温泉分析書は、法律上10年ごとの更新が義務です。由布市の「泉質見える化事業」は、7年以内という早いタイミングで分析をやり直す施設に、3万円の補助を出す制度です。
由布院温泉の魅力である泉質を、より新しい数値で宿泊客に見せられるようにする狙いがあります。
由布市安心安全泉源事業等補助金(泉質見える化事業)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 由布市安心安全泉源事業等補助金(泉質見える化事業) |
| 対象業種 | 旅館業・公衆浴場業(温泉施設運営者) |
| 利用目的 | 温泉成分分析(早期分析)費用の補助 |
| 対象地域 | 大分県由布市(入湯税〈超過課税分〉を納税している市内の温泉施設) |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 30,000円 |
| 補助率 | 定額補助 |
| 申請受付 | 令和8年6月1日〜令和9年2月28日 |
| 公式サイト | 由布市「由布市安心安全泉源事業等補助金」 |

対象になる条件は「前回分析から7年以内」
温泉分析は本来10年ごとの更新義務ですが、この補助金の対象は前回の温泉成分分析から7年以内に早期の再分析を行う施設です。10年ぎりぎりまで待たず、早めに分析をやり直す施設を後押しする制度になっています。
対象は入湯税(超過課税分)を納めている由布市内の温泉施設です。前回分析からの経過年数を確認できる、過去の温泉分析書の写しが必要になります。
必要書類と申請の流れ
必要書類は次のとおりです。
- 入湯税納入申告書の写し
- 新しい温泉分析表の写し
- 温泉分析費用の領収書の写し
- 過去7年以内の温泉分析書の写し(前回分析からの経過年数を証明するもの)
分析機関に依頼して新しい分析表を取得したあと、費用の領収書とあわせて申請する流れです。
過去の分析書を紛失していると、7年以内かどうかを証明できず対象外になる可能性があります。 分析書は保管しておくことをおすすめします。
同じ枠組みにある他の2つの補助事業
同じ「安心安全泉源事業等補助金」には、浴槽水4項目検査費用補助(1万円)と、鉱泉源保護設備補修事業(設備改修費用補助・上限15万円)もあります。対象施設は共通していますが、それぞれ別の申請が必要です。
浴槽水検査は毎年の衛生検査、泉質見える化は数年に一度の成分分析、設備補修は温泉設備そのものの改修と、対象とする取り組みが異なります。
よくある質問
前回の分析から7年を超えている場合は対象外ですか?
制度の趣旨は「10年を待たずに早期分析を行う施設」への支援です。7年を超えている場合の扱いは、由布院温泉旅館組合にご確認ください。
開業したばかりで過去の分析書がない場合はどうなりますか?
過去の分析書が無い施設の扱いは、個別の相談が必要です。由布院温泉旅館組合へお問い合わせください。
補助額の3万円は分析費用の実費が上限ですか?
分析費用が3万円未満の場合の扱いを含め、詳細は由布院温泉旅館組合にご確認ください。
