この補助金で先に確かめたいのは、金額より順番です。横手市の補助は、国(基金)の補助の交付決定を受けた医療機関・薬局にだけ出ます。国の交付決定通知書の写しが申請書類に入っているので、国の申請が先です。
対象は横手市内の病院・診療所・薬局です。福祉医療費(マル福)の受給者証をマイナンバーカードで使えるようにレセプトコンピュータ(診療報酬の請求に使うコンピュータ。以下レセコン)を改修した事業者に、国の補助額に上乗せして交付されます。病院は最大60万円、診療所と大型チェーン薬局以外の薬局は1万8千円までです。申請は2027年2月26日までです。
医療費助成オンライン資格確認補助金の要点まとめ
正式名:横手市医療費助成オンライン資格確認システム改修等事業補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(市内の病院・診療所・薬局)
- 対象業種
- 医療業(病院・診療所・薬局)
- 利用目的
- 福祉医療費のオンライン資格確認に対応するレセコン改修
- 対象地域
- 秋田県横手市(市内に開設した医療機関・薬局)
- 従業員数
- 公式ページに記載なし(国保年金課へお問い合わせください)
いくら
- 補助上限額
- 60万円
- 補助率
- 病院は1/2、診療所・薬局は1/4(大型チェーン薬局は1/2)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年4月1日〜2027年2月26日
うちの医療機関は対象になる?
次の4つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
交付決定は、国の補助が認められたという通知です。「医療機関等におけるマイナンバーカード利活用推進事業」の補助金について国(基金)が出します。2026年度に交付決定を受けた事業者のほか、2024年度か2025年度に交付決定を受けて、市の補助を申請していない事業者も対象です。
次のどちらかに当たると対象外です。
- ✕ 国の交付決定がまだ出ていない
- ✕ 市外の医療機関・薬局
- ✕ 納期限が来た市税が未納
いくら戻ってくる?
事業費(税抜)に、区分ごとの補助率をかけた額です。千円未満は切り捨てます。
| 区分 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|
| 病院(要領第3の1・再来受付機の改修を含む) | 1/2 | 60万円 |
| 病院(要領第3の1・再来受付機の改修を含まない、または第3の2) | 1/2 | 28.3万円 |
| 診療所、大型チェーン薬局以外の薬局 | 1/4 | 1.8万円 |
| 大型チェーン薬局 | 1/2 | 3.6万円 |
- 病院が再来受付機の改修を含めて事業費150万円:150万円 × 1/2 = 75万円 → 上限の60万円
- 病院が再来受付機を含まずに事業費50万円:50万円 × 1/2 = 25万円
- 診療所が事業費6万円:6万円 × 1/4 = 1.5万円
- 個人の薬局が事業費10万円:10万円 × 1/4 = 2.5万円 → 上限の1.8万円
上限に届くのは、病院(再来受付機を含む)で事業費120万円以上、診療所と薬局で7.2万円以上のときです。
事業費は、国(基金)の申請に使った領収書の税抜額です。申請書類の補助額算定シートの【A】欄にそう書かれていて、国の補助額を引く欄はありません。この額に補助率をかけた額と上限額を比べ、低い方が補助額になります。
大型チェーン薬局に当たる条件は、公式ページに書かれていません。自分が当たるかどうかは国保年金課に確かめておくと数字がぶれません。
何が対象の改修?
対象にならないもの
- 国(基金)の補助を受けていない改修
- 要領第3の1・2に当たらない改修
対象になるもの
- 福祉医療費の受給者証情報をオンラインで取得し、マイナ診察券で受付するためのレセコン等の改修(要領第3の1。再来受付機の改修を含む場合があります)
- 福祉医療費の受給者証情報をオンラインで取得するためのレセコンの改修(要領第3の2)
要領は、社会保険診療報酬支払基金(基金)が定めたものです。
申請の流れは?何から始める?
国の申請から始めます。
- 国(基金)の補助を申請し、交付決定を受ける(医療機関・薬局→基金。2026年度分は2027年2月1日まで)
- レセコンの改修を終え、領収書をそろえる(医療機関・薬局→改修した業者)
- 市に申請する(医療機関・薬局→横手市 国保年金課。窓口・郵送・LoGoフォームのどれか。2027年2月26日まで)
国の2026年度の申請は一部が延長され、2027年2月1日までです。ただし受給者証情報をオンラインで取得するためのレセコン改修(要領第3の2)の補助は、2026年9月30日で受付が終わっています。この改修で新しく国に申請して交付決定を受けることはできません。国の交付決定がすでにあるかどうかが分かれ目です。
厚生労働省のページにも、医療費助成のオンライン資格確認に係る改修の補助金は、申請額が予算上限に達したため受付を終了したと書かれています。引き続き受け付けているのは、診療所・病院向けの、マイナ診察券の改修を併せて行う区分です。国の補助は予算の範囲内で、上限に達すると申請期限の前でも受付が終わることがあります。
必要な書類
準備できた 0 / 8
オンライン申請(LoGoフォーム)では、通帳・領収書・領収書内訳書・交付決定通知書の4つを画像かPDFでアップロードします。交付申請書兼実績報告書・補助額算定シート・請求書・チェックシートは、オンラインでは不要です。
振込先の口座は、申請者名義(法人は法人名義)に限られます。交付申請書兼実績報告書には、納期限が来た市税を完納していることと、暴力団が経営に関わっていないことを誓う欄があります。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 国の交付決定がない:国(基金)の交付決定通知書の写しが申請書類の1つです。交付決定を受けていない改修は対象外です。
- 改修が終わっていない:レセコンの改修を完了していることが、補助対象者の条件に入っています。
- 市外の医療機関・薬局:対象は市内に開設した病院・診療所・薬局です。
- 市税が未納:納期限が来た市税を完納していることが、申請書の誓約事項に入っています。
- 受付期間を過ぎた:市への申請は2027年2月26日までです。国の2026年度の申請期限(2027年2月1日)の方が先に来ます。
よくある質問
国の補助を受けていない改修は対象になりますか?
