会社を通さず、個人でリスキリング講座の費用補助を受けられるのか——結論から言うと、受けられます。この制度は企業向けの助成金ではなく、個人が受講するリスキリング講座の費用を補助する仕組みです。経済産業省のリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金(六次公募)は、令和7年度六次公募は2025年9月16日で募集終了しています。
補助の対象は「キャリア相談」「リスキリング講座受講」「転職支援」を一体的に提供する事業者経由での申請になります。個人が直接、経済産業省に申請する制度ではありません。
リスキリング キャリアアップ補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 個人(キャリア相談・リスキリング・転職支援を一体提供する事業者経由) |
| 制度名 | リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金(六次公募) |
| 対象業種 | 指定なし(個人が申請対象) |
| 利用目的 | 個人のリスキリング講座受講費用・転職支援の補助(人材育成・研修) |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(個人が申請) |
| 補助上限額 | 講座費用の1/2を1人あたり最大40万円まで定額補助。転職後1年継続就業でさらに1/5相当額を追加(受講修了者1人あたり上限16万円) |
| 補助率 | 講座費用の1/2以内(定額上限あり)、転職後支援は1/5相当額 |
| 申請受付 | 終了(2025年8月4日〜9月16日) |
| 公式サイト | 事業公式サイト「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」 |

「自分で申請する」制度ではない。ここを取り違えると動けません
この補助金は、経済産業省の採択を受けた登録事業者(キャリアコンサルティング会社・人材会社等)を通じて個人が支援を受ける仕組みです。個人が直接、経済産業省やjGrantsに補助金を申請するわけではありません。
「補助金だから自分で申請するもの」と思い込むと、申請窓口が見つからず止まってしまいます。 まず自分が使いたい登録事業者(キャリア相談〜リスキリング〜転職支援を提供する事業者)を探すところから始める制度です。
対象になる費用・ならない費用
- 対象になる: 登録事業者が提供するリスキリング講座の受講費用(税抜)、転職後1年間継続就業した場合の追加支援
- 対象にならない可能性が高い: 登録事業者を介さない独学の講座費用、転職を伴わないスキルアップのみの受講(追加支援部分)
講座費用の補助と、転職成功後の追加補助の2段階になっているため、講座を受けただけで終わる場合と、実際に転職して1年続けた場合とで、受け取れる総額が変わります。
今から申請できるか。次回への備え
六次公募は2025年9月16日で終了しました。この事業は名前の通り「六次」まで公募が重ねられており、継続的に公募が実施される制度です。次回(七次公募)が実施される可能性はありますが、時期や条件は現時点で確認できていません。
リスキリングによる転職を考えている個人は、まず登録事業者の一覧を事業公式サイトで確認し、次回公募開始に備えて相談を始めておくとよいでしょう。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。六次公募は2025年9月16日で受付を終了しています。次回公募の有無は事業公式サイトでご確認ください。
会社の従業員として申請することもできますか?
制度上は個人向けの補助ですが、企業に在籍したまま登録事業者のリスキリング支援を受けることも想定されています。詳細は登録事業者にご確認ください。
補助金は誰の口座に振り込まれますか?
補助の実務は登録事業者を通じて行われるため、個人が直接補助金を受け取る形か、講座費用が事前に減額される形かは登録事業者ごとの運用によります。利用予定の登録事業者に確認してください。
