。秋田県の「エネルギー価格高騰緊急支援事業補助金」の交付決定が先に必要です。県から先。市はその後。二段構えです。

対象者の条件は3つ。

  • 能代市内に本社または住所を持つ、貨物自動車運送事業法上の運送事業者
  • 県の補助金交付決定を受けていること
  • 市税等の滞納がないこと(申請前に納付すれば対象になります)

順番を間違えると、申請そのものが受け付けられません。県への申請から先に動くことです。

補助額の計算はシンプル。台数×単価だけ

普通貨物自動車は1台7,500円。軽貨物自動車は1台2,000円。これを保有台数分、掛け算するだけです。

  • 普通貨物車5台の運送会社なら、7,500円×5台=37,500円
  • 普通貨物車3台+軽貨物車2台なら、22,500円+4,000円=26,500円

大きな額ではありません。ただし県の補助金と合わせると、燃料コストの負担軽減として一定の効果があります。単独の設備投資補助とは違い、審査で計画の出来を競う制度ではありません。台数さえ揃えば、機械的に額が決まります。

提出書類は、県の通知書のコピーが要

必要書類は次のとおりです。

  1. 交付申請書
  2. 県補助金の交付決定通知書の写し
  3. 補助対象車両の一覧表
  4. 登記事項証明書の写し(法人の場合)
  5. 住民票の写し(個人事業主の場合)

県の交付決定通知書がないと、市への申請書類が揃いません。 ここが、この制度の実質的な入口です。県への申請を後回しにすると、市の申請期限(12月28日)に間に合わなくなります。

郵送・窓口どちらでも提出できます。

  • 【郵送】〒016-8501 能代市上町1番3号 商工労働課
  • 【窓口】能代市役所本庁舎2階 商工労働課

前年度も実施。継続の可能性がある制度

能代市は令和7年度にも同種の補助金を実施しています。今回で少なくとも2年連続です。毎年、県の支援事業とセットで動く制度とみられます。

県と市、二つの制度をまたぐ手続きの順番に迷う場合は、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで、自治体の補助金に共通する「先にどちらへ申請するか」の整理を紹介しています。国・県の交付決定が先という順番指定は、設備投資系の補助金でもよくあるつまずきどころです。

よくある質問

個人事業主のトラック運送業者でも対象になりますか?

対象になります。法人・個人事業主どちらも、能代市内に本社または住所があれば申請できます。

県の補助金を申請していない場合はどうなりますか?

申請できません。 この制度は秋田県のエネルギー価格高騰緊急支援事業補助金の交付決定を受けていることが前提です。まず県の制度を確認してください。

市税を滞納していますが、今から納付すれば間に合いますか?

申請前に納付すれば対象になります。「市税等の滞納がないこと」が条件のため、滞納がある場合は先に納付を済ませてから申請してください。


免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助額・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず能代市の公式ページおよび最新の案内で内容をご確認ください。

出典: