イノシシに荒らされた田畑を、柵で囲んで守る。その材料費の2/3を、善通寺市が補助します(個人で設置する場合は上限10万円)。柵を買ったり設置したりしたあとの申請は、認められません。購入の前に、農林課へ相談してください。
近所の数戸でまとめて設置するなら、補助率は7/10に上がり、上限は30万円になります。
善通寺市 有害鳥獣被害対策事業補助金(防護柵)の要点まとめ
正式名:善通寺市有害鳥獣被害対策事業補助金(有害鳥獣被害防止事業)
だれが
- 申請者
- 市内で水田・畑地に防護柵を設置する人
- 対象業種
- 農業(水田・畑地の農作物)
- 利用目的
- 有害鳥獣から農作物を守る防護柵の設置
- 対象地域
- 香川県善通寺市
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 個人10万円・2戸以上の共同設置30万円
- 補助率
- 個人2/3以内・共同設置7/10以内
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和8年度の事業。締切の記載なし(予算の範囲内)
うちの田畑は対象になる?
次の3つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 3
共同で設置する場合は、受益する人が2戸以上いることが条件です。申請は、共同で申請する代表者が行います。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ すでに柵を購入・設置した
- ✕ 市外の田畑に付ける
- ✕ 年度内に設置が終わらない
補助の対象になる有害鳥獣は、スズメ、カラス、イノシシ、シカ、サルです。このほか市長が認めた鳥獣も入ります。
いくら補助される?
対象は柵などの材料費だけです。補助額は、材料費に補助率をかけた金額で、上限があります。
- 個人でイノシシ用の柵を付ける(材料費12万円):12万円 × 2/3 = 8万円
- 個人で広い畑を囲む(材料費20万円):20万円 × 2/3 = 約13.3万円 → 上限の10万円
- 3戸で共同の柵を付ける(材料費40万円):40万円 × 7/10 = 28万円
- 5戸で集落の柵を付ける(材料費50万円):50万円 × 7/10 = 35万円 → 上限の30万円
個人の補助が上限の10万円に届くのは、材料費が15万円以上のときです。共同の30万円に届くのは、材料費がおよそ43万円以上のときです。
共同のほうが、1戸あたりの負担は軽くなります。たとえば5戸で50万円の柵を付けると、補助後の自己負担は20万円です。1戸あたりでは4万円になります。
何に使える?
対象にならないものを先に挙げます。
- すでに購入・設置した柵の費用
- 柵の材料費以外の経費
- 申請した年度内に設置しなかった柵
対象になるものは、次のとおりです。
- 防護柵などの材料費(水田・畑地の農作物を守るもの)
公式ページの対象経費は「防護柵等の材料費」の1項目だけです。ワイヤーメッシュ柵や電気柵が材料費に入るかは、公式ページに明記がありません。購入する前に、農林課で確かめてください。
市は、ワイヤーメッシュ柵と電気柵の設置のポイントを、PDFで公開しています。柵は正しく設置しないと効果が落ちるため、購入前に目を通しておくと安心です。
申請の流れ
- 農林課に相談する(農家→善通寺市 農林課。柵を買う前に)
- 補助金の申請をする(農家→善通寺市 農林課。共同なら代表者が出す)
- 交付決定を受ける(善通寺市→農家。購入はこの決定のあと)
- 柵を購入し、年度内に設置する(農家。共同なら受益する人たちで)
- 補助金を受け取る手続きをする(農家→善通寺市。内容は窓口で確認)
申請の様式と手順の細部は、公式ページに記載がありません。相談の際に、農林課で確かめてください。
必要な書類
準備できた 0 / 1
必要な書類は、公式ページにも要綱にも載っていません。農林課(農政係 0877-63-6316)に相談して、様式と添付書類を確かめてください。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 柵を買ったあとに申請した:購入や設置のあとの申請はできません。見積もりを取る段階で、農林課に連絡します。
- 年度内に設置しなかった:交付決定のあとは、申請した年度のうちに設置する決まりです。設置の時期は、業者や家族の予定を見て決めます。
- 予算がなくなった:補助は予算の範囲内です。受付の期限は公式ページに書かれていないので、早めの相談が安全です。
- 共同の条件を満たさなかった:共同の補助は、受益する人が2戸以上いる場合だけです。1戸だけで出すと、個人の枠(上限10万円)になります。
同じ要綱にある捕獲檻・委託の補助
同じ要綱には、防護柵のほかに2つの補助があります。この記事で説明したのは、防護柵の補助だけです。
- 捕獲檻などの購入費:1基あたり3万円が限度。市内に住み、狩猟免許を持つ人が対象です。
- 捕獲の委託料:対象経費の2/3以内(上限10万円)。善通寺地区猟友会の会員などに委託する農業団体等が対象です。
柵で防ぐのか、檻で捕まえるのかで、使う補助が変わります。
よくある質問
個人と共同では、何が違いますか?
個人で設置する場合は、補助率が対象経費の2/3以内で、上限は10万円です。受益する人が2戸以上いて、代表者がまとめて申請する共同設置では、補助率が7/10以内、上限が30万円になります。同じ材料費でも、共同のほうが補助は手厚くなります。近所で同じ獣害に困っているなら、まとめて柵を付ける方法も考えてみてください。
柵を買ってしまったあとでも申請できますか?
できません。公式ページに、防護柵を設置・購入した後に申請を行うことはできない、と書かれています。見積書を取るだけなら問題ありませんが、発注や購入は、必ず農林課に相談したあとにしてください。すでに購入した柵の費用は、補助の対象になりません。購入を急ぐ事情がある場合も、先に電話で相談してください。
電気柵やワイヤーメッシュ柵は対象になりますか?
対象経費は「防護柵等の材料費」と書かれています。電気柵やワイヤーメッシュ柵という種類ごとの可否は、公式ページに書かれていません。市は、どちらも設置のポイントをPDFで公開しています。購入する前に、農林課へ、使いたい柵が材料費として認められるかを確認してください。見積書の品目名を伝えると、話が早く進みます。
補助の対象になるのは、イノシシだけですか?
イノシシだけではありません。要綱では、有害鳥獣をスズメ、カラス、イノシシ、シカ、サル、その他市長が認めるものと定めています。ページのタイトルはイノシシですが、補助の対象は、水田や畑の農作物を守る防護柵です。鳥獣の種類で補助額が変わることは、公式ページに書かれていません。ほかの鳥獣の被害でも、まず農林課に相談してください。
工事を業者に頼むと、その費用も補助されますか?
対象経費は、公式ページと要綱を見る限り、材料費だけです。設置作業を業者に頼んだときの工事費や手間賃は、補助の対象として書かれていません。見積書では、柵の材料費と、設置作業の費用を分けてもらうと、補助の計算がしやすくなります。実際の扱いは、申請の前に農林課で確認してください。
共同で設置するときは、誰が申請しますか?
共同で申請する場合は、代表者が申請します。要綱では、設置による受益が2戸以上である場合に、共同で申請する代表者が交付対象者になります。柵の費用の分担や、補助金の受け取り方は、公式ページに書かれていません。申請の前に、参加する人たちで取り決めておくと、あとで揉めずに済みます。
申請の受付期間はいつですか?
公式ページに、受付期間や締切日の記載はありません。補助は予算の範囲内で行われます。年度の途中で予算がなくなることも考えられるため、柵を付けたいと考えた時点で、早めに農林課へ相談してください。交付決定のあとは、申請した年度のうちに設置を終える必要があります。柵の購入や設置の予定は、それに合わせて組みます。
年度内に設置が間に合わない場合は、どうなりますか?
交付決定を受けたら、申請した年度内に設置する決まりです。年度内に終わらない見込みなら、申請の時点で農林課に伝えてください。期限を守れない場合の扱いは、公式ページに書かれていません。柵の資材は注文から届くまでに日数がかかることもあるので、納期を早めに業者へ確かめておくと安心です。
柵の設置方法はどこで調べられますか?
市の公式ページに、設置方法の資料がPDFで載っています。「防護柵は正しく設置!」「ワイヤーメッシュ柵設置ポイント」「電気柵設置ポイント」「集落で取り組む鳥獣害対策」の4つです。柵は正しく設置しないと効果が落ちるため、購入前に読んでおくと、材料の選び方にも役立ちます。集落でまとまって取り組む場合の資料もあります。
問い合わせ先はどこですか?
善通寺市 生活産業部 農林課(農政係)です。電話は0877-63-6316、受付は月曜日から金曜日の9時から16時までです。祝日・休日と、12月29日から1月3日は休みです。補助の対象になるか、書類は何が要るかなど、購入の前に相談してください。公式ページには、問い合わせ用のフォームもあります。
