台東区の「エコ助成金」という名前、聞いたことがあるかもしれません。この名称は、すでに変わっています。令和8年度からは「脱炭素推進助成金」です。申請方法も、流れも、時期も、旧制度とは別物になりました。

この補助金の概要(早見表)

検索項目内容
制度名台東区脱炭素推進助成金(事業所向け・旧エコ助成金)
対象業種業種指定なし(中小企業者・医療法人・学校法人・社会福祉法人・宗教法人)
利用目的LED照明改修・太陽光発電・高反射率塗料・省エネ機器更新
対象地域東京都台東区
従業員数規模要件の記載なし(中小企業基本法第2条第1項に定める中小企業者等)
補助上限額設備により15万円〜75万円
補助率設備により対象経費の20%〜50%、または1kWあたり定額
申請受付後期:令和8年8月18日〜24日(事前申込)。前期は終了
公式サイトhttps://www.city.taito.lg.jp/kenchiku/kankyo/jyoseiseido/datsutanso.html
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※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。

なぜ名称が変わったのか。読者が確認すべきこと

旧「エコ助成金」時代に検索して出てきた要件が、今も同じとは限りません。旧名称のまま情報を集めると、古い申請方法にたどり着く危険があります

制度の対象自体は住宅・事業所ともに引き続き支援していますが、令和8年度から申請方法・申請の流れ・申請時期が大きく変わりました。古い記事やブックマークを頼りにするのではなく、必ず現行の公式ページで最新の案内を確認する必要があります。

対象設備は4つ。補助率の付け方に理由がある

対象者は、中小企業基本法第2条第1項に定める中小企業者に加えて、医療法人・学校法人・社会福祉法人・宗教法人も含まれます。営利企業に限らない、幅の広い対象設計です。

設備補助率上限額
LED照明改修対象経費の50%75万円
太陽光発電1kWあたり5万円20万〜50万円
高反射率塗料対象経費の20%15万円
省エネ機器等更新対象経費の50%75万円
省エネ診断無料
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LED照明改修と省エネ機器等更新の補助率が50%と高いのは、設備投資額そのものが大きくなりやすいためです。一方、高反射率塗料は20%と低めですが、工事費が比較的小さいため、上限15万円でも実質的な負担軽減効果は近い水準になります。

たとえば、事務所ビル1棟のLED照明改修に150万円かかった場合、補助率50%で計算上は75万円。ちょうど上限額と一致する規模感です。150万円を超える改修では、超過分は自己負担になります。

事前申込→抽選→工事、という新しい順番

旧制度との一番の違いは、「事前申込」と「抽選」が加わったことです。流れは次のとおりです。

  1. 事前申込:工事着手前に、申込フォームで手続きする
  2. 抽選:申込が予算枠を超えた場合に実施される
  3. 工事実施:当選通知を受けてから工事を始める
  4. 交付申請:工事完了後、令和9年2月15日までに提出する

先着順ではなく、抽選が入る点が旧制度と違います。早く申し込めば必ず通る、という制度ではありません。事前申込の期間内に申し込んでおくことが、まず前提条件になります。

令和8年度の受付は、前期(4月9日〜16日)はすでに終了しています。後期(8月18日〜24日)が、今年度残っている唯一の事前申込期間です。

申請前に確認する書類

タイミング書類・準備すること
事前申込期間(8月18日〜24日)事前申込フォームの提出、対象設備の見積もり
抽選後(当選した場合)当選通知の受領、工事契約の準備
工事実施中契約書・発注書(当選通知後の日付)
工事完了後、令和9年2月15日まで交付申請書、実績報告書、工事完了後の写真、領収書
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当選前に工事を始めてしまうと、対象外になる可能性が高い制度設計です。これは、他の自治体の省エネ・設備更新補助金に共通する「交付決定前フライング」と同じ考え方です。台東区の場合は「抽選」という新しい関門が加わった点が独自です。この違いを含めた自治体ごとの落とし穴は、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで整理しています。

国の省エネ設備の補助金もあわせて検討したい方は、こちらの記事で解説しています。

あわせて読みたい【全国】省エネ補助金とは?LED・空調・ボイラーの入れ替えでいくらもらえる?対象設備と締切空調も、ボイラーも、照明も。古い設備ほど、電気代がじわじわ効いてきます。入れ替えたいのは山々でも、初期費用の壁で止まる。よくある話です。 そこで使えるのが「省エネ・非化石転換補助金」(通称・省…11分で読めます

他にも自社が使える補助金・助成金がないか気になる方は、3分でできる補助金診断も活用してみてください。

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抽選の仕組みや対象設備の選び方に迷う場合は専門家に相談するのも一つの手です。

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よくある質問

旧「エコ助成金」時代に申請したことがあります。今回も同じ手順ですか?

いいえ。申請方法・流れ・時期が令和8年度から大きく変わっています。事前申込と抽選が新たに加わったため、旧制度の記憶で動くと手順を誤ります。必ず現行の公式ページで確認してください。

抽選に落ちたら、今年度はもう申請できませんか?

医療法人や宗教法人でも申請できますか?

できます。対象者に医療法人・学校法人・社会福祉法人・宗教法人が明記されています。営利企業以外の法人形態でも、対象設備を導入する場合は申請可能です。


免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助額・補助率・対象設備・抽選の運用・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず台東区の公式ページおよび最新の案内で内容をご確認ください。

出典:


補助金の概要早見表(暫定・subsidiesマスタ未登録)

項目内容
対象地域東京都台東区
対象業種業種指定なし
利用目的LED照明改修・太陽光発電・高反射率塗料・省エネ機器更新
対象者規模中小企業基本法第2条第1項に定める中小企業者、医療法人、学校法人、社会福祉法人、宗教法人
補助上限額15万円〜75万円(設備ごとに異なる)
補助率20%〜50%、または1kWあたり定額
申請受付期間後期:令和8年8月18日〜24日(事前申込)。前期は終了
公式サイトhttps://www.city.taito.lg.jp/kenchiku/kankyo/jyoseiseido/datsutanso.html
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