対象になりません。横手市の補助は国(基金)の補助に上乗せして出す仕組みで、国の交付決定を受けていることが条件です。申請書類にも、国の交付決定通知書の写しが入っています。レセコンの改修だけを終えていても、国の補助を申請していなければ、市への申請はできません。まず国の申請の状況を確かめることが先です。
2024年度・2025年度に国の交付決定を受けた改修も対象ですか?
対象になります。2026年度に交付決定を受けた医療機関・薬局のほか、2024年度か2025年度に交付決定を受けていて、市の補助をまだ申請していない医療機関・薬局も申請できます。すでに改修を終えて国の補助を受け取った事業者でも、市の上乗せ分を申請していなければ間に合う可能性があります。市の申請期限は2027年2月26日です。
国の申請はいつまでにすればよいですか?
国(基金)の2026年度分の申請期間は、2026年5月15日から2027年2月1日までです。ただし受給者証情報をオンラインで取得するためのレセコン改修(要領第3の2)の補助だけは、2026年9月30日で受付が終わっています。要領第3の1に当たる改修は2027年2月1日までです。国の補助は予算の範囲内で、上限に達すると期限の前でも受付が終わることがあります。国の申請期限は市の期限より先に来るので、先に国から動くことになります。
補助額はどう決まりますか?
補助対象区分ごとの補助率を事業費(税抜)にかけた額です。千円未満は切り捨てます。病院は補助率2分の1で、再来受付機の改修を含む場合は上限60万円、含まない場合や第3の2は上限28.3万円です。診療所と大型チェーン薬局以外の薬局は4分の1で上限1.8万円、大型チェーン薬局は2分の1で上限3.6万円です。
薬局はいくら補助されますか?
大型チェーン薬局以外の薬局は、補助率4分の1で上限1.8万円です。大型チェーン薬局は補助率2分の1で上限3.6万円です。たとえば事業費10万円の薬局なら、4分の1で2.5万円ですが上限の1.8万円までになります。自分の薬局が大型チェーン薬局に当たるかどうかは、公式ページに条件が書かれていないため、国保年金課に確かめるのが確実です。
診療所はどの区分ですか?
診療所は大型チェーン薬局以外の薬局と同じ区分で、補助率4分の1、上限1.8万円です。病院の区分とは別で、補助率は2分の1、上限は60万円か28.3万円になります。区分で迷うときは申請の前に国保年金課へ確かめておくと、補助額の見込みを誤らずに済みます。
事業費から国の補助額を引きますか?
引きません。公式ページの申請書類作成フォームにある補助額算定シートでは、事業費【A】は国(基金)の申請に使った領収書の税抜額で、国の補助額を引く欄はありません。この額に補助率をかけた額と、区分の上限額のうち低い方が補助額です。自分の領収書の額がいくらになるかは、申請前に国保年金課へ電話で確かめておくと、計算を出し直す手間が減ります。
申請はどこへ出しますか?
窓口(国保年金課)、郵送、オンライン(LoGoフォーム)のどれかで申請します。郵送先は〒013-8601 秋田県横手市中央町8番2号 横手市役所市民生活部国保年金課です。オンラインでは、通帳・領収書・領収書内訳書・交付決定通知書の写しを画像かPDFでアップロードします。申請書の書式は、市の案内ページにあるExcelの申請書類作成フォームを使います。
必要書類は何ですか?
次の8つです。交付申請書兼実績報告書と補助額算定シートと請求書と振込先通帳の写しと領収書の写しと領収書内訳書の写しと国(基金)の交付決定通知書の写しとチェックシートです。オンライン申請では通帳・領収書・領収書内訳書・交付決定通知書の4つだけをアップロードします。申請書・算定シート・請求書・チェックシートは要りません。領収書の内訳書は、改修した業者に頼んで用意します。
医療保険のオンライン資格確認をまだ導入していない場合は?
対象になりません。補助対象者の条件に、医療保険においてオンライン資格確認を実施可能な体制を整えていることが入っています。そのうえで、福祉医療費などのオンライン資格確認に対応するレセコン改修を終え、国の交付決定を受けている必要があります。体制が未整備の場合は、まず医療保険側の整備を先に進める順番になります。
問い合わせ先はどこですか?
横手市 市民生活部 国保年金課 後期高齢者医療係(電話 0182-35-2186)です。大型チェーン薬局に当たるか、国の申請が間に合うのかなどで迷ったら、申請の前に電話で確かめておくと出し直しを防げます。お問い合わせは、公式ページの専用フォームも使えます。本庁舎1階の窓口です。
