工場を新築する余力はないが、既存の建物を借りて改修すれば事業を拡大できる——そう考える事業者に向いているのが、旭川市の工場等改修助成金です。賃借している工場等の改修工事費を対象に、半額を助成します。
対象になる工事費は1000万円以上で、助成額は工事費の半分、上限2000万円です。土地や建物を新たに取得するのではなく、既存の賃借物件を活用する立地パターンに絞った助成金という点が特徴です。
工業等振興促進条例(工場等改修助成金)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 旭川市工業等振興促進条例に基づく助成等(工場等改修助成金) |
| 対象業種 | 指定対象業種(工場等) |
| 利用目的 | 設備投資(賃借している工場等の改修) |
| 対象地域 | 北海道旭川市 |
| 従業員数 | 新規雇用5人以上 |
| 補助上限額 | 工事費(1000万円以上)の半額、上限2,000万円 |
| 補助率 | 2分の1 |
| 申請受付 | 公式ページに具体的な受付期間の記載なし(企業立地課へお問い合わせください) |
| 公式サイト | 旭川市「工業等振興促進条例に基づく助成等」 |

対象になるのは「賃借」の改修だけ
この助成金の対象は、賃借している物件の改修工事に限られます。自社所有の工場を改修する場合は、このメニューではなく工場等設置助成金など他の助成金の対象になるかを確認する必要があります。所有か賃借かで使える助成メニューが変わるため、立地形態を決める段階でどちらに該当するか整理しておくと申請がスムーズです。
いくら戻るか計算する
改修工事費が1,500万円かかった場合、半額は750万円です。上限2,000万円の範囲内なので、そのまま750万円が助成されます。工事費が4,500万円を超えると計算上は2,250万円になりますが、上限2,000万円までしか助成されません。改修規模が大きくなるほど、助成される割合は実質的に下がっていきます。
対象になる工事費の下限に注意
工事費が1000万円未満の小規模な改修は、この助成金の対象外です。改修の見積もりを取る段階で、対象になる規模かどうかを確認しておくとよいでしょう。
よくある質問
工事費1000万円ちょうどの場合は対象になりますか?
公式ページの記載は「1000万円以上」です。1000万円ちょうどが含まれるかは旭川市経済部企業立地課へお問い合わせください。
内装工事だけでも対象になりますか?
対象になる工事の具体的な範囲は公式ページに詳細記載がありません。窓口でご確認ください。
自社所有の工場の改修は対象になりますか?
この助成金は賃借物件が対象です。所有物件の場合は他の助成メニューの対象になるか企業立地課にご相談ください。
