BCP実践促進助成金は、策定した事業継続計画(BCP)を実践するための設備購入費を助成する制度です。上限は500万円です。小規模企業なら助成率3分の2以内です。
対象は、東京都中小企業振興公社のBCP策定講座を受講してBCPを策定した、都内中小企業者です。助成の対象は「策定したBCP」を実践する経費に限られます。BCPを策定していない事業者は対象になりません。
BCP実践促進助成金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | BCP実践促進助成金 |
| 対象業種 | 業種を問わず(都内中小企業者等) |
| 利用目的 | 安全・防災、脱炭素・省エネ |
| 対象地域 | 東京都 |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業者(業種ごとに資本金・従業員数の上限が異なり、どちらか一方を満たせば該当。製造業その他は資本金3億円以下または従業員300人以下) |
| 補助上限額 | 500万円(申請下限額10万円。クラウドサービス導入経費は150万円まで) |
| 補助率 | 2分の1以内(小規模企業は3分の2以内) |
| 申請受付 | 第3回:2027年1月8日〜1月15日(第1回・第2回は終了) |
| 公式サイト | 東京都「BCP実践促進助成金募集のお知らせ」 |

BCP策定講座の受講が申請の前提
この助成金を使うには、順番があります。まず(公財)東京都中小企業振興公社のBCP策定講座を受講します。その後、講座で策定したBCPにもとづいて、必要な設備・物品を導入します。導入した経費が助成対象になります。
対象経費の例は、備蓄品、発電機、安否確認システムなどです。BCPに基づかない単発の防災用品購入は対象外になる可能性が高いです。講座受講とBCP策定を先に済ませておく必要があります。
募集は年3回、いま動けるのは第3回
BCP実践促進助成金の令和8年度募集は、年3回に分かれています。
| 回次 | 申請期間 |
|---|---|
| 第1回 | 2026年5月13日〜19日(終了) |
| 第2回 | 2026年9月9日〜15日(終了) |
| 第3回 | 2027年1月8日〜15日 |
2026年8月時点で申請できるのは、第3回です。第3回に間に合わせるには、それまでにBCP策定講座を受講し、実践する設備を決めておく必要があります。
申請の実務で押さえること
申請は国の電子申請システム「Jグランツ」を利用します。実施機関は(公財)東京都中小企業振興公社です。GビズIDの取得に2〜3週間かかるため、第3回の締切1月15日から逆算して早めに準備してください。
よくある質問
BCPを策定していないと申請できませんか?
できません。東京都中小企業振興公社のBCP策定講座を受講し、BCPを策定したうえで、そのBCPを実践する取組が対象です。
助成率はどう変わりますか?
原則2分の1以内です。小規模企業に該当する場合は3分の2以内になります。小規模事業者は、常時使用する従業員数が業種ごとに原則20人以下(商業・サービス業は5人以下)の事業者です。
次に申請できるのはいつですか?
第3回は2027年1月8日〜15日です。2026年8月時点で、これから申請できる直近の回になります。
