起業を決めて、まず何にお金がかかるか。看板、内装、備品。初期費用は、思ったより早く積み上がります。

横手市の「起業・創業支援事業補助金」は、その初期投資を補助する制度。一般枠・県外移住枠・ICT枠、3つの枠があり、上限額は50万円・80万円・100万円と枠ごとに違います。

この補助金の概要(早見表)

検索項目内容
制度名横手市起業・創業支援事業補助金
対象業種地域商業の活性化につながる事業(詳細は要問合せ)
利用目的新規起業の初期投資費用
対象地域秋田県横手市
従業員数市内に住所を有する個人、または市内に主たる事業所を有する法人(新規起業者)
補助上限額一般枠50万円/県外移住枠80万円/ICT枠100万円
補助率一般枠:3分の1以内/県外移住枠・ICT枠:2分の1以内
申請受付令和8年4月1日〜令和9年1月29日
公式サイトhttps://www.city.yokote.lg.jp/syoukougyo/1001359/1009098.html
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※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。

3つの枠、狙いがそれぞれ違う

一般枠、県外移住枠、ICT枠。名前を見れば、狙いが読めます。

  • 一般枠:横手市内で新規起業する事業者、共通の枠
  • 県外移住枠:県外から移住して起業する人向け
  • ICT枠:ICTに特化した起業向け

県外移住枠は、地域商業の活性化だけでなく、移住定住も目的に含まれています。 ICT枠は業種を絞ることで、地域にない業態の呼び込みを狙っていると読めます。

そして、この狙いの違いは金額にそのまま出ています。

枠で補助率も上限額も変わる

3枠の条件は、次のとおりです。

補助率補助上限額
一般枠補助対象経費の1/3以内50万円
県外移住枠補助対象経費の1/2以内80万円
ICT枠補助対象経費の1/2以内100万円
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一般枠だけ、補助率が1/3にとどまります。県外移住枠・ICT枠は1/2です。ここが見落とされやすいポイントで、「横手市の創業補助金は1/2」と覚えていると、一般枠での試算が実際より大きくなります。

同じ150万円の初期投資でも、一般枠なら50万円(1/3の上限に到達)、県外移住枠なら75万円、ICT枠なら75万円。どの枠に該当するかで、手元に残る自己負担が変わります。

上限に届く対象経費の目安は、一般枠が150万円、県外移住枠が160万円、ICT枠が200万円です。ノートパソコン、業務用サーバー、開発環境の構築費。ICT起業の初期投資はここに集中しやすいため、ICT枠は上限100万円を使い切りやすい設計といえます。

対象者は「新たに起業する人」、開業後の店には効かない

対象者は、横手市内に住所を有する個人、または市内に主たる事業所を有する法人で、新たに起業する事業者です。

ここで止まる人が多いポイントがあります。すでに開業して数年が経過した事業者は、この補助金の対象になりません。 起業のタイミングを逃すと、あとから同じ枠には申請できない設計です。

  • 対象になる例:これから横手市内で店舗を開き、地域商業の活性化につながる事業を始める個人
  • 対象外になる例:すでに数年前に開業し、営業を続けている既存店舗の追加投資

「新たに起業する」の線引きは、公式の概要に具体的な条件として書かれています。申請時点で事業収入を得ていないことが条件で、法人の場合は設立登記後1年以内かつ事業収入がないことが要件です。売上が立ち始めてからでは間に合いません。

業種の除外も明記されています。農業・金融保険業・医療機関・風俗営業は対象外です。加えて、大企業等のフランチャイズやチェーンに加盟する形での起業も対象になりません。起業後は市内の商工団体(商工会議所・商工会)への加入が求められます。

申請期間は10か月、予算はどう動くか

申請受付は令和8年4月1日から令和9年1月29日まで約10か月の長丁場です。

ただし、期間の長さは安心材料になりません。予算の消化状況によっては、期間の途中で受付が終わる可能性があります。起業のタイミングが決まったら、早めに商工労働課へ相談するのが安全です。

自治体の創業・立地補助金は、開業前が対象か、開業後でなければ対象外か、制度によって正反対の設計です。横手市のこの補助金は「新たに起業する」ことが条件のため、開業のタイミングと申請の順番を間違えないことが最重要です。全国の創業・立地系補助金に共通するつまずきポイントは、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで整理しています。

よくある質問

すでに横手市外で開業していた事業を、横手市に移転する場合は対象になりますか?

公式情報からは明確な記載を確認できませんでした。既存事業の移転が「新規起業」として扱われるかは、横手市商工労働課商業振興係への確認が必要です。

一般枠とICT枠、両方に当てはまる場合はどちらを選べますか?

ICTに特化した起業であれば、ICT枠の対象になる可能性があります。金額面ではICT枠が有利です(補助率1/2・上限100万円に対し、一般枠は1/3・上限50万円)。ただし枠の併願可否や優先順位までは公式情報で確認できないため、商工労働課商業振興係へ相談することをおすすめします。

県外移住枠は、移住してすぐに申請できますか?

具体的な要件(移住時期と起業時期の関係など)は公式情報からは確認できませんでした。県外からの移住を予定している場合は、事前に商工労働課商業振興係へ相談してください。


免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助額・補助率・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず横手市の公式ページおよび商工観光部商工労働課商業振興係で内容をご確認ください。

出典:


補助金の概要早見表(暫定・subsidiesマスタ未登録)

項目内容
対象地域秋田県横手市
対象業種地域商業の活性化につながる事業
利用目的新規起業の初期投資費用
対象者規模新たに起業する個人・法人
補助上限額一般枠50万円/県外移住枠80万円/ICT枠100万円
補助率一般枠:3分の1以内/県外移住枠・ICT枠:2分の1以内
申請受付期間令和8年4月1日〜令和9年1月29日
公式サイトhttps://www.city.yokote.lg.jp/syoukougyo/1001359/1009098.html
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