岡山県のこの補助金は、他県と違って複数回に分けて公募される運用になっています。1回で予算を使い切らず、年度の中で何度もチャンスを作る設計です。令和8年度第1回の受付は6月5日で終了しました。次回の第2回は8月17日〜9月4日に控えています。
中小企業等海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(岡山県内に事業所を有する中小企業者等) |
| 制度名 | 令和8年度中小企業等海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業) |
| 対象業種 | 業種指定なし |
| 利用目的 | 販路開拓・展示会 |
| 対象地域 | 岡山県 |
| 従業員数 | 規定なし(中小企業者が中心) |
| 補助上限額 | 300万円(特許150万円、実用新案・意匠・商標60万円、抜け駆け対策商標30万円が案件ごとの上限) |
| 補助率 | 1/2以内 |
| 申請受付 | 第1回: 令和8年5月17日〜6月5日(終了)/第2回: 8月17日〜9月4日 |
| 公式サイト | 岡山県産業振興財団「令和8年度中小企業等海外展開支援事業費補助金」 |

複数回公募という設計が持つ意味
岡山県は少なくとも第2回まで公募が確定しています。第1回に間に合わなかった、あるいは第1回の予算に採択されなかった企業にも、年度内にもう一度チャンスがあるという点が、この制度の実務上の特徴です。他県の海外出願支援事業が単発の公募で終わることが多い中、岡山県はこの複数回運用によって、出願準備が遅れがちな中小企業にも間口を広げていると考えられます。
対象経費と上限額の考え方
対象経費は外国特許庁への出願手数料、弁理士費用、翻訳料などです。企業単位の上限は300万円ですが、案件ごとの上限は権利の種類で分かれています。
- 特許: 150万円
- 実用新案・意匠・商標: 60万円
- 抜け駆け対策商標: 30万円
同一年度内に複数の権利を出願する場合、この案件ごとの上限を積み上げて300万円まで使うことができます。
第2回に向けてやるべきこと
令和8年度第1回は6月5日で受付を終了しています。次回は8月17日〜9月4日の第2回です。 準備に使える時間は約2か月あります。
- 出願予定国・権利の種類の確定
- 現地代理人・国内弁理士への相談・見積取得
- 翻訳が必要な場合は翻訳会社の選定
よくある質問
今から申請できますか?
第1回はできません。令和8年度第1回は6月5日で受付を終了しています。次回は8月17日〜9月4日の第2回です。
第2回に間に合うよう今から準備してよいですか?
問題ありません。出願予定国・権利の種類の確定や、代理人への相談は今から進めても対象外にはなりません。 ただし契約・支払いは交付決定後に行う必要があります。
特許以外の出願でも対象になりますか?
なります。実用新案・意匠・商標も対象で、それぞれ上限60万円です。 企業単位の上限300万円の範囲内で複数件を組み合わせることもできます。
