配電事業への参入を検討しているが、地域独立系統(マイクログリッド)の構築にはまず計画策定の段階が必要になる。この計画段階を後押しする制度が「再生可能エネルギー導入拡大に向けた分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金(配電事業等の参入を見据えた地域独立系統の計画策定支援事業)」です。令和6年度分は2024年8月2日で募集を終了しています。 補助率1/2・上限2,000万円の制度でした。
この補助金は資源エネルギー庁の予算で、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が執行団体を務めていました。地域独立系統(マイクログリッド)の構築を見据え、配電事業等への参入を検討する事業者の計画策定を支援する制度です。
地域独立系統計画策定支援事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人。配電事業等への参入を検討する事業者) |
| 制度名 | 令和6年度 再生可能エネルギー導入拡大に向けた分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金(配電事業等の参入を見据えた地域独立系統の計画策定支援事業) |
| 対象業種 | 汎用 |
| 利用目的 | 設備投資 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 上限2,000万円 |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 終了(〜2024年8月2日) |
| 公式サイト | 一般社団法人環境共創イニシアチブ「地域独立系統(配電事業等の参入を見据えた計画策定・構築支援事業)」 |

「計画策定」と「構築」、2段階の支援
この補助金は、地域独立系統の実現に向けて2段階の支援メニューが用意されている点が特徴です。
- 計画策定支援事業(本記事):地域独立系統・配電事業への参入の実現可能性を検討する計画づくりの段階
- 構築支援事業(別枠):計画をもとに、実際の系統・設備を構築する段階
「地域独立系統の補助金」とひとくくりに探すと、計画段階と構築段階のどちらを指しているか分からなくなります。 まだ構想段階なら計画策定支援事業、すでに計画が固まっているなら構築支援事業というように、自社の進捗段階に応じて確認すべき制度が変わります。
対象は、電力供給の維持が難しい地域でのマイクログリッド構築や、配電事業への新規参入を見据えた事業性・技術面の検討にかかる費用です。
今から申請できますか?
できません。2024年8月2日で締め切られています。この事業は資源エネルギー庁が継続的に取り組む分散型エネルギー政策の一環であり、後継の年度分・後継事業が実施される可能性があります。
次回公募に備えてできること
- 配電事業参入の検討段階を整理しておく:計画策定段階なのか、すでに構築段階に近いのかを明確にしておきます
- 地域の電力供給課題を具体的に把握しておく:既存の系統でカバーしきれない地域の状況を資料化しておくと、計画の説得力が増します
- SII(環境共創イニシアチブ)の公募情報ページを定期的に確認する:後継事業の公募開始時期を早めに把握できます
よくある質問
今から申請できますか?
できません。2024年8月2日で締め切られています。後継の分散型エネルギー関連補助金はSIIの公募情報ページで確認してください。
「計画策定支援」と「構築支援」、どちらに応募すべきですか?
まだ構想段階なら計画策定支援事業、すでに計画が固まっており実際の構築に進む段階なら構築支援事業が該当します。
