台風や地震で有線放送のケーブルが切断されると、地域住民への情報伝達が一気に止まります。ケーブルテレビ事業者にとって、こうした被害を未然に防ぐ設備投資は簡単ではありません。線路のループ化や監視制御機能の強化には相応の費用がかかるためです。この負担を軽減するために総務省が実施しているのが、地域ケーブルテレビネットワーク整備事業です。
令和5年度当初予算分の公募は2023年1月16日に始まり、2023年2月3日ですでに終了しています。有線網が切断された際に想定される被害箇所のループ化や、監視制御機能の強化に係る設備整備が対象です。
地域ケーブルテレビネットワーク整備事業(R5当初)の要点まとめ
正式名:令和5年度当初_地域ケーブルテレビネットワーク整備事業
だれが
- 申請者
- 事業者(ケーブルテレビ事業者)
- 対象業種
- 情報通信業
- 利用目的
- ケーブルテレビ有線網のループ化、監視制御機能強化に係る設備整備
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
- 規定なし(公式ページに明記なし)
いくら
- 補助上限額
- 公式ページに記載なし(総務省へお問い合わせください)
- 補助率
- 公式ページに記載なし(総務省へお問い合わせください)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 終了(2023年1月16日〜2023年2月3日)

何を整備する事業なのか
対象となる整備内容は、大きく2つに分けられます。
- 有線網切断が想定される箇所等のループ化:ケーブルが1本切れても迂回できるよう、放送ネットワークを環状につなぐ工事
- 監視制御機能の強化:ネットワークの異常を遠隔で検知・制御できる設備の整備
災害時に地域住民が確実に情報を受け取れるよう、ケーブルテレビ網そのものの「壊れにくさ」を高める投資が対象になっている点が、この事業の特徴です。 単なる設備更新ではなく、耐災害性の強化という明確な目的軸が置かれています。
今から申請できるか
令和5年度当初予算分の公募は2023年2月3日で終了しています。総務省はケーブルテレビの耐災害性強化に関する補助事業を、予算の年度・回次を変えながら継続的に実施しています。ケーブルテレビ事業者で設備の耐災害性強化を検討している場合は、総務省の「ケーブルテレビ政策ポータルサイト」で最新の公募情報を確認することになります。
よくある質問
今から申請できますか?
このページで扱っている令和5年度当初予算分の公募は終了しています。総務省は同種の事業を継続的に実施しているため、最新の公募情報は「ケーブルテレビ政策ポータルサイト」で確認してください。
補助率はどれくらいですか?
公式ページ(本記事執筆時点で確認できた範囲)には具体的な補助率の記載がありません。申請を検討する場合は、総務省の該当年度の公募要領・交付要綱を直接確認する必要があります。
一般の事業者でも申請できますか?
対象はケーブルテレビ事業者です。一般の中小企業が設備投資として申請できる制度ではありません。
