酒田港を使っていれば誰でも助成金がもらえるのか——もらえません。この制度は実施主体が山形県ではなく酒田港湾振興会(事務局:酒田市商工港湾課)で、陸送距離が50km未満の貨物に限られます。
酒田港コンテナ貨物利用促進助成事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 酒田港コンテナ貨物利用促進助成事業 |
| 対象業種 | 業種指定なし(酒田港のコンテナ貨物を利用する荷主) |
| 利用目的 | 国際定期コンテナ航路の利用促進(陸送距離が近い貨物の助成) |
| 対象地域 | 酒田市内に事務所等を置く企業(酒田港湾振興会の会員) |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 24万円(1荷主あたり) |
| 補助率 | 1TEUあたり8,000円 |
| 申請受付 | 令和8年7月1日〜令和9年3月10日 |
| 公式サイト | 酒田市「酒田港コンテナ貨物利用促進助成事業【酒田港湾振興会】」 |

対象になる貨物/ならない貨物
なぜ陸送距離で線引きされているのか。この助成事業は「酒田港をもっと使ってもらう」ことが目的で、すでに酒田港から近い場所に立地している事業者ほど恩恵を受けやすい設計になっています。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 対象になる | 年間5TEU以上利用した荷主の、酒田港⇔発着地の陸送距離が50km未満のコンテナ貨物 |
| 対象にならない | 陸送距離50km以上のコンテナ貨物、年間利用量が5TEU未満の荷主 |
助成を受けるには「酒田港湾振興会の会員であること」が前提条件です。 陸送距離が50kmを超える貨物は、そもそも対象外になるので、酒田港をどこから使うかを先に確認してください。会員でない事業者は、まず酒田港湾振興会への加入手続きが必要になります。
「山形県」ではなく「酒田市」の制度である点に注意
この助成事業は実施主体が酒田港湾振興会で、事務局は酒田市商工港湾課が務めています。山形県が実施する補助金の告知一覧に紛れて表示されることがありますが、申請窓口・問い合わせ先はいずれも酒田市です。山形県の他の産業支援制度と混同しないよう注意してください。
よくある質問
Q. 陸送距離はどこからどこまでを測りますか?
A. 公式ページの記載は「酒田港⇔発着地」の陸送距離とされていますが、起点・終点の具体的な測り方までは明記されていません。詳細は酒田市商工港湾課(0234-26-5758)にご確認ください。
Q. 農産品の輸出にも使えますか?
A. この助成事業はコンテナ貨物全般が対象ですが、酒田港湾振興会には別に「酒田港農産品輸出促進助成事業」という制度もあります。農産品輸出が中心の場合は、そちらの制度もあわせて確認するとよいでしょう。
Q. 「プロスパーポートさかた」の陸送費助成と併用できますか?
A. 公式ページには、プロスパーポートさかたポートセールス協議会の陸送費助成と併せて申請する場合、一部書類を省略できる可能性があると記載されています。詳細は窓口にご確認ください。
