補助金というと事業者が申請するものだと思われがちですが、これは違います。宇部市の奨学金返還支援補助金は、会社ではなく、奨学金を返している本人が申請する制度です。市内中小企業に正規雇用されている、または一次産業に従事している、あるいは市内で起業している人が対象になります。
対象になる奨学金は日本学生支援機構の第一種・第二種。支給額は10年間で最大100万円ですが、年度によって上限が変わります。申請期間は令和8年11月1日〜12月15日です。
宇部市奨学金返還支援補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 個人(本人) |
| 制度名 | 宇部市奨学金返還支援補助金 |
| 対象業種 | 指定なし(個人が申請) |
| 利用目的 | 日本学生支援機構奨学金(第一種・第二種)の返還支援 |
| 対象地域 | 山口県宇部市(市内に住所を有し、市内中小企業に正規雇用等されている個人) |
| 従業員数 | 規定なし(個人が申請) |
| 補助上限額 | 10年間で最大100万円(1〜5年度目:年12万円/6〜9年度目:年8万4千円/10年度目:6万4千円) |
| 補助率 | 定額(対象経費に対する割合の定めなし) |
| 申請受付 | 令和8年11月1日〜12月15日 |
| 公式サイト | 宇部市「宇部市奨学金返還支援補助金について」 |

対象になる人、ならない人
対象になるのは、次の条件をすべて満たす人です。
- 令和6年4月以降に市内で就業した
- 毎年10月1日時点で市内に住所がある
- 正規雇用で市内中小企業に就業、一次産業に従事、または市内で起業している
- 10年以上継続して宇部市に定住する意思がある
- 申請初年度4月1日時点で満30歳未満
- 在学中に日本学生支援機構の奨学金(第一種・第二種)の貸与を受けていた
正規雇用であることが条件のため、パート・アルバイト・業務委託での就業は対象になりません。また、申請初年度4月1日時点で30歳未満という年齢の上限があるため、対象になるかどうかは早めに確認しておく必要があります。
支給額は年度によって変わる
10年間の累計で最大100万円ですが、年度ごとの上限は一律ではありません。
| 対象年度 | 年間上限額 |
|---|---|
| 1〜5年度目 | 12万円 |
| 6〜9年度目 | 8万4千円 |
| 10年度目 | 6万4千円 |
支給額は年数が進むほど減っていく設計です。最初の5年間で受け取れる額(最大60万円)が全体の6割を占めるため、早い段階から継続的に申請することが重要になります。
申請の流れと必要書類
申請期間は令和8年11月1日から12月15日までの、年1回・限られた期間だけです。必要書類は次のとおりです。
- 卒業証明書
- 奨学金借入額の証明
- 住民票
- 就業証明書(様式第1号の2)
- 市税納税証明書
- 返済通帳の写し
- 他の補助金受給状況が分かる書類
毎年この期間内に申請しないと、その年度分の支給を受けられない仕組みです。11月に入ったら早めに書類の準備を始めるのが安全です。
よくある質問
会社が代わりに申請することはできますか?
できません。申請するのは本人です。ただし、就業証明書は勤務先に発行してもらう必要があります。
市外の企業に勤めている場合でも対象になりますか?
対象外です。正規雇用で市内中小企業に就業、一次産業に従事、または市内で起業していることが条件です。市外通勤の場合は対象になりません。
31歳になってしまった場合は申請できませんか?
申請初年度の4月1日時点で30歳未満であることが条件です。それ以降の年度は、初年度に申請していれば継続して受給できる仕組みと考えられますが、初回申請時点で30歳以上だと対象外になります。
