喫煙室の見積もりが、思ったより高い。そんな声をよく聞きます。

下野市の「受動喫煙防止対策事業補助金」は、国の助成金に上乗せする形の制度です。単独では使えません。国または生衛業の助成金を先に受け、その残りの自己負担分の1/2(上限10万円)を市が補助します。

この補助金の概要(早見表)

検索項目内容
申請者事業者(法人・個人事業主)
制度名下野市受動喫煙防止対策事業補助金
対象業種業種指定なし
利用目的喫煙専用室・喫煙可能室・脱煙機能付き喫煙ブース等の設置・改修
対象地域栃木県下野市(市内に事業所を有する事業主)
従業員数規模要件の明記なし(国等の助成金の交付決定を受けた事業主)
補助上限額10万円
補助率対象経費から国等の交付額を差し引いた額の1/2
申請受付国等の助成金額が確定した日から起算して6か月以内
公式サイトhttps://www.city.shimotsuke.lg.jp/0351/info-0000010589-3.html
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※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。

まず国か生衛業の助成金。市の補助金はその後です

この制度で押さえておくべき順番はひとつ。先に国、または全国生活衛生営業指導センターの助成金を申請し、交付決定を受けることです。市の補助金は、その決定額をもとに計算します。

対象になるのは、次のいずれかの助成金の交付決定を受けた下野市内の事業主です。

  • 厚生労働省「受動喫煙防止対策助成金」
  • 公益財団法人全国生活衛生営業指導センター「生衛業受動喫煙防止対策事業助成金」

いきなり市の窓口に相談しても、国等の助成金がなければ市の補助金は組み立てられません。 まず該当する助成金の交付要件を確認するところからです。

対象になる工事。6区分

対象になる措置は、国等の助成金の対象措置に準じます。具体的には次の6区分です。

  • 喫煙専用室の設置・改修
  • 指定たばこ専用喫煙室の設置・改修
  • 屋外喫煙所(閉鎖系)の設置・改修
  • 喫煙可能室の設置・改修
  • 喫煙目的室の設置・改修
  • 脱煙機能付き喫煙ブースの整備

飲食店・宿泊業・娯楽施設など、店内での喫煙可否がお客の来店動機に直結する業種で使われることが多い制度です。

補助額の計算。国等の助成額を先に引きます

補助額の計算式は、「対象経費-国等の交付額」×1/2(1,000円未満切り捨て)です。上限は10万円。

たとえば、こんなケースが考えられます。

  • 飲食店で喫煙専用室を設置:対象経費60万円。国の助成金で40万円の交付決定を受けた場合、残りの自己負担は20万円。その1/2の10万円が市から補助され、上限にちょうど到達する
  • 喫煙可能室を小規模に改修:対象経費30万円。国等の助成金が20万円だった場合、残りの自己負担10万円の1/2、5万円が市から補助される

国等の助成額が大きいほど、市の補助対象になる自己負担分は小さくなります。「国の助成金だけでどこまでカバーできるか」を先に固めてから、市の補助額を見積もるのが正しい順番です。

申請期限は「確定日から6か月」。うっかり忘れやすい

もう一つの注意点は期限です。市への申請は、国等の助成金額が確定した日から起算して6か月以内に行う必要があります。

国の助成金の交付決定から実際の工事完了、金額の確定までは時間がかかります。確定通知を受け取ったら、市の補助金の申請期限がその日から動き出すことを忘れないでください。工事の完了報告に気を取られて、市への申請を後回しにすると期限切れになりかねません。

国の助成金の申請から市の補助金までの一連の流れを、どのタイミングでどう動けばいいか整理しておきたい場合は、GRANTOS公式LINEの攻略ガイドで、国と自治体の「二階建て」補助金に共通する申請順序のコツを確認しておくと安心です。

よくある質問

国の助成金を申請していない場合、市の補助金だけ使えますか?

使えません。市の補助金は、国または全国生活衛生営業指導センターの助成金の交付決定を受けていることが前提の制度です。まず国等の助成金の申請から検討してください。

申請期限はいつまでですか?

「国等の助成金額が確定した日から起算して6か月以内」と定められています。工事完了後の金額確定通知を受け取ったタイミングを起点に、6か月の期限を管理してください。

対象になる業種は決まっていますか?

公式ページ本文からは業種の指定は確認できませんでした。市内に事業所を有し、国等の助成金の交付決定を受けた事業主であれば業種を問わず対象になり得ます。詳細は健康増進課へ確認してください。


免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助率・上限額・対象工事・受付要件は変更される場合があるため、申請前に必ず下野市の公式ページおよび最新の交付要綱でご確認ください。

出典: