店舗の改装は、持ち家でなくても使えるのか。使えます。貸し出す物件も、借りている店舗も対象です。借りている店舗は、自分で経営していることが条件です。小鹿野町の店舗・住宅リフォーム助成金は、工事費の10分の1を町が助成します。
町内業者(小規模事業者登録者等)が施工する、費用20万円以上の未着工の工事だけが対象です。町外の業者に頼む工事や、着工してから出す申請は対象になりません。上限は店舗20万円、住宅10万円、併用住宅30万円です。
小鹿野町店舗・住宅リフォーム助成金の要点まとめ
正式名:小鹿野町店舗・住宅リフォーム助成金
だれが
- 申請者
- 町内に住む世帯主、または法人
- 対象業種
- 業種指定なし(店舗は自身で経営する人)
- 利用目的
- 店舗・住宅・併用住宅のリフォーム費用
- 対象地域
- 埼玉県小鹿野町
- 従業員数
- 公式の一覧に記載なし
いくら
- 補助上限額
- 30万円(併用住宅。店舗のみ20万円、住宅のみ10万円)
- 補助率
- 経費の10分の1(1,000円未満切り捨て)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 一覧に期間の記載なし(着工前に提出)
うちの工事は対象になる?
次のすべてに当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 6
店舗は、貸し出す物件も対象です。ただし賃借した物件は、自分で経営するものに限ります。住宅は、賃借物件なら所有者の承諾が要ります。
次のどれかに当たると、対象外です。
- ✕ 町外の業者が施工する
- ✕ すでに着工している
- ✕ 工事費が20万円に届かない
町内業者の範囲は「小規模事業者登録者等」と書かれています。「等」に何が含まれるかは一覧に記載がないため、業者に頼む前に商工観光課へ確かめると確実です。
どこで線が引かれているのか
この助成は「町内の事業者に仕事を回す」ことと、「申請前に工事を決めすぎない」ことの2点で線が引かれています。読者の判断に関わるのは次の違いです。
| 対象になる | 対象にならない | |
|---|---|---|
| 施工する業者 | 町内業者(小規模事業者登録者等) | 町外の業者 |
| 工事の時期 | 申請の時点で未着工 | 着工後に申請したもの |
| 工事費 | 20万円以上 | 20万円未満 |
| 店舗 | 自分で経営する物件、貸し出す物件 | 賃借物件で、自分が経営しないもの |
| 住宅 | 自分が住む物件 | 自分が住まない物件 |
賃借した店舗を自分で経営しているなら、対象です。逆に、借りた店舗をそのまま他人に使わせる場合は、自分で経営していないので外れます。
いくら助成される?
工事費の10分の1です。1,000円未満は切り捨てます。
- 店舗だけを150万円で改装する:150万円 × 1/10 = 15万円
- 店舗だけを250万円で改装する:250万円 × 1/10 = 25万円 → 上限の20万円
- 住宅だけを80万円で改修する:80万円 × 1/10 = 8万円
- 併用住宅で店舗分100万円と住宅分50万円:10万円 + 5万円 = 15万円
- 店舗だけを128万5千円で改装する:12万8,500円 → 切り捨てて12万8,000円
上限に届くのは、店舗なら200万円以上、住宅なら100万円以上の工事です。併用住宅は店舗分と住宅分の合算で上限30万円です。店舗分200万円と住宅分100万円の工事なら、合計で上限に届きます。
申請の流れ
- 工事の見積もりを取る(申請者→町内業者。費用が20万円以上になるかを確かめる)
- 着工の前に、必要書類を出す(申請者→小鹿野町商工観光課の窓口。役場1階)
- 町内業者が工事をする(町内業者。着工は申請のあと)
- 工事のあとの手続きを確かめる(申請者→商工観光課。一覧に記載がないため、申請のときに聞いておく)
必要な書類
準備できた 0 / 2
書類の名前と部数は、一覧に載っていません。見積書は工事の費用と施工業者を示すために要ると考えられますが、公式の記載ではないので、提出の前に商工観光課(役場代表 0494-75-1221)で確かめてください。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 着工してから申請した:申請の時点で未着工であることが条件です。着工後は、あとから出しても対象になりません。
- 町外の業者に頼んだ:施工するのは町内業者に限ります。町外の業者の工事は、費用が20万円を超えても対象外です。
- 予算の上限に達した:町の一覧に、受付は予算の上限に達した時点で終わる場合があると書かれています。
併用住宅と、似ている制度の違い
店舗と住宅が一つの建物にある併用住宅は、店舗分と住宅分を分けて10分の1を出し、合算して上限30万円で計算します。工事費の中で店舗分と住宅分の内訳が分かるように、見積もりを分けてもらうと進めやすくなります。
同じ小鹿野町には、空き家を改修する制度や創業向けの制度が別にあります。空き家の改修を考えているなら、まず「空き家改修補助金」の対象かを確かめてください。併用できるかどうかは一覧に記載がないので、組み合わせたいときは窓口に確かめてください。
よくある質問
賃借している店舗でも申請できますか?
