省エネ設備の入れ替えを検討する前に、まず自社のエネルギー使用状況を専門家に診断してもらいたい。ただし、診断料も決して安くはありません。小樽市の「省エネルギー診断補助金」は、その診断料そのものを補助する制度です。1事業者につき上限5万円、診断料の全額が対象になります。
小樽市省エネルギー診断補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 小樽市省エネルギー診断補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(市内事業者) |
| 利用目的 | 省エネ診断機関に支払う診断料の補助 |
| 対象地域 | 北海道小樽市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 5万円(診断料全額、上限5万円) |
| 補助率 | 10/10(診断料全額。消費税・地方消費税・印紙税・振込手数料は対象外) |
| 申請受付 | 令和8年4月15日〜令和9年2月26日 |
| 公式サイト | https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2025040700015/ |

対象になる事業者
対象は、市内に事務所・事業所を持つ事業者で、次のすべてを満たす必要があります。
- 過去にこの補助金の交付を受けていないこと
- 小樽市税を滞納していないこと
- 暴力団関係者でないこと
過去に一度でもこの補助金を使ったことがある事業者は、再度申請できません。 1事業者につき1回限りの制度です。
対象になる診断は3種類
補助対象になる診断は、次の3つの機関が実施するものに限られます。
| 実施機関 | 診断メニュー |
|---|---|
| 一般財団法人省エネルギーセンター | 省エネ最適化診断、ステップアップ診断 |
| 一般社団法人環境共創イニシアチブ | ウォークスルー診断、IT診断、伴走支援 |
| パートナー省エネ支援機関 | 省エネ・地域パートナーシップ制度に基づく診断 |
同一内容の診断は、同一事業所につき1回のみが補助対象です。 同じ診断メニューを複数回受けても、2回目以降は補助されません。
補助額のシミュレーション
いくらもらえるか計算する
補助率 10/10 / 上限 5万円
診断料が3万円だった場合、補助額は全額の3万円。自己負担はゼロです。診断料が7万円だった場合は、上限の5万円までしか補助されず、2万円が自己負担になります。
| ケース | 診断料 | 補助額 |
|---|---|---|
| 診断料3万円 | 3万円 | 3万円(全額) |
| 診断料5万円 | 5万円 | 5万円(上限) |
| 診断料7万円 | 7万円 | 5万円(上限額まで) |
診断料に消費税や振込手数料が含まれている場合、それらの費用は対象経費から除かれる点に注意してください。
申請受付は令和8年4月15日から令和9年2月26日まで
申請受付期間は令和8年4月15日から令和9年2月26日までです。診断を受けてから申請する流れになるため、年度末が近づくと診断機関の予約が埋まりやすくなります。診断を検討し始めた段階で、早めに診断機関へ相談しておくと安心です。
この診断補助金を使って自社のエネルギー使用状況を把握したあとは、老朽化した設備の更新を検討する事業者も多くいます。小樽市には、省エネ診断の結果(削減率10%以上)を条件に設備更新費用(上限100万円)を補助する別の制度「小樽市中小企業等省エネ推進補助金」もあります。診断はこの制度の申請にも活用できるため、あわせて確認しておくと二重の投資を避けられます。
よくある質問
診断機関はどこでもよいのですか?
いいえ。一般財団法人省エネルギーセンター、一般社団法人環境共創イニシアチブ、または「省エネ・地域パートナーシップ制度」のパートナー機関が実施する診断に限られます。それ以外の民間コンサルティングは対象外です。
同じ診断を2回受けた場合、2回とも補助されますか?
されません。同一内容の診断は、同一事業所につき1回のみが補助対象です。
過去にこの補助金を使ったことがある場合は再申請できますか?
できません。過去にこの補助金の交付を受けていないことが要件の一つです。
