市外から人を呼び込むイベントを企画したい。でも「うちの企画は補助対象になるのか」が分からず動けない——という声をよく聞きます。江田島市の誘客促進イベント実施支援補助金は、市民・団体・企業のいずれが主催しても申請できる補助金です。通常のイベントは対象経費の3分の1(上限10万円)、自然環境を活用したイベントは3分の2(上限20万円)まで補助されます。
この記事は「イベント実施」を支援する補助金の話です。 江田島市には旅行会社向けの「観光バスツアー誘客促進事業補助金」という別の制度もありますが、そちらはバスツアーを企画する旅行業者だけが対象で、内容も窓口も異なります。
江田島市誘客促進イベント実施支援補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者・個人のどちらも |
| 制度名 | 江田島市誘客促進イベント実施支援補助金 |
| 対象業種 | 指定なし(イベントを実施する個人・団体・企業) |
| 利用目的 | 交流人口の拡大・地域のにぎわい創出につながるイベントの実施 |
| 対象地域 | 広島県江田島市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 通常イベント10万円/自然環境活用事業20万円 |
| 補助率 | 通常イベント3分の1、自然環境活用事業3分の2 |
| 申請受付 | 令和8年4月1日〜令和9年3月19日(予算額に達し次第終了) |
| 公式サイト | 江田島市「江田島市誘客促進イベント実施支援補助金のご案内」 |

対象になるイベント・ならないイベントの境界線
対象になるのは、次の3条件をすべて満たすイベントです。
- 江田島市内で実施する誘客促進イベントであること
- 令和8年4月1日以降に開始し、令和9年3月31日までに完了すること
- 市の他の補助金を受けていないイベントであること
一方で対象にならないのは、すでに市の他の補助金を受けているイベントです。二重取りを防ぐための線引きなので、他の助成制度を使う予定がある場合は、どちらを使うか先に決めておく必要があります。
補助率が2倍になる「自然環境活用事業」とは
通常のイベントは補助率3分の1・上限10万円ですが、自然環境を活用する事業は補助率3分の2・上限20万円と、補助率が2倍になります。江田島市は瀬戸内海に面した島しょ部を持つ自治体なので、海や自然を活かした体験型イベントは通常より手厚く支援される設計です。
たとえば対象経費が15万円のイベントなら、通常区分では5万円の補助にとどまりますが、自然環境活用事業として認められれば10万円まで補助が伸びます。自分の企画が自然環境活用に該当するかどうかは、申請前に産業部商工観光課へ確認するのが確実です。
同一事業は3回までという上限
同一事業に対する申請は3回を限度とすると定められています。毎年同じイベントを開催している団体であっても、4回目以降はこの補助金を使えません。単発のイベントよりも、複数年かけて定着させたいイベントの立ち上げ期に向いた制度といえます。
申請から交付までの流れ
- イベントを企画する(対象期間・他補助金の未受給を満たす内容にする)
- 応募の手引き・様式集をダウンロードし、必要書類を準備する
- 産業部商工観光課へ申請書を提出する
- 審査を経て交付決定を受ける
- イベントを実施し、実績報告を行う
受付期間は令和9年3月19日までですが、予算額に達した場合は受け付けを終了すると明記されています。年度後半に企画している場合は、早めに窓口へ相談しておくと安心です。
よくある質問
個人でも申請できますか?
できます。市内でイベントを実施しようとする個人、団体又は企業が対象です。法人格のない任意団体でも申請可能です。
観光バスツアーの補助金と同時に使えますか?
使えません。誘客促進イベント補助金は「市の他の補助金を受けていないイベント」が条件です。観光バスツアー誘客促進事業補助金は旅行業者向けの別制度なので、対象となる主体・内容も異なります。どちらか一方を選ぶ必要があります。
毎年開催しているイベントでも申請できますか?
できますが、同一事業への申請は3回が限度です。4年目以降は対象外になるため、継続開催を予定している場合は申請回数を管理しておく必要があります。