申請できます。店舗は、自分で経営する物件か貸し出す物件が対象で、賃借物件の場合は自分で経営するものに限られます。借りた店舗で営業しているなら、条件に当たります。借りた店舗をそのまま他人に使わせるなど、自分では経営しない場合は外れます。書類の出し方は、工事の前に商工観光課へ確かめてください。
賃借している住宅でも申請できますか?
申請できます。ただし、賃借物件は所有者の承諾が必要です。承諾の形式(書面かどうか)は一覧に書かれていません。住宅は自分が住んでいる物件が対象なので、借りた家に住んでいる人は、先に大家さんの承諾を取り、そのうえで商工観光課に書類の出し方を確かめてください。承諾なしに工事を進めると、申請の段階で外れるおそれがあります。
着工したあとでも申請できますか?
できません。申請の時点でまだ着工していない工事が対象です。見積もりを取るだけなら着工には当たりませんが、契約や発注をどこから「着工」と見るかは一覧に記載がありません。業者と契約する前に、商工観光課へ確かめておくと確実です。着工後に気づいた場合は、その工事は助成の対象にならないと考えて、計画を立て直してください。
町外の業者に頼んだ工事も対象になりますか?
対象になりません。施工するのは、町内業者(小規模事業者登録者等)に限られます。町外の業者のほうが安い、得意な工事だという場合でも、この助成の対象からは外れます。助成額は工事費の10分の1なので、町外業者との差額が助成額を上回るなら、町内業者に頼まずに助成を諦める判断もありえます。見積もりを両方取って比べてください。
工事費が20万円に届かない場合はどうなりますか?
対象外です。対象は費用20万円以上の工事で、これに届かないと申請できません。複数の小さな工事を合わせて20万円にできるかは、一覧に記載がありません。壁紙の張り替えと設備の交換を別々に頼む場合などは、まとめて一つの工事として扱えるかを、申請の前に商工観光課へ聞いておくと安心です。
併用住宅は、上限がいくらになりますか?
店舗分と住宅分の合算で、上限30万円です。店舗だけなら上限20万円、住宅だけなら上限10万円で、併用住宅は店舗分と住宅分を合算して30万円までです。たとえば店舗分100万円と住宅分50万円の工事なら、10万円と5万円で15万円になります。見積書では店舗の工事と住宅の工事を分けてもらうと、助成額の計算がしやすくなります。
個人事業主でも申請できますか?
個人の場合は、小鹿野町にお住まいの世帯主の方が対象です。法人も対象になります。個人事業主で町内に住んでいて、自分で経営する店舗をリフォームするなら、申請できます。町外に住んでいて町内に店舗を持つ個人が対象になるかは、一覧に記載がありません。当てはまりそうな場合は、商工観光課へ確かめてください。
申請の受付期間はいつからいつまでですか?
令和8年度の一覧には、受付期間の記載がありません。申請は着工前に商工観光課の窓口へ書類を出す形で、終了の日付は書かれていません。一方で、予算の上限に達したら受付が終わる場合があるとも書かれています。リフォームの時期が決まったら、早めに問い合わせて、予算が残っているかを聞いておくのが安全です。
助成額の端数はどうなりますか?
1,000円未満は切り捨てです。たとえば店舗の工事に128万5千円かかった場合、10分の1は12万8,500円ですが、助成額は12万8,000円になります。上限に届く工事では、端数は関係ありません。工事費が上限に届かない範囲で、見積もりの金額を調整するときの目安にしてください。
他の補助制度と一緒に使えますか?
一覧には記載がありません。同じ工事に別の補助を使えるかどうかは、制度ごとに決まりがあり、記載のないまま断定はできません。町には空き家の改修や太陽光発電設備の設置など、ほかの補助制度もあります。同じ費用を二重に補助する扱いになる可能性があるため、組み合わせる前に商工観光課へ確かめてください。
どこに申請すればよいですか?
小鹿野町役場の商工観光課(役場1階)です。役場代表の電話は0494-75-1221で、商工観光課につないでもらえます。着工の前に、必要書類を窓口へ出します。書類の様式、受付の期限、併用の可否、町内業者の範囲など、一覧に記載がない点が複数あります。見積もりを取る段階で一度相談しておくと、書類の出し直しを防げます。
申請の前に見積もりだけ取ってもよいですか?
見積もりを取ること自体は、問題になりにくいと考えられます。条件は「申請の時点で未着工」であることで、見積もりは工事の着工に当たらないためです。ただし、見積もりに署名して契約を結ぶと、着工と同じ扱いになる可能性があります。契約の前に申請を出す流れで進めてください。扱いが気になる場合は、商工観光課に確かめるのが確実です。
