庭や畑のサクラ、ウメ、モモにクビアカツヤカミキリの被害が出たとき、薬剤の注入やネット巻き、伐採の費用の半分をあきる野市が補助します。上限は防除が10万円、伐採が20万円で、合計は20万円までです。防除や伐採の前に申請して、市の交付決定を受けてから契約するのが条件になります。
あきる野市 クビアカツヤカミキリ対策事業補助金の要点まとめ
正式名:あきる野市クビアカツヤカミキリ対策事業補助金
だれが
- 申請者
- 市内の樹木の所有者・管理者
- 対象業種
- 指定なし
- 利用目的
- クビアカツヤカミキリの防除・被害木の伐採
- 対象地域
- 東京都あきる野市(市内の民有地)
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 20万円(防除は10万円まで)
- 補助率
- 対象経費の1/2
いつ・どこへ
- 申請受付
- 通年(締切日の記載なし。予算の範囲内で交付)
- 事業の完了
- 申請した年度の3月末日までに実績報告
受付の締切日は、市の公式ページに書かれていません。補助金は予算の範囲内で交付されるため、被害に気づいたら早めに市へ相談してください。補助の対象になる事業は、必ず同じ年度のうちに完了させます。
自分の木は対象になる?
次の3つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 3
民有地とは、国や自治体ではなく、個人や法人が持っている土地のことです。対象の木はサクラ、ウメ、モモ(ハナモモを含む)、スモモなどのバラ科の樹木です。すでに被害が出ている木のほか、被害を受けるおそれがある木も防除の対象になります。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 国や自治体が持つ土地の木
- ✕ 市税に未納がある
- ✕ 被害が出ていない木を伐採する
被害木とは、フラス(木くずと幼虫のふんが混ざったもの)が確認され、市長が被害ありと認めた木のことです。伐採の補助は被害木だけが対象です。
いくら補助される?
補助額は、対策の種類ごとに「費用の半分」か「上限額」の低いほうです。千円未満は切り捨てます。
- 防除(薬剤の注入、散布、ネット巻き):上限10万円
- 伐採(被害木の伐採と処分):上限20万円
- 防除と伐採を合わせた上限:20万円
計算例は次のとおりです。
- 薬剤の注入に8万円かかる:8万円 × 1/2 = 4万円
- ネット巻きと薬剤散布に30万円かかる:30万円 × 1/2 = 15万円 → 防除の上限10万円
- 被害木の伐採と焼却処分に36万円かかる:36万円 × 1/2 = 18万円
- 防除に20万円、伐採に36万円かかる:10万円 + 18万円 = 28万円 → 合計の上限20万円
同じ種類の対策への補助は、同じ年度に1回までです。
何に使える?
対象にならないもの
- 東京都の防除の手引に沿っていない対策
- 農薬取締法で登録されていない薬剤
- 9月から翌年3月以外の時期の伐採
- 焼却やチップ化をしない伐採
対象になるもの
- 薬剤の注入(幼虫の防除)にかかる費用
- 粘着剤や薬剤の散布(成虫の防除)にかかる費用
- ネット巻き(成虫の防除)にかかる費用
- 被害木の伐採と、焼却やチップ化による処分の費用
東京都のクビアカツヤカミキリ防除の手引に沿って行うことが、対象になる条件です。伐採は9月から翌年3月までに行う作業だけが対象で、夏の間に切ると補助されません。
申請の流れ
市のページには、次の順番で手続きするよう書かれています。順番が違うと、補助金を交付できないことがあります。
- 事前に相談する(申請者→環境政策課。電話は042-595-1110)
- 交付申請書を出す(申請者→環境政策課。防除や伐採の前に)
- 交付決定通知書を受け取る(市→申請者)
- 交付請求書を出す(申請者→環境政策課)
- 補助金を受け取る(市→申請者)
- 業者と契約するか、使う物品を買う(申請者)
- 防除や伐採をする(申請者・業者。9月から翌年3月が伐採の期間)
- 実績報告書を出す(申請者→環境政策課。申請した年度の3月末日まで)
提出は持参かメールです。市役所本庁舎では受け付けていません。窓口は五日市出張所内の環境政策課(あきる野市五日市411)で、受付は土日祝日を除く8時30分から17時15分までです。
必要な書類
準備できた 0 / 11
土地承諾書は、申請する人が土地の所有者でないときだけ必要です。承諾書の様式には、土地に共有者がいる場合に出す共有者届も付いています。計画を変えたり、中止したりするときは、先に相談してから変更等承認申請書を出します。このほか市長が必要と認める書類を求められることがあります。
書類の書き方にも決まりがあります。消えるボールペンと鉛筆書きは使えません。出した書類は、結果にかかわらず返してもらえません。申請のとき、市の環境政策課が納税の状況を関係部署に確認します。
補助金をもらえなくなるのはどんなとき?
