東京都には薬局向けの支援金が複数あり、名前が似ているため混同しやすくなっています。この記事で扱う「薬局における賃上げ・物価上昇に対する支援金」は、「賃上げ支援」と「物価支援」の2事業をまとめた制度です。 東京都が別途実施している「薬局物価高騰緊急対策支援金」(一律7万8千円)とは別の制度なので、両方の存在を知らないと片方だけ申請して終わってしまう可能性があります。受付期間は2026年4月27日〜5月31日(Jグランツ)または5月27日(Web)で、すでに募集を終了しています。
東京都薬局における賃上げ・物価上昇に対する支援金の要点まとめ
正式名:東京都薬局における賃上げ・物価上昇に対する支援金
だれが
- 申請者
- 事業者(保険薬局の開設者)
- 対象業種
- 薬局業
- 利用目的
- 資金繰り・融資(賃上げ対応・物価上昇対応)
- 対象地域
- 東京都内
- 従業員数
- 規定なし(店舗数に応じて支給額が変動)
いくら
- 補助上限額
- 1〜5店舗の場合、賃上げ支援145,000円/店舗+物価支援85,000円/店舗(合計最大230,000円/店舗)
- 補助率
- 定額支給(店舗数に応じた段階制)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年4月27日〜5月31日(Jグランツ)/5月27日(Web、終了)

似ている別の制度との違い
東京都には少なくとも2つの薬局向け支援金があります。
- この記事の制度(賃上げ・物価パッケージ支援): ベースアップの実施(令和7年12月〜令和8年5月)と、令和8年1月1日時点での継続運営が要件。店舗数に応じた定額支給
- 薬局物価高騰緊急対策支援金(別制度): 光熱費相当として一律78,000円を支給。対象期間・申請時期が異なる
どちらも「薬局」「物価」という共通の言葉が入っているため、片方だけ申請して満足してしまうケースが起きやすい制度です。 両方の要件を満たすなら、両方の申請を検討する価値があります。
対象になる要件、ならない要件
対象になるのは、令和7年12月〜令和8年5月の間にベースアップを実施し、かつ令和8年1月1日時点で継続運営している保険薬局です。
対象にならないのは、対象期間中にベースアップを実施していない薬局や、令和8年1月1日時点ですでに廃業・休止していた薬局です。
よくある質問
「薬局物価高騰緊急対策支援金」と両方申請できますか?
両方の要件を満たせば、別制度として両方申請できる可能性があります。 ただし対象期間や必要書類が異なるため、東京都保健医療局に事前確認することをおすすめします。
店舗数が多いほど支給額は増えますか?
段階制です。1〜5店舗の場合の単価が公式ページに示されていますが、店舗数の区分によって単価が変わる可能性があるため、詳細は公式ページの一覧表で確認してください。
次回の募集はありますか?
本記事作成時点で次回の告知はありません。物価・賃金の動向次第で、同種の支援が再度実施される可能性があります。
