「節電に協力するとお金がもらえる」というニュースを見て、それがどの制度なのか調べている人がいます。この令和4年度「電気利用効率化促進対策事業費補助金」は、その仕組みを支えていた国の事業の一つです。 ただし個人・企業が国に直接申請する制度ではありません。この執行団体公募はすでに終了しています。
対象は電気の利用者本人ではなく、節電プログラム(デマンドレスポンス)を運営する小売電気事業者等でした。「自分の会社は電気を多く使うから対象になるはずだ」と考えて公式ページを探しても、この段階では見つからないのはそのためです。
電気利用効率化促進対策事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主)(国内に本社を置く小売電気事業者等) |
| 制度名 | 令和4年度「電気利用効率化促進対策事業費補助金」 |
| 対象業種 | 汎用(小売電気事業者等) |
| 利用目的 | 節電プログラム(デマンドレスポンス)参加者への登録支援・インセンティブ原資の補助 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 公式ページに記載なし(資源エネルギー庁へお問い合わせください) |
| 補助率 | 定額(10/10) |
| 申請受付 | 執行団体の公募は終了(2022年7月11日〜7月20日) |
| 公式サイト | 資源エネルギー庁「令和4年度『電気利用効率化促進対策事業費補助金』に係る補助事業者(執行団体)の公募について」 |

電気の利用者は何をもらえたのか
この事業の実態は、電気利用者が節電プログラムに登録・参加することで、小売電気事業者等からポイントや割引などのインセンティブを受け取る仕組みでした。国が直接家庭や企業にお金を配るのではなく、その原資を小売電気事業者等に補助するという間接的な設計です。「自分の電気代がどうなるのか」を知りたい場合は、契約している小売電気事業者が節電プログラムを実施していたかどうかを確認する必要がありました。
「補助率10/10」は誰にとって全額なのか
早見表の補助率「定額(10/10)」は、国から執行団体(小売電気事業者等)への補助が全額であることを示すものです。電気利用者本人が負担ゼロで何かを受け取れるという意味ではありません。この区別を取り違えると、「節電すれば必ず全額補助が受けられる」と誤解してしまいます。
今から申請できるか
執行団体の公募は2022年7月20日で終了しています。節電・省エネに関する国の支援策は、電力需給の状況に応じて年度ごとに形を変えて実施される傾向があります。 電気代の負担軽減を目的とした最新の支援策は、資源エネルギー庁の省エネルギー政策ページで確認するのが確実です。
よくある質問
今から申請できますか?
執行団体(補助事業者)の公募(2022年7月20日締切)は終了しています。この制度そのものへの新規申請はできません。
電気代を安くしたい個人・企業はどこに申し込めばよいですか?
この制度は小売電気事業者等を経由した間接的な仕組みでした。契約中の電力会社が現在も節電プログラムを実施しているかを直接確認するのが確実です。
補助率10/10とはどういう意味ですか?
国から執行団体への補助が対象経費の全額という意味です。個人・企業が負担ゼロで恩恵を受けられるという意味ではなく、実際のインセンティブの内容は執行団体が個別に設計していました。
