この補助金には、他の宇部市の補助金にはない特徴があります。単独では申請できません。 対象になるには、先に山口県が設置する4つの補助金のいずれかで「代表申請者」として交付決定を受けている必要があります。宇部市の補助金でありながら、入口は県の制度という構造です。
補助率も一律ではありません。通常は1/2ですが、起業後5年以内の企業で市が特に認めた場合は10/10(全額)になります。
宇部市イノベーション推進補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 宇部市イノベーション推進補助金 |
| 対象業種 | 医療関連分野、環境・エネルギー関連分野、バイオ関連分野、宇宙利用産業分野、未来技術関連分野、水素分野 |
| 利用目的 | 自社技術による新たな事業化への挑戦(山口県補助事業の負担相当額の補填) |
| 対象地域 | 山口県宇部市 |
| 従業員数 | 規定なし(起業後5年以内かどうかで補助率が変わる) |
| 補助上限額 | 375万円(起業5年超)/750万円(起業後5年以内で市が特に認めた場合) |
| 補助率 | 1/2(起業5年超)/10/10(起業後5年以内で市が特に認めた場合) |
| 申請受付 | 公式ページに記載なし(成長産業創出課へお問い合わせください) |
| 公式サイト | 宇部市成長産業推進協議会「支援制度等紹介」 |

前提になる4つの県補助金
対象者になるには、令和8年度に山口県が設置する次のいずれかの補助金で、代表申請者として交付決定を受けている市内企業であることが条件です。
- やまぐち産業イノベーション加速化補助金(医療関連・環境エネルギー関連・バイオ関連分野)
- やまぐち産業イノベーション促進補助金(未来技術関連分野)
- 「水素先進県」実現加速化事業(部材開発推進)補助金
- 衛星データ活用ビジネス創出支援事業補助金
県の補助金採択は申請要件の1つであり、市の補助金の採択を保証するものではありません(公式資料に明記)。県で採択されても、市の審査で不採択になる可能性はあります。
補助率が10/10になる条件
補助対象経費は「上記県補助金の補助事業者負担相当額」です。つまり、県の補助金でカバーされなかった自己負担分を、市がさらに埋める仕組みです。
起業後5年以内の企業で、市が特に認めた場合に限り、補助率が10/10(全額)になります。この「市が特に認めた場合」の判断基準は公式資料からは読み取れません。該当しそうな場合は、早めに成長産業創出課へ相談しておくことをおすすめします。
パイロットプロジェクト支援補助金との使い分け
同じ成長産業創出課が扱う「パイロットプロジェクト支援補助金(試作品製作枠)」は、県の採択を経ずに単独で申請できます。県の補助金にまだ採択されていない段階ならパイロットプロジェクト、すでに採択済みならイノベーション推進補助金という順番で検討するのが実務的です。
よくある質問
県の補助金に採択されれば必ず市の補助金ももらえますか?
もらえません。公式資料に「県の補助金採択は申請要件の1つであり、市の補助金採択を保証するものではない」と明記されています。市独自の審査があります。
起業何年目までが「5年以内」の対象になりますか?
公式資料の表現は「起業後5年以内の企業」です。起算日(設立日か開業日か)の詳細は公式情報からは確認できませんでした。成長産業創出課へご確認ください。
4つの県補助金以外を使っている場合は対象外ですか?
対象者の条件に明記された4つの県補助金のいずれかで交付決定を受けていることが前提のため、それ以外の補助金では対象外になるとみられます。
