人手不足と電気代の上昇が、同時に重なっています。永平寺町のこの補助金は、その2つに同時に効きます。
対象は町内の小規模事業者です。枠は2つ。DXツール導入は補助率1/2・上限5万円。高効率設備導入は補助率1/3・上限50万円です。申請受付は令和8年9月30日まで。ただし予算に達し次第、締切前でも終了します。
対象になる事業者と、2つの枠の中身
対象は、中小企業基本法上の小規模事業者です。商業・サービス業は従業員5人以下、それ以外の業種は20人以下という基準があります。永平寺町内に事業所を持つ法人、または事業所の住所がある個人事業主が対象です。
枠は次の2つです。
- DXツール導入枠:受発注システム、キャッシュレス決済システムなど。補助率1/2、上限5万円
- 高効率設備導入枠:LED照明、高効率エアコンなど。補助率1/3、上限50万円
2つの枠は併願できるかどうか、公式ページに明記がありません。
補助額を業種別に計算してみる
数字で見ると、投資の判断がしやすくなります。
- 飲食店がキャッシュレス決済端末を導入:費用12万円。補助率1/2で6万円になるはずが、上限5万円までしか出ません。自己負担は7万円です
- 町工場が受発注システムを導入:費用8万円。補助率1/2で4万円。上限5万円以内なので満額です。自己負担は4万円です
- 小売店が老朽化したエアコン2台をLED併用で更新:費用90万円。補助率1/3で30万円。上限50万円以内なので満額です。自己負担は60万円です
- 製造業が照明をすべてLED化:費用200万円。補助率1/3で66万円になるはずが、上限50万円までしか出ません。自己負担は150万円です
対象経費が15万円を超えると、DX枠は上限5万円で頭打ちになります。設備枠は対象経費150万円で上限50万円に到達します。それ以上投資しても補助額は増えません。
申請の順番と、隠れた締切
交付申請から補助金の受け取りまでの流れは、次のとおりです。
- 交付申請書を提出する
- 交付決定の通知を受け取る
- DXツールの契約、または設備の発注・工事を行う
- 事業を完了させる
- 実績報告書を提出する
- 補助金が確定通知後に振り込まれる
交付決定より前に契約・発注をすると、補助の対象外になります。見積もりを取るところまでは進めてかまいませんが、契約とサインは通知が届いてからにしてください。
予算はいつ尽きるかわからない
申請期限は令和8年9月30日です。ただし公式ページには、予算に達した時点で受付を終了すると明記されています。締切日より先に受付が終わる可能性があります。
早く動いた事業者から埋まっていく仕組みです。DXツールの見積もりや、設備の選定は、検討を始めた段階で並行して進めておくと安全です。
対象経費の線引き(どこまでがDXツールか、どこまでが高効率設備か)は、事業計画の書き方次第で通る幅が変わる場面もあります。この考え方は、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで紹介しています。
よくある質問
DXツールと省エネ設備、両方の枠に同時に申請できますか?
公式ページには明記がありません。両方を検討している場合は、事前に永平寺町商工観光課へ確認することをおすすめします。
補助率1/2・上限5万円のDX枠は、いくらの投資で満額になりますか?
対象経費10万円で、補助率1/2の計算上ちょうど5万円になります。10万円を超えても補助額は5万円のまま変わりません。
予算がなくなったら、締切日より前でも申請できなくなりますか?
その可能性があります。申請期限は令和8年9月30日ですが、予算に達し次第、受付を終了すると公式ページに記載されています。早めの申請が安全です。
免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助率・上限額・対象経費・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず永平寺町の公式ページで内容をご確認ください。
出典:
この補助金の概要(早見表)
| 検索項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 永平寺町小規模事業者経営支援事業補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(中小企業基本法上の小規模事業者) |
| 利用目的 | DXツール導入または高効率設備導入による経営改善 |
| 対象地域 | 福井県永平寺町(町内に事業所を有する事業者) |
| 従業員数 | 商業・サービス業5人以下、それ以外の業種は20人以下(小規模事業者の基準) |
| 補助上限額 | DXツール導入5万円/高効率設備導入50万円 |
| 補助率 | DXツール導入1/2、高効率設備導入1/3 |
| 申請受付 | 令和8年9月30日まで(予算到達次第終了) |
| 公式サイト | https://www.town.eiheiji.lg.jp/200/206/235/237/p011971.html |
※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。
DX化・省エネ化にあわせて、他に使える補助金がないか気になる方は、3分でできる補助金診断も活用してみてください。
2つの枠をどう組み合わせるか、対象経費の線引きに迷う場合は、専門家に相談するのも一つの手です。
