外国人材を雇えば、いつでも出る奨励金ではありません。対象は、2026年4月1日以降に新しく雇い、技能実習・特定技能・技術・人文知識・国際業務のいずれかの在留資格を持つ人に限られます。
1人あたり10万円で、1事業者につき3人まで(上限30万円)です。申請できるのは、雇って6か月がたってからです。
秋田市外国人材受入奨励金の要点まとめ
正式名:秋田市外国人材受入奨励金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 業種の指定なし(一部の営業は対象外)
- 利用目的
- 外国人材の雇用
- 対象地域
- 秋田市内の事業所
- 従業員数
- 規模の要件は公式に記載なし
いくら
- 補助上限額
- 30万円(1人10万円×最大3人)
- 補助率
- 定額(対象労働者1人あたり10万円)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 雇用から6か月経過後60日以内(締切日の記載なし)
- 公式サイト
- 秋田市「秋田市外国人材受入奨励金」
自分の雇用は対象になるのか
事業者と、雇った人の両方が条件を満たす必要があります。次のすべてに当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 8
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 3種以外の在留資格で雇った
- ✕ 2026年3月以前に雇った
- ✕ 技能実習で市外の監理団体経由
- ✕ 接待飲食等などの風俗営業
- ✕ 国や地方公共団体
対象の3種は、「技能実習」「特定技能」「技術・人文知識・国際業務」です。要綱に挙がっていない在留資格で雇った場合は、条件を満たしません。
「市内の団体経由」とは、技能実習なら市内に所在する監理団体、特定技能なら市内に所在する受入支援機関を通して雇うことです。技術・人文知識・国際業務には、この経由の条件がありません。
要綱が対象外とする営業は、接待飲食等営業・性風俗関連特殊営業・接客業務受託営業です。暴力団と密接な関係がある事業者や、市長が適当でないと認めた事業者も対象外です。
在留資格ごとの線引き
| 在留資格 | 対象か | 経由の条件 |
|---|---|---|
| 技能実習 | 対象 | 市内の監理団体を通す |
| 特定技能 | 対象 | 市内の受入支援機関を通す |
| 技術・人文知識・国際業務 | 対象 | 条件なし |
| 上記以外 | 要綱に記載なし | 対象外の扱い |
「新たに雇用された」の範囲には、公式ページと要綱に細かい説明がありません。すでに国内で働いていた人が転職して入る場合や、在留資格を変えて引き続き働く場合が含まれるかは、書かれていません。チラシには「初めての外国人雇用をサポート」とありますが、事業者として初めての雇用であることは要件に挙がっていません。申請の前に企業立地雇用課への相談が案内されています。
いくらもらえるのか
雇った人数に10万円をかけた額です。ただし1事業者につき対象は3人までです。
- 技術・人文知識・国際業務で1人雇う:10万円 × 1人 = 10万円
- 特定技能で3人雇う:10万円 × 3人 = 30万円
- 4人雇う:10万円 × 4人 = 40万円 → 上限の30万円
3人までの枠は、年度が変わっても通算です。ある年度に3人分を受けた事業者は、翌年度に新しく雇っても、同じ事業者としては追加で受けられません。
奨励金は予算の範囲内で交付されます。請求書が市に届いてから30日以内に支払われます。公式ページに、使い道の定めは書かれていません。
申請の流れ
- 企業立地雇用課に相談する(事業者→市。メール・電話・窓口のいずれか。申請の前に)
- 対象の人を雇い、6か月以上雇い続ける(事業者)
- 交付申請書と添付書類を出す(事業者→企業立地雇用課。雇って6か月を過ぎた日から60日以内)
- 交付決定の通知を受ける(市→事業者)
- 交付請求書を出す(事業者→企業立地雇用課。様式第4号)
申請の方法は、メール・郵送・窓口・スマート申請の4つです。窓口は秋田市役所本庁舎3階(平日の午前8時30分から午後5時15分)です。
4月15日に雇った場合、10月中旬に6か月がたち、そこから60日以内なので、12月中旬ごろまでが申請の期間です。雇った日から数える6か月と60日を、採用日に控えておきます。
必要な書類
準備できた 0 / 7
事業所が市内にあることを示す書類は、登記事項証明書のほか定款や所在地証明書の写しでも構いません。監理団体等の契約書の写しは、技能実習と特定技能の場合だけ要ります。
交付請求書は、交付決定のあとに出す書類です。申請のときには、申請書と添付書類を出します。
もらえなくなるのはどんなときか
- 雇用が6か月に届かない:6か月以上雇っていることが条件です。途中で辞めた場合の扱いは、公式ページに記載がありません。
- 60日の期間を過ぎた:雇って6か月を過ぎた日から60日以内が申請の期限です。過ぎたときの扱いは書かれていないため、早めに出します。
- 書類に虚偽があった:交付の決定は取り消され、すでに受け取った分は返還を求められます。
- 4人目以降を申請した:1事業者につき3人までなので、4人目以降は対象になりません。
- 関係法令を守っていない:入管法・労働基準法・職業安定法などを守っていないと、事業者の要件を満たしません。
よく誤解されるポイント
- 雇った時点では申請できません。6か月以上雇ってから申請します。
- 在留資格の種類だけでなく住所も条件です。雇った人が市内に住んでいないと対象になりません。
- 技能実習と特定技能は、市外の団体を通した雇用では対象外です。市内に所在する団体を通す必要があります。
- 2026年3月以前に雇った人は、あとから申請しても対象になりません。
よくある質問
申請はいつまでにすればよいですか?
