採用パンフレットを刷新したい。ウェブ面接の環境も整えたい。人手不足が深刻な今、採用力への投資は避けて通れませんが、その分の予算をどこから出すかで止まってしまう企業は少なくありません。
福井県の「ふくい採用力強化補助金」は、この採用活動そのものへの投資を支援する制度です。パンフレット制作からデジタル採用媒体、企業説明会の実施費用まで、3分の1、上限60万円が補助されます。
ふくい採用力強化補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(福井県内に本社を持つ中小企業・小規模企業者) |
| 制度名 | 令和8年度ふくい採用力強化補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし |
| 利用目的 | 人材採用・採用力強化の取り組み |
| 対象地域 | 福井県内 |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業者・小規模事業者(小規模事業者は常時使用する従業員数が原則20人以下、商業・サービス業は5人以下) |
| 補助上限額 | 60万円 |
| 補助率 | 3分の1 |
| 申請受付 | 「採用力強化支援企業」認定後に別途通知(事前の宣言登録・認定が必要) |
| 公式サイト | 福井県「ふくