次世代自動車や航空宇宙、ロボットなど、成長分野の研究開発を後押しする愛知県の補助金です。2026年度分の受付は2026年4月7日で終わっており、現在は申請できません。研究開発・実証には最大1億円、スタートアップ・トライアル枠には最大1,000万円と、事業の段階に応じて枠が分かれています。
新あいち創造研究開発補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人。中小企業・中堅企業・大企業) |
| 制度名 | 2026年度 新あいち創造研究開発補助金 |
| 対象業種 | 汎用(次世代自動車・航空宇宙・ロボット等の成長分野) |
| 利用目的 | 研究開発・実証 |
| 対象地域 | 愛知県 |
| 従業員数 | 規定なし(中小企業基本法上の中小企業者。業種ごとに資本金・従業員数の上限が異なります。詳しくは愛知県の公式ページでご確認ください) |
| 補助上限額 | 1億円(デジタル〈AI〉・カーボンニュートラル枠、一般枠は研究開発・実証で最大1億円。スタートアップ・トライアル枠は最大1,000万円) |
| 補助率 | 中小企業は最大2/3、中堅企業・市町村は最大1/2、大企業は最大1/3 |
| 申請受付 | 終了(2026年3月25日9時〜2026年4月7日15時) |
| 公式サイト | 愛知県「2026年度『新あいち創造研究開発補助金』の公募について」 |

3つの枠。企業の規模と段階で分かれる仕組み
この補助金には「デジタル(AI)・カーボンニュートラル枠」「一般枠」「スタートアップ・トライアル枠」の3つがあります。デジタル・カーボンニュートラル枠と一般枠は本格的な研究開発・実証を対象に最大1億円、スタートアップ・トライアル枠は事業の初期段階の検証を対象に最大1,000万円という違いがあります。
同じ愛知県の補助金でも、事業の成熟度で使う枠がまったく変わります。まだ検証段階のアイデアを持つスタートアップが最初から1億円枠を狙うのは現実的ではなく、まずはトライアル枠で実証してから、次のステップで一般枠を検討する、という段階的な使い方が想定されます。
補助率が企業規模で変わる理由
補助率は中小企業が最大2/3、中堅企業・市町村が最大1/2、大企業が最大1/3と、規模が大きいほど低く設定されています。自己資金で研究開発を回せる体力のある企業ほど、公的支援への依存度を下げる設計です。中小企業の負担割合が最も小さくなるよう配慮されています。
対象経費
研究開発では部品・原材料費、機械装置費、委託・外注費、知的財産権取得費(複数年度事業のみ)等が対象です。単発の物品購入だけでなく、外部への委託費用も含められる点が実務上のポイントです。
誰が直接申請できるか
対象は法人で、中小企業・中堅企業・大企業のいずれも申請できますが、補助率が規模で異なります。申請はあいち電子申請・届出システムまたはJグランツから行います。
募集は終了。次回の見込み
公式に明記があるのはここまでです。 2026年度分の受付は2026年4月7日で終了しています。この補助金は「新あいち創造研究開発補助金」という名称で年度ごとに継続実施されてきた制度です。過去の実施パターンから見ると、次年度も同時期(3月下旬〜4月上旬)に公募が始まる可能性が高いですが、これは過去の傾向にもとづく見立てであり、公式な予告ではありません。
次回公募に備えてやっておくこと
- 自社の研究開発テーマが対象分野(次世代自動車・新エネルギー・ロボット・航空宇宙等)に該当するか整理する
- 事業段階に応じてトライアル枠・一般枠・デジタル/カーボンニュートラル枠のどれが合うか検討する
- あいち電子申請・届出システムまたはJグランツのアカウントを準備しておく
- 委託・外注費を含めた事業計画・予算内訳を作成しておく
よくある質問
今から申請できますか?
いいえ。2026年度分の受付は2026年4月7日で終了しています。次年度の公募時期は愛知県の公式ページで確認してください。
スタートアップでも1億円の枠に申請できますか?
制度上は可能ですが、1億円規模の枠は本格的な研究開発・実証が前提です。事業がまだ検証段階なら、まず最大1,000万円のスタートアップ・トライアル枠から検討するのが現実的です。
個人事業主は対象になりますか?
公式ページの記載は「企業等」で、法人が中心です。個人事業主が対象になるかは、愛知県経済産業局産業部産業科学技術課へ直接確認することをおすすめします。
