訪問先で1人になる看護師の安全をどう守るか。訪問看護の現場では、防犯ブザーやセキュリティサービスの導入を考えても、事業所単独での費用負担がネックになりがちです。
福井県は、訪問看護ステーションが導入する防犯機器の費用を補助する「訪問看護ステーションにおける防犯機器購入等費用補助金」を実施しています。補助率は1/2、上限13,000円とやや小さめの制度ですが、5事業所限定・先着順という枠組みです。申請受付は2026年9月3日から2027年2月26日までです。
訪問看護ステーション防犯機器補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(訪問看護ステーション) |
| 制度名 | 訪問看護ステーションにおける防犯機器購入等費用補助金 |
| 対象業種 | 訪問看護事業 |
| 利用目的 | 防犯機器の購入等(初度整備費用) |
| 対象地域 | 福井県 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 13,000円 |
| 補助率 | 対象経費の1/2 |
| 申請受付 | 2026年9月3日~2027年2月26日(5事業所限定・先着順) |
| 公式サイト | https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kourei/subsidy/houkannhozyokin.html |
対象になる事業者
対象は、福井県内に設置された訪問看護ステーションです。補助金交付事業所数は5事業所に限定され、先着順で受付が終了します。申請期間は2027年2月26日までと長めですが、枠が埋まればそれより前に締め切られる点に注意してください。
対象になる経費
対象経費は、訪問時の安全対策にかかる初度整備費用です。
- 位置検索機能・緊急呼び出し機能付き防犯ブザー
- 防犯ボタン付き携帯電話
- セキュリティサービス契約時の初期費用
- 訪問時の安全対策に必要な機器等の初度整備費用
運用コスト・ランニング費用は対象外です。あくまで初回の導入・契約時にかかる費用が対象で、月額利用料などの継続費用は含まれません。
補助額と補助率
補助率は対象経費の1/2、上限は13,000円です。
たとえば、防犯ブザーとセキュリティサービスの初期費用をあわせて2万円かけた場合、1/2は1万円で上限内に収まります。初期費用が26,000円を超える場合は、上限13,000円が優先されます。
金額としては大きくありませんが、訪問看護師1人あたりの装備を整える初期投資の一部として、複数人分をまとめて導入する事業所であれば実質的な負担軽減になります。
申請の流れ
- 対象要件の確認:福井県内の訪問看護ステーションであることを確認します。
- 導入機器の選定・見積取得:防犯ブザーやセキュリティサービス等の見積を取ります。
- 申請書類の準備・提出:申請期間内(2026年9月3日~2027年2月26日)に提出します。5事業所限定・先着順のため、早めの申請がおすすめです。
- 交付決定:県の審査を経て交付が決定されます。
- 導入・実績報告:機器導入後、実績報告を行います。
落ちる・返還になる要因
- 6事業所目以降の申請:先着5事業所の枠を超えて申請しても、対象になりません。
- 交付決定前の購入・契約:交付決定より前に購入・契約した経費は対象外になる可能性があります。
- 運用コストのみの申請:セキュリティサービスの月額利用料など、ランニング費用のみの申請は対象外です。初期費用に限られます。
よくある質問
Q. すでに防犯ブザーを導入済みですが、追加購入分は対象になりますか?
対象は「初度整備費用」とされています。追加購入が初度整備に該当するかは、福井県健康福祉部長寿福祉課地域包括ケアグループ(電話0776-20-0330)にご確認ください。
Q. 5事業所の枠はいつ埋まるか分かりますか?
先着順のため、申請時点での残り枠は福井県の窓口に直接確認するのが確実です。
Q. セキュリティサービスの月額利用料は補助されますか?
補助対象外です。運用コスト・ランニング費用は対象になりません。契約時の初期費用が対象です。
Q. 補助額は最大でいくらですか?
上限13,000円です。対象経費の1/2が補助されるため、初期費用26,000円以上で上限に達します。
Q. 申請期間はいつまでですか?
2026年9月3日から2027年2月26日までですが、5事業所の枠が埋まり次第、期間内でも終了します。