対象の人を雇った日の6か月後の日から数えて、60日以内です。年度ごとの締切日は、公式ページに書かれていません。たとえば4月15日に雇った場合は、10月中旬に6か月がたち、12月中旬ごろまでが申請期間になります。採用日が決まったら、申請できる期間を先に控えておくと間違いがありません。
1人あたりいくら、最大でいくらもらえますか?
対象の外国人材1人につき10万円で、1事業者につき対象は3人までです。最大で30万円になります。この3人の枠は、年度にかかわらず1事業者に通算されます。奨励金は予算の範囲内で交付されるため、金額は申請の時期の予算の状況に左右される可能性もあります。
どの在留資格が対象ですか?
対象は、「技能実習」「特定技能」「技術・人文知識・国際業務」の3つです。技能実習と特定技能は、市内に所在する監理団体または受入支援機関を通して雇う必要があります。要綱に挙がっていない在留資格で雇った人は、条件を満たしません。迷ったときは、申請の前に企業立地雇用課へ相談してください。
2026年4月より前に雇った人は対象になりますか?
対象になりません。対象労働者の条件は、2026年4月1日以降に市内の事業所に新たに雇用された人です。それより前に雇っていた人は、いつ申請しても対象外です。転職してきた人や、在留資格を変えた人が新たな雇用に当たるかは書かれていません。分かりにくいケースは、市の担当課に確かめてください。
雇った人が市外に住んでいても対象ですか?
対象になりません。対象労働者の条件に、市内に住所を有していることが入っています。事業所が市内にあっても、雇った人の住所が市外であれば、その人の分は奨励金の対象になりません。採用の時点で住所を確認するだけでなく、申請の時点でも市内に住んでいるかを確かめておくと安心です。
6か月未満で辞めた場合はどうなりますか?
事業者の条件に、交付の対象の外国人材を6月以上雇っていることがあります。6か月に届かなかった場合は、その人の分は条件を満たさないと考えるのが自然です。ただし途中で辞めた場合や休職した場合の扱いは、公式ページに記載がありません。該当しそうなときは、企業立地雇用課へ問い合わせてください。
申請はどこへ、どうやって出しますか?
秋田市産業振興部の企業立地雇用課へ出します。メール・郵送・窓口・スマート申請の4つから選べます。窓口は本庁舎3階で、平日の午前8時30分から午後5時15分までです。申請の前に、メールか電話か窓口で、希望する内容を相談するよう案内されています。電話は018-888-5731です。
必要な書類は何ですか?
交付申請書(様式第1号)に、雇用契約書の写し・市税の納税証明書・事業所が市内にあることが分かる書類・在留カードの写しをつけます。技能実習と特定技能の場合は、監理団体または受入支援機関を通して雇ったことが分かる契約書の写しなども要ります。交付が決まったあとに、交付請求書(様式第4号)を出します。
奨励金はいつ振り込まれますか?
交付が決まったあと、交付請求書を市に出します。市は、請求書が届いた日から30日以内に交付します。申請から振込までの全体の期間は、公式ページに書かれていません。雇ってから申請まで6か月、そこから審査と請求の手続きがあるため、資金繰りでは、奨励金が入る時期を先に見込まないほうが安全です。
人材紹介料などの費用は、奨励金の対象ですか?
奨励金は、雇った人1人あたり10万円の定額です。かかった費用を精算して補助する仕組みではないため、紹介料や住居の費用を領収書で示す必要はありません。使い道について、公式ページに定めは書かれていません。費用の負担は先に事業者が行い、奨励金は雇用から6か月後の申請になります。
他の補助金と併用できますか?
公式ページと要綱に、他の補助金との併用についての記載はありません。国の助成金などを同じ人の雇用で受ける場合の扱いは、確認できませんでした。受ける予定がある場合は、申請の前に企業立地雇用課へ相談するのが確実です。電話は018-888-5731、雇用労働担当は018-888-5734です。
交付が取り消されることはありますか?
あります。提出した書類の記載が虚偽であったときや、要綱に違反したときは、交付の決定が取り消されます。すでに交付されている場合は、期限を定めて全部または一部の返還を命じられることがあります。また交付を受けた事業者は、市が行う調査やアンケートに協力する決まりです。
