省エネ性能の高い機器を開発しても、それを裏付ける規格・基準・認証の整備が追いついていなければ、市場での評価にはつながりにくいものです。この補助金は、その課題に取り組む事業者を後押しする制度です。令和7年度分は2025年7月22日で募集を終了しています。
エネルギー需給構造高度化基準認証推進事業費補助金(令和7年度)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(省エネ機器の規格・基準・認証整備に取り組む法人) |
| 制度名 | 令和7年度「エネルギー需給構造高度化基準認証推進事業費補助金」 |
| 対象業種 | 汎用 |
| 利用目的 | 創業・第二創業、販路開拓・展示会、研究開発・実証 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 2,000万円 |
| 補助率 | 3分の2 |
| 申請受付 | 2025年6月29日〜7月22日(終了) |
| 公式サイト | 経済産業省「令和7年度『エネルギー需給構造高度化基準認証推進事業費補助金』の公募について」 |

なぜ「規格・認証」に補助金が出るのか
新しい省エネ技術や機器を開発しても、それを評価する国際規格やJIS規格が存在しなければ、市場は「本当に省エネ効果があるのか」を判断できません。規格づくりや認証取得には、技術開発そのものとは別の専門知識と時間がかかるため、この分野に特化した補助金が用意されています。設備投資の補助金とは異なり、規格の標準化活動や認証取得に必要な試験・評価費用が対象になる点が特徴です。
対象になりやすい取組の例
「エネルギー需給構造高度化」という名称から、次のような取組が対象になるとみられます。
- 省エネ機器の性能評価に関する規格策定活動
- 国際標準化機構(ISO)等への規格提案に向けた実証
- 認証取得のための試験・評価
一般的な設備投資や量産化の費用は対象外とみられます。規格・認証という言葉が示すとおり、標準化・認証整備に関わる取組が中心です。
次回公募に備えてやっておくこと
この補助金は毎年度、名称・内容をほぼ変えずに継続されている実績があります(令和8年度分も公募が確認できます)。次回の公募条件は年度によって細部が変わる可能性があるため、公式に明記があるのは各年度の公募要領のみという前提で臨む必要があります。規格策定や認証取得の計画を早めに固めておくと、公募開始後にすぐ動けます。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和7年度分は2025年7月22日で募集を終了しています。次回公募の情報は経済産業省の公式サイトで確認してください。
中小企業でも申請できますか?
補助率2/3は中小企業を含めた幅広い事業者を想定した水準とみられます。具体的な企業規模要件は公募要領原本でご確認ください。
設備投資費用は対象になりますか?
規格策定・認証取得に関わる費用が中心とみられ、一般的な設備投資は対象外の可能性が高いです。詳細は公募要領原本でご確認ください。
