電力・ガス・石油精製など産業インフラの保安業務は、感染症拡大時にも止められません。人が現場に出向かずに安全を確保する技術が求められました。産業保安高度化推進事業費補助金は、IoT・AIを使った遠隔監視・自動点検などスマート保安技術の開発・実証費用を補助する制度でした。令和2年度3次補正予算分の公募は、2021年5月28日で終了しています。
産業保安高度化推進事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(産業保安分野の事業者及びIoT・AI等の新技術を扱う事業者) |
| 制度名 | 産業保安高度化推進事業費補助金(令和2年度3次補正予算) |
| 対象業種 | 電力・ガス・石油精製・石油化学・一般化学・高圧ガス・鉄鋼等の産業保安分野 |
| 利用目的 | スマート保安技術(遠隔監視・自動点検等)の開発・実証 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(中小企業向け・中小企業以外向けで申請様式が分かれる) |
| 補助上限額 | 公式ページに記載なし(SIIへお問い合わせください) |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(SIIへお問い合わせください) |
| 申請受付 | 終了(2021年4月21日〜2021年5月28日) |
| 公式サイト | SII「令和2年度補正予算 産業保安高度化推進事業費補助金」 |

4つの類型に分かれた事業内容
この補助金は、対象とする技術によって4つの類型に分かれていました。
- 類型A(AI実証): 保安業務AIの開発・実証
- 類型B(防爆ドローン等): 防爆ドローン等の開発・実証
- 類型C(発電所遠隔制御): 発電所における省人・遠隔化技術の開発・実証
- 類型D(スマート鉄塔): 送電鉄塔の保安業務における省人・遠隔化技術の開発・実証
いずれも「現場に人を出さずに保安を維持する」という共通の狙いを持つ技術実証で、事業者は自社が取り組む技術がどの類型に該当するかを公募要領で確認する必要がありました。
今から申請できるか
令和2年度3次補正予算分の公募は2021年5月28日で終了しています。産業保安高度化推進事業費補助金は、令和3年度補正予算分でも執行団体公募が行われるなど、年度を変えて継続実施されてきました。産業インフラのスマート保安化を検討している事業者は、経済産業省「スマート保安」のページで最新の公募情報を確認することになります。
よくある質問
今から申請できますか?
このページで扱っている令和2年度3次補正予算分の公募は終了しています。最新の公募情報は、経済産業省「スマート保安」のページで確認してください。
中小企業でなくても申請できますか?
公式ページでは中小企業用・中小企業以外用の2種類の申請様式が用意されていました。中小企業に限定された制度ではありません。
一般の製造業者でも申請できますか?
対象は電力・ガス・石油精製・石油化学・一般化学・高圧ガス・鉄鋼等の産業保安分野に携わる事業者、及びIoT・AI等の新技術を扱う事業者です。一般的な製造業の設備投資を目的とした申請は想定されていません。
