新商品を作りたい、ブランディングを見直したい。しかしデザインやマーケティングの専門家に依頼するあてがない——そんな県内事業者と、県内のクリエイターを引き合わせる仕組みが、佐賀県のサガ・クリエイティブコネクト補助金です。単なる資金補助ではなく「誰と組んで何を作るか」まで含めて支援する制度で、令和8年度は2次募集が始まっています。
制度は3段階に分かれています。初回相談だけなら費用支援、本格的な商品開発やブランディングに取り組む「伴走型支援」なら補助率2分の1・上限100万円、既存商品のブラッシュアップに絞った「スポット型支援」なら同じく2分の1・上限50万円です。初回相談支援の申込は令和8年6月2日から令和9年1月29日まで、伴走型・スポット型は令和8年7月21日から8月31日までの受付でした。
サガ・クリエイティブコネクト補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 令和8年度サガ・クリエイティブコネクト補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(農林漁業者・医療福祉業者を除く) |
| 利用目的 | 商品開発・ブランディング(クリエイターとのマッチング) |
| 対象地域 | 佐賀県内で事業または業務を行う事業者 |
| 従業員数 | 規定なし(中小企業者が対象) |
| 補助上限額 | 伴走型100万円/スポット型50万円 |
| 補助率 | 2分の1以内 |
| 申請受付 | 初回相談支援: 令和8年6月2日〜令和9年1月29日(伴走型・スポット型は交付決定日から令和9年1月29日まで) |
| 公式サイト | 佐賀県産業振興機構「サガ・クリエイティブコネクト補助金」 |

補助金より先に「誰と組むか」が決まる制度
この補助金の特徴は、経費を出す前提として県に登録されたクリエイターとのマッチングが組み込まれていることです。自分で好きなデザイナーやコンサルタントを選んで依頼する一般的な補助金とは違い、まず初回相談を通じて登録クリエイターと接点を持ち、そこから伴走型・スポット型の支援に進むという流れになります。
すでに組みたい相手が決まっている場合でも、その相手が登録クリエイターに含まれているかを先に確認しておく必要があります。
伴走型とスポット型、どちらを選ぶか
- 伴走型支援: 戦略立案から試作、改善までを通じて新商品開発やブランディング、新規事業立ち上げに取り組む場合。補助率2分の1、上限100万円
- スポット型支援: すでにある商品のブラッシュアップに絞った取り組み。補助率2分の1、上限50万円
ゼロから新しい商品を作るなら伴走型、すでにある商品を改善するならスポット型というのが大まかな使い分けです。どちらに該当するか迷う場合は、初回相談の段階で確認できます。
令和8年度は2次募集。締切は令和9年1月29日まで
令和8年度のサガ・クリエイティブコネクト補助金は2次募集の段階です。初回相談料支援事業は令和9年1月29日まで継続して申込を受け付けていますが、伴走型・スポット型支援は交付決定を受けたうえで令和9年1月29日までに事業を完了させる必要があります。交付決定を受けてから実際に取り組みを進めるまでの時間が限られるため、早めに初回相談を済ませておくことが重要です。
よくある質問
農業や漁業を営んでいますが対象になりますか?
原則として農林漁業者は対象から除外されています。加工品の製造販売など事業内容によって扱いが変わる可能性があるため、個別に問い合わせることをおすすめします。
クリエイターへの謝礼はすべて対象経費になりますか?
対象経費の範囲は募集要項で定められています。クリエイターへの委託料が中心になりますが、詳細は公益財団法人佐賀県産業振興機構に確認してください。
初回相談だけで終わっても問題ありませんか?
初回相談料支援事業は相談自体を支援する制度なので、そのあと伴走型・スポット型に進まなくても問題ありません。