- 順番を守らなかった:申請より先に契約や着手をすると、交付できないことがあります。
- 偽りの申請や条件違反があった:交付決定が取り消され、渡された補助金の返還を命じられます。
- 計画の変更や中止を伝えなかった:変更や中止には承認が要ります。承認を受けて、すでに補助金を受け取っていれば、内容によって一部か全部を返します。
- 実績報告が間に合わなかった:申請した年度の3月末日までに出す必要があります。事業も同じ年度内に終えます。
よくある質問
対象になるのはどんな木ですか?
市内の民有地にあるサクラ、ウメ、モモ(ハナモモを含む)、スモモなどのバラ科の樹木です。すでにフラスが確認された被害木のほか、被害を受けるおそれがある木も防除の対象になります。伐採は被害木だけです。木の種類や被害の程度で迷うときは、申請の前に環境政策課へ電話で確かめてください。手続きは、事前相談から始まります。
土地の所有者でなくても申請できますか?
申請できます。対象者は、対象の木の所有者または管理者です。ただし、申請する人が土地の所有者でないときは、土地所有者の承諾書を添える必要があります。承諾書の様式は市の案内ページにあります。賃貸の畑や管理を任された空き地の木は、先に所有者の同意を得ておくと手続きが進めやすくなります。
防除と伐採は両方申請できますか?
両方申請できます。ただし補助額の合計は20万円が限度です。防除の上限は10万円、伐採の上限は20万円で、それぞれ費用の半分と上限額の低いほうが補助額になります。たとえば防除で10万円、伐採で18万円の補助額が出ても、合計は20万円に切り下げられます。
伐採はいつ行えばよいですか?
9月から翌年の3月までの間に行います。この期間以外の伐採は、補助の対象になりません。切った木は焼却かチップ化などで処分する必要があります。業者に頼むときは、処分の方法が見積書に入っているかを確かめてください。伐採後に木を放置したままでは、補助の条件を満たせません。
工事や薬剤の購入の後でも申請できますか?
申請はできません。市のページでは、防除や伐採を行う前に交付申請書を出し、交付決定を受けるよう案内しています。手順と違う場合は、補助金を交付できないことがあります。業者に見積もりを頼むのは構いませんが、契約や購入は交付決定通知書を受け取って、補助金を受け取ったあとにします。
補助金はいつ受け取れますか?
市のページが示す順番では、交付決定のあとに交付請求書を出し、市から補助金が交付されます。契約と実施は、補助金を受け取ったあとです。最後に実績報告書で、実施した内容と費用を報告します。振込の時期や、費用が見積もりと変わったときの扱いは、環境政策課に確認してください。
申請書の提出先と方法を教えてください。
提出先は、あきる野市の環境農林部 環境政策課 環境政策係で、五日市出張所内にあります。住所は五日市411、電話は042-595-1110(直通)です。持参かメールで出します。市役所本庁舎では受け付けていないので、持参するときは五日市出張所へ向かってください。
申請の締切はいつですか?
市の公式ページに、締切日の記載はありません。補助金は予算の範囲内で交付されるため、早めの相談が安全です。実績報告書は、申請した年度の3月末日までに出します。伐採は9月から翌年3月が実施期間なので、秋以降に伐採する計画なら、夏のうちに事前相談と申請を終えておくと間に合います。
市税を滞納していると対象外ですか?
対象外です。要綱では、すでに納期が過ぎた分の市税を完納していることが対象者の条件です。納付の状況で迷うときは、申請の前に環境政策課へ確認してください。申請のときに、市が関係部署へ納税の状況を確認します。未納があると、ほかの条件を満たしていても補助は受けられません。
薬剤は何を使ってもよいですか?
農薬取締法で登録されている農薬で、適正なものを使います。あわせて、東京都が作成するクビアカツヤカミキリ防除の手引に沿った対策が条件です。ホームセンターなどで薬剤を買う前に、登録のある農薬か、手引の方法に合うかを環境政策課に確かめてください。見積書や領収書で使った薬剤が分かるようにしておくと、実績報告のときに役立ちます。
計画を変えたり中止したりするときは?
変更等承認申請書に関係書類を添えて、市に出します。市が承認すると、承認書で通知されます。補助金をすでに受け取っていれば、変更や中止の内容により、全部または一部を返す必要があります。業者の都合で日程が動くときも、勝手に進めず、先に環境政策課へ連絡してください。
書類はいつまで保管しますか?
事業が終わったあと、5年間保管します。対象は、交付申請や請求などの書類と、事業の実施状況が分かる書類です。見積書、領収書、実施前・中・後の写真などです。市から問い合わせを受けたときに出せるよう、書類は紙かデータでまとめておくと安心です。
