トラックやバスの事故は一件あたりの被害が大きくなりがちです。国土交通省の自動車事故対策費補助金(ASV導入支援)は、衝突被害軽減ブレーキなどを備えた先進安全自動車(ASV)の導入費用を、事業用自動車の運送事業者に補助する制度でした。令和4年度分の申請受付は2022年12月23日で終了しています。
ASVとは、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報など、ドライバーの運転操作を支援する装置を搭載した自動車のことです。国土交通省はこの補助金を通じて、トラック・バス・タクシーなど事業用自動車への普及を後押ししてきました。上限600万円が設定されていました。
自動車事故対策費補助金(ASV導入支援)R4の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(貨物・旅客の運送事業者) |
| 制度名 | 令和4年度 自動車事故対策費補助金(先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援) |
| 対象業種 | 運送業(トラック・バス・タクシー等の事業用自動車を保有する事業者) |
| 利用目的 | 設備投資(ASVの導入) |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(事業用自動車の保有台数等が要件になることが多い) |
| 補助上限額 | 600万円 |
| 補助率 | |
| 申請受付 | 終了(2022年12月23日まで) |
| 公式サイト | 国土交通省「先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援」 |

なぜ事業用自動車だけが対象なのか
この補助金は自家用車を持つ個人ではなく、運送事業を営む事業者の事業用自動車が対象です。トラック・バス・タクシーは走行距離が長く、事故が起きたときの被害規模も大きくなりやすいという性質があります。国土交通省が事業用自動車に絞って支援してきた背景には、こうした車両を重点的に安全化することで、事故対策の効果を効率よく出す狙いがあると読み取れます。
「自動車事故対策費補助金」は複数のメニューがある
この補助金の名前は「自動車事故対策費補助金」で共通していますが、実際にはASV導入支援のほかに、事故被害者支援のための短期入院・入所協力事業など、目的の異なる複数のメニューが同じ予算科目の中に存在します。ASV導入を目的にこの補助金を探す場合は、名前だけで判断せず「ASVの導入に対する支援」というメニュー名まで確認する必要があります。
今から申請できるか
令和4年度分の受付は2022年12月23日で終了しました。国土交通省はこの支援を年度ごとに継続して実施してきた実績があるため、次年度以降も同種の枠組みが用意される可能性はありますが、公式な予告は確認できていません。ASVの導入を検討している運送事業者は、国土交通省の該当ページで最新の公募状況を確認してください。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和4年度分のASV導入支援は2022年12月23日で受付を終了しています。次年度以降の枠組みが用意されるかは、国土交通省の公式ページで確認する必要があります。
自家用車のASV導入も対象になりますか?
対象外です。この補助金はトラック・バス・タクシーなど事業用自動車を保有する運送事業者向けの制度です。
「自動車事故対策費補助金」という名前の別の制度もありますか?
あります。同じ予算科目のもとで、ASV導入支援のほかに事故被害者向けの短期入院・入所協力事業など複数のメニューが存在します。目的に合ったメニュー名まで確認してください。
