自社の駐車場にEV充電器を1基設置したいだけでも対象になるのか。答えは「対象になり得ますが、直接この制度に申し込むわけではありません」。この公募は充電・水素充てんインフラの導入費用を助成する「民間団体等」を募集するもので、充電器を設置したい一般の事業者は、選ばれた団体が実施する別の助成窓口を使う仕組みです。
「令和6年度補正予算案 クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」は、電気自動車・燃料電池自動車の普及に必要な充電・水素充てんインフラ整備を、民間団体等を通じて支援する国の事業です。民間団体等の公募は2025年1月8日で終了しています。
充電・充てんインフラ導入促進補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(この段階は執行団体〈民間団体等〉の公募。充電器を設置したい個社は選定後の助成窓口に応募) |
| 制度名 | 令和6年度補正予算案 クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金 |
| 対象業種 | 指定なし(分類不能の産業を含む幅広い業種) |
| 利用目的 | 充電設備・水素充てん設備の導入、運輸部門の二酸化炭素排出削減 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 制限なし |
| 補助上限額 | 360億円(民間団体等への予算総額。個社が受け取る助成額は別途窓口で決定) |
| 補助率 | 補助事業者(民間団体等)向けは定額。間接補助事業者(設置者)は設備区分により定額・1/2以内・1/3以内等 |
| 申請受付 | 民間団体等の公募は終了(2024年12月11日〜2025年1月8日) |
| 公式サイト | Jグランツ「充電・充てんインフラ等導入促進補助金」 |

「定額」と「1/2以内」、どちらが自社に当てはまるか
補助率の書き方が2段階になっているのは、執行団体(民間団体等)への交付は定額(全額)だが、実際に充電器を設置する事業者への助成は設備区分によって定額・1/2以内・1/3以内と細かく分かれるためです。
| 対象になる(設置側) | 対象になりにくい |
|---|---|
| 電気自動車・燃料電池自動車向けの充電・水素充てん設備 | ガソリン車・ディーゼル車専用の給油設備 |
| 運輸部門のCO2排出削減に資する充電インフラの新設・増設 | 自動車の普及・脱炭素と無関係な一般電気設備 |
よく誤解されるポイント
このバッチには「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」という似た名前の別制度が並んでいます。片方は「充電・充てんインフラ」(充電器そのものの整備)、もう片方は「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」(車両本体の購入者向け)で、対象がインフラか車両かで別制度です。名称が似ているため、検索する際はどちらを探しているか区別してください。
今から申請できるか
民間団体等の公募は2025年1月8日で終了しています。充電器・水素充てん設備の導入を検討している事業者は、選定された民間団体等が実施する助成窓口の案内を確認する必要があります。 経済産業省・資源エネルギー庁の公式ページで続報を確認してください。
よくある質問
今から申請できますか?
このページで扱っている民間団体等の公募は終了しています。充電器設置者向けの助成窓口が別途あるかは、選定された民間団体等の案内を確認する必要があります。
個人事業主でも充電器の助成を受けられますか?
対象者の詳細は選定された民間団体等が実施する助成窓口の要件次第です。この記事の公募は執行団体を選ぶ段階のものです。
360億円は1社が受け取れる金額ですか?
いいえ。360億円は民間団体等に渡る事業全体の予算総額です。個々の設置事業者が受け取れる助成額は、設備区分ごとの補助率にもとづき別途決まります。
