自伐型林業とは、森林の所有規模に関わらず、自ら経営・管理を行う自立自営型の林業を指します。豊岡市はこの働き方を後押しするため、森林整備・作業道整備・林業機械の借上げの3つに補助金を用意しています。
金額の組み立て方が独特で、森林整備と作業道は面積や距離に応じた定額、機械借上げだけが対象経費の1/2以内という補助率方式です。3つを組み合わせて使う担い手が多い制度です。
自伐型林業推進事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 自伐型林業推進事業補助金 |
| 対象業種 | 林業(森林所有者、森林組合、林業経営体、自伐型林業者) |
| 利用目的 | 森林整備(搬出間伐・伐捨間伐・保育間伐)、作業道整備、林業機械の借上げ |
| 対象地域 | 兵庫県豊岡市 |
| 従業員数 | 規定なし(個人の自伐型林業者から法人まで対象) |
| 補助上限額 | 搬出間伐:1ヘクタールあたり141,000円~686,000円/伐捨・保育間伐:1ヘクタールあたり190,000円/作業道開設:1メートルあたり1,500円~2,000円/路面整備:1メートルあたり150円~200円/機械借上:対象経費の1/2以内で上限30万円 |
| 補助率 | 機械借上のみ対象経費の1/2以内。その他は面積・距離に応じた定額 |
| 申請受付 | 2026年12月28日(月)まで(予算がなくなり次第終了) |
| 公式サイト | 豊岡市「自伐型林業推進事業補助金」 |

3つのメニュー、それぞれの金額
森林整備支援は、間伐の種類によって単価が変わります。搬出間伐は搬出材積に応じて1ヘクタールあたり141,000円から686,000円までの段階制です。伐捨間伐・保育間伐は材積に関わらず1ヘクタールあたり190,000円の定額です。
作業道整備支援は幅員で単価が変わります。開設は幅員1.5〜2.0m未満で1メートルあたり1,500円、2.0〜2.5m以下で2,000円です。路面整備は1メートルあたり150〜200円です。1kmの作業道を新設すれば、幅員によって150万円から200万円の補助になる計算です。
林業機械借上支援だけは仕組みが違い、対象経費の2分の1以内で上限30万円です。チェーンソーや小型運搬機をレンタルする際の費用負担を軽くする使い方ができます。
対象になる担い手
対象は森林所有者、森林組合、林業経営体、自伐型林業者に加えて「その他市長が特に必要と認める者」です。森林の所有規模は問われないため、小規模な山林を持つ個人でも申請できます。
申請から実績報告までの流れ
申請時には、森林整備活動等計画書、位置図、平面図、着手前の現況写真、森林所有者の同意書(自分の所有地以外で作業する場合)、機械借上げの場合は見積書が必要です。
作業完了後の実績報告では、実績書、平面図、完了写真に加え、搬出間伐の場合は搬出材積確認書、機械借上げの場合は請求書・領収書を提出します。着手前の写真が必須なので、作業を始める前に申請・撮影を済ませておく必要があります。
よくある質問
自分の山ではない場所で作業する場合はどうなりますか?
森林所有者の同意書が必要です。所有者が別にいる場合は、事前に同意を取り付けてから申請してください。
単純な機械の買い替えは対象になりますか?
この補助金は機械の「借上げ」を対象にしたもので、機械そのものの購入費は含まれません。購入を検討している場合は別の補助金がないか環境経済課・林務水産課に確認してください。
予算が無くなったら受付は終了しますか?
終了します。2026年12月28日が期限ですが、それより前に予算が無くなれば受付は打ち切られます。
