この記事で扱う「ESG債発行促進支援事業補助金」は、令和6年度以降の「SDGs債発行支援事業補助金」と名前が似ていますが、令和5年度時点では「ESG債」という名称で実施されていた、いわば前身の制度です。ソーシャルボンドの発行コストを補助する枠で、申請受付は2024年3月15日で終了しています。
ESG(環境・社会・企業統治)を重視した資金調達を後押しする東京都の施策の一環で、社会課題の解決を資金使途とするソーシャルボンドの発行にかかる費用を補助する制度でした。上限300万円が設定されていました。
ESG債発行促進支援補助金(ソーシャルボンド)R5の要点まとめ
正式名:令和5年度ESG債発行促進支援事業補助金(ソーシャルボンド)
だれが
- 申請者
- 事業者(ソーシャルボンドを発行する法人)
- 対象業種
- 業種不問(債券発行を行う法人)
- 利用目的
- まちづくり・地域振興(ソーシャルボンドの発行支援)
- 対象地域
- 全国(東京都が実施する制度)
- 従業員数
- 規定なし(債券発行を行う法人が対象)
いくら
- 補助上限額
- 300万円
- 補助率
いつ・どこへ
- 申請受付
- 終了(2024年3月15日まで)

「ESG債」から「SDGs債」への名称変更
令和5年度は「ESG債発行促進支援事業補助金」という名称でしたが、令和6年度以降は「SDGs債発行支援事業補助金」という名称に変わっています。名称が変わっても、東京都がグリーンファイナンス市場の育成を目的に発行コストを支援するという制度の骨格は共通しています。過去の情報で「ESG債」という名称を見かけても、古い名称のまま検索を続けると最新の公募情報にたどり着けないため、現行の「SDGs債発行支援事業補助金」の名称で探し直す必要があります。
上限額はSDGs債時代と同水準
令和5年度ESG債(ソーシャルボンド)の上限300万円は、令和6年度SDGs債(ブルーボンド・グリーンボンド等)と同じ水準です。名称は変わっても、社会・環境それぞれの分野で上限額の設計思想が引き継がれているとみられます。
今から申請できるか
令和5年度分の受付は2024年3月15日で終了しました。現行の名称は「SDGs債発行支援事業補助金」に変わっているため、最新の公募状況を探す際は「SDGs債」の名称で検索し直す必要があります。東京都のグリーンファイナンス関連ページで確認してください。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和5年度分は2024年3月15日で受付を終了しています。現行の「SDGs債発行支援事業補助金」の名称で最新の公募状況を確認してください。
ESG債とSDGs債は別の制度ですか?
名称は変わっていますが、東京都がグリーンファイナンス市場の育成を目的に発行コストを支援するという骨格は共通しています。詳細な制度上の異同は東京都公式ページ原本での確認が必要です。
上限300万円はどの経費に使えますか?
債券発行にかかる外部評価費用やアドバイザリー費用などが想定されますが、詳細な内訳は公募要領原本の確認が必要です。
