国の省力化投資補助金に採択されたのに、自己負担分がまだ重い。そんな事業者のために、大分県は国の補助金の上に「上乗せ」する形の補助金を用意しています。単独で申請する制度ではなく、国の補助金の交付決定を受けていることが前提という点が最初に押さえておきたいポイントです。
対象は大分県内に事業所を有する中小企業・小規模事業者等で、国の省力化投資補助金(カタログ型・一般型)またはデジタル化・AI導入補助金の額確定を受けた事業者です。県の上乗せ額は、省力化投資補助(カタログ型・一般型)が750万円、デジタル化・AI導入補助が52万5千円です。実績報告の締切は令和9年1月29日となっています。
大分県省力化・生産性向上支援補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 大分県省力化・生産性向上支援補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(中小企業・小規模事業者等) |
| 利用目的 | ロボット・IoT等の汎用製品やオーダーメイド設備の導入(国の省力化投資補助金・デジタル化補助金への上乗せ) |
| 対象地域 | 大分県内 |
| 従業員数 | 国の対象補助金の要件に準ずる(詳細は交付要綱でご確認ください) |
| 補助上限額 | 省力化投資補助(カタログ型・一般型)750万円上乗せ、デジタル化・AI導入補助52万5千円上乗せ |
| 補助率 | 国と県の合計で対象経費の4分の3 |
| 申請受付 | ~令和9年1月29日(実績報告締切) |
| 公式サイト | 大分県「省力化・生産性向上支援補助金」 |

何から始めるか
この補助金は単独では申請できません。先に国の省力化投資補助金(カタログ型・一般型)またはデジタル化・AI導入補助金に応募し、額確定(交付された補助額が最終的に決まる通知)を受けてから、県への上乗せ申請に進むという順番になります。国の公募と県の上乗せ、2つのスケジュールを同時に把握しておく必要があります。
自分の会社は対象になる?
清掃ロボットやスチームコンベクションオーブン、測量機など、国の省力化投資補助金のカタログに載っている汎用製品を導入する事業者が典型例です。県の上乗せぶんも含めると補助率は国と合わせて4分の3まで上がるため、自己負担を抑えたい事業者ほど確認する価値があります。
いくら戻るか計算する
たとえば清掃ロボットの導入費用が300万円で、国の省力化投資補助金(カタログ型)で200万円の交付決定を受けたとします。自己負担は100万円ですが、県の上乗せ枠(上限750万円の範囲内)を使えば、さらに負担を圧縮できる可能性があります。実際の上乗せ額は交付要綱の計算方法によるため、事務局に確認しながら進めるという手があります。
申請でつまずきやすい順番の話
実績報告の締切は令和9年1月29日です。国の補助金の実績報告と県の上乗せ申請、どちらも期限管理が必要になるため、国側の交付決定を受けたらすぐ県の事務局に連絡するという流れにしておくと慌てずに済みます。
よくある質問
国の補助金に採択されていないと申請できませんか?
申請できません。国の省力化投資補助金またはデジタル化・AI導入補助金の額確定を受けていることが前提の制度です。
対象になる国の補助金は決まっていますか?
はい。省力化投資補助金(カタログ型・一般型)とデジタル化・AI導入補助金が対象です(公式ページの交付要綱でご確認ください)。
問い合わせ先はどこですか?
大分県先端技術挑戦課 先端技術・DX推進班(097-506-2892、または大分県補助金事務局050-8882-4219)です。
