工場を建てる土地はどこでもいいわけではありません。旭川市の土地取得助成金は、工業専用地域で用地を取得する場合に限って使える助成金です。取得価額の25%、上限1億円が助成されます。
対象地域が限定されている点が、この記事で扱う土地取得助成金の最大の特徴です。同じ条例の他の助成金メニュー(工場等設置助成金・雇用助成金など)は工業専用地域に限定されないため、立地を検討する段階でこの違いを押さえておくと計画が立てやすくなります。
工業等振興促進条例(土地取得助成金)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 旭川市工業等振興促進条例に基づく助成等(土地取得助成金) |
| 対象業種 | 指定対象業種(工場等) |
| 利用目的 | 設備投資(工業専用地域での用地取得) |
| 対象地域 | 北海道旭川市(工業専用地域に限る) |
| 従業員数 | 新規雇用5人以上 |
| 補助上限額 | 取得価額の25%、上限1億円 |
| 補助率 | 25% |
| 申請受付 | 公式ページに具体的な受付期間の記載なし(企業立地課へお問い合わせください) |
| 公式サイト | 旭川市「工業等振興促進条例に基づく助成等」 |

対象地域は「工業専用地域」だけ
工業専用地域とは、都市計画法にもとづき工場等の立地を優先する目的で指定された地域のことです。旭川市内であればどこでも対象になるわけではなく、この工業専用地域内で用地を取得する場合に限られます。候補地が工業専用地域に該当するかどうかは、土地を契約する前に旭川市の都市計画担当課で確認しておくという手があります。
いくら戻るか計算する
用地を8,000万円で取得した場合、助成率25%で計算すると2,000万円です。上限1億円の範囲内なので、そのまま2,000万円が助成されます。4億円を超える用地取得になると、計算上は1億円を超えますが、上限1億円までしか助成されません。大規模な用地取得ほど、実質的な助成割合は下がっていく計算です。
他の助成金との組み合わせ
土地取得助成金は「土地」にかかる費用が対象です。建物や設備の投資には、工場等設置助成金や雇用助成金など別のメニューがあります。投資額2500万円以上・新規雇用5人以上という基本要件を満たせば、複数の助成金を組み合わせて検討できる可能性があります。
よくある質問
工業専用地域以外での土地取得は対象になりますか?
対象外です。この助成金は工業専用地域内での取得に限定されています。
土地の賃借は対象になりますか?
公式ページの記載は「取得」が対象です。賃借の場合の扱いは旭川市経済部企業立地課へお問い合わせください。
取得価額には仲介手数料も含まれますか?
公式ページに詳細な内訳の記載はありません。窓口にご確認ください。
