太陽光と蓄電池、両方入れたら補助金はいくらになるのか。結論から言うと、設備ごとに別の計算式で足し合わせます。

瀬戸内市の「事業者用脱炭素推進設備導入補助金」は、太陽光発電・蓄電池・EV・充放電設備・高効率空調の5種類を対象にした制度です。太陽光発電は1kWあたり5万円で上限1,500万円。他の設備も併用できます。令和8年度は6月1日から受付が始まり、予算上限に達し次第終了します。

この補助金の概要(早見表)

検索項目内容
申請者事業者(法人・個人事業主)
制度名瀬戸内市事業者用脱炭素推進設備導入補助金
対象業種業種指定なし(市内で事業を営む事業者)
利用目的太陽光発電・蓄電池・EV・充放電設備・高効率空調機器の導入
対象地域岡山県瀬戸内市
従業員数規定なし
補助上限額設備により異なる(太陽光発電は上限1,500万円、詳細は本文)
補助率設備により異なる(1/3〜1/2、太陽光は1kWあたり5万円)
申請受付令和8年6月1日〜(予算上限に達し次第終了)
公式サイトhttps://www.city.setouchi.lg.jp/site/zero-co2/131920.html
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※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。

あなたの会社は対象になるか

対象になるのは、市内で自ら事業を営む事務所・事業所に設備を設置する事業者です。PPA事業者やリース事業者が、市内の事業所に設備を提供するケースも対象になります。

対象になる条件は次の3つです。

  • 市税を滞納していないこと
  • 暴力団関係者ではないこと
  • 補助対象設備が中古品ではないこと

一方、対象外になるのはどんなケースか。中古設備の導入は対象外です。新品であることが前提の制度だからです。太陽光発電は、FIT(固定価格買取制度)の認定を受けると対象外になります。自家消費が前提の設備だからです。

5つの設備、補助率と上限額はいくらか

設備ごとに補助率・上限額の計算式が違います。あなたの会社で導入したい設備がどれかによって、補助額の出し方が変わります。

設備補助率・上限額
太陽光発電設備1kWあたり5万円か対象経費の低い方、上限1,500万円(ソーラーカーポートは1/3以内、上限4,500万円)
定置用蓄電池1/3(上限15kWh)、単価上限は業務用19万円/kWh
シェアEV等(EV・PHV)EV上限100万円/台、PHV上限60万円/台(車体価格の1/3が低ければそちら)
充放電設備等1/2、充電設備工事費は上限10万円
高効率空調機器業務用1/2・上限200万円、その他は上限10万円
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たとえば、次のような組み合わせで補助額のイメージがつきます。

  • 製造業の工場:50kWの太陽光発電(対象経費600万円)を導入。1kWあたり5万円なら250万円が上限計算値。対象経費の方が高いため補助額は250万円
  • 飲食店(テナントビル1階):業務用エアコン2台を高効率モデルに入れ替え。対象経費300万円なら補助率1/2で150万円、上限200万円の範囲内で満額
  • 小売店:定置用蓄電池10kWhを導入。対象経費280万円のうち1/3は約93万円。単価上限(10kWh×19万円=190万円)の範囲内なので93万円が補助額

交付決定前の着工は対象外

着工していいのは、交付決定の通知を受けた日からです。それより前に工事を始めると、対象から外れます。

見積もりの取得や業者との打ち合わせは、交付決定前でも進められます。契約と着工だけは、通知が届いてからです。

同じように「交付決定前の発注は対象外」というルールは、他の自治体の省エネ・脱炭素系補助金にも共通しています。ただし太陽光発電では「契約は交付決定前でも可、着工だけ交付決定後」という細かい線引きをする自治体もあります。瀬戸内市の場合は着工そのものが交付決定後という条件なので、契約のタイミングも慎重に判断したいところです。この線引きの違いは、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで他の自治体の実例とあわせて紹介しています。

必要書類はどう変わるか

太陽光・蓄電池と、空調機器では求められる書類が違います。

設備区分主な必要書類
共通交付申請書(様式第1号)、事業計画書(様式第2号)、誓約書(様式第3号)、市税完納証明書
太陽光発電・蓄電池見積書及び内訳書、設備仕様書、機器配置図・系統図、自家消費計画書
高効率空調機器省エネ設備効果等算定シート(様式第7号)、旧機器の仕様書・銘板写真、設置予定図
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自家消費計画書は太陽光発電で必須です。「再エネ電力の30%以上を自家消費する」ことが要件になっているため、売電中心の計画では対象になりません。

太陽光や蓄電池以外にも、自社が対象になる補助金がないか気になる方は、3分でできる補助金診断も活用してみてください。

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自家消費計画書の作り方や、複数設備の組み合わせ方に迷う場合は専門家に相談するのも一つの手です。

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よくある質問

太陽光発電と蓄電池を同時に導入する場合、両方申請できますか?

できます。定置用蓄電池は太陽光発電設備の附帯設備という位置づけで、両方の対象経費をそれぞれの計算式で申請します。

リースで太陽光発電設備を導入する場合も対象になりますか?

対象になります。リース事業者が市内の事業所に設備を提供する場合も補助対象です。PPA(第三者所有)モデルも同様に対象です。

交付決定前に契約だけ済ませておくのは問題ありませんか?

公式の交付要綱には「交付決定の通知を受けた日以後に工事を着工しなければならない」と明記されています。契約のタイミングについて個別の定めがあるかは、申請前に生活環境課へ確認することをおすすめします。


免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助額・補助率・対象設備・申請要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず瀬戸内市の公式ページおよび最新の交付要綱で内容をご確認ください。

出典: