観光客に喜ばれる新商品を作りたいけれど、試作や資材にかかる費用がネックになる。地域の魅力を商品に落とし込みたい小規模事業者ほど、この壁にぶつかりやすいものです。
小樽市日本遺産推進協議会は、日本遺産の魅力を伝える商品開発を後押しする「日本遺産関連商品開発補助金」を実施しています。新商品の開発だけでなく、既存商品を日本遺産関連商品として改良する場合やパッケージの開発・改良も対象です。補助率は対象経費の2分の1、上限10万円で、想定採択件数は約10件です。
日本遺産関連商品開発補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主・団体) |
| 制度名 | 日本遺産関連商品開発補助金 |
| 対象業種 | 指定なし |
| 利用目的 | 日本遺産関連商品の開発・改良、パッケージ開発 |
| 対象地域 | 北海道小樽市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 10万円(5万円以上10万円以下) |
| 補助率 | 対象経費の2分の1 |
| 申請受付 | 2026年9月1日~予算額に達し次第終了 |
| 公式サイト | https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2026083100022/ |
対象になる事業者
対象は、小樽市内の事業者、個人事業主、団体等です。次の3つのいずれかに取り組む場合が補助対象になります。
- 新たな日本遺産関連商品の開発
- 既存商品を改良して日本遺産関連商品化すること
- パッケージ等の開発・改良
すでにある商品を「日本遺産にちなんだ商品」として作り直すケースも対象に含まれる点がポイントです。ゼロから新商品を作らなくても、既存商品のブランディングを見直すという使い方ができます。
対象になる経費
対象経費の詳細は、募集要領や交付要綱のPDFファイルで確認する必要があります。具体的な経費区分(原材料費・デザイン費・パッケージ費用等)は、必ず募集要領で確認してから計画を立てることをおすすめします。
補助額と補助率
補助率は対象経費の2分の1、補助額は5万円以上10万円以下です。下限が設けられている点に注意してください。
- 対象経費が15万円の場合、2分の1は7.5万円。5万円以上10万円以下の範囲内なので、7.5万円が補助額の目安です。
- 対象経費が25万円を超える場合、2分の1計算では10万円を超えますが、上限10万円が優先されます。
- 対象経費が9万円程度と少額の場合、2分の1は4.5万円となり、下限の5万円に届かない可能性があります。
想定採択件数は約10件で、予算の範囲内での交付になります。
申請の流れ
- 対象要件の確認:小樽市内の事業者・団体であることを確認します。
- 募集要領の入手:小樽市の公式ページから募集要領・交付要綱(PDF)を確認します。
- 申請書類の準備:申請書(様式第1号~第4号)、事業計画書、予算明細書、見積書などを準備します。
- メールでの提出:申請書類をPDFファイルでメール送信します(申請先:nihon-isan@city.otaru.lg.jp)。
- 審査・交付決定:小樽市日本遺産推進協議会による審査を経て交付が決定されます。
- 事業実施・実績報告:事業完了期限(2027年2月末日)までに実施し、報告します。
落ちる・返還になる要因
- 交付決定前の発注・購入:交付決定より前に発注・購入した経費は対象外になる可能性が高い制度です。
- 対象経費が下限額に届かない:対象経費が少額すぎると、2分の1計算後の補助額が下限5万円を下回り、対象外になるおそれがあります。
- 予算超過による早期終了:予算額に達し次第、申請期間中でも受付が終了します。想定採択件数が約10件と限られているため、早めの相談・申請がおすすめです。
- 事業完了期限を過ぎる:2027年2月末日までに事業を完了できないと、実績報告ができず補助を受けられません。
よくある質問
Q. 個人事業主でも申請できますか?
はい。市内事業者、個人事業主、団体等が対象とされています。
Q. 既存商品の改良でも対象になりますか?
はい。既存商品を改良して日本遺産関連商品化する取り組みも対象です。ゼロからの新商品開発に限りません。
Q. 補助額はいくらから受けられますか?
補助額は5万円以上10万円以下です。対象経費が少額すぎると下限に届かない可能性があるため、事前に計画を確認しておくと安心です。
Q. 申請はいつまで受け付けていますか?
2026年9月1日から予算額に達するまでです。事業完了期限は2027年2月末日です。
Q. 申請方法はどのようになっていますか?
申請書類一式をPDFファイルにして、メール(nihon-isan@city.otaru.lg.jp)で送信する方式です。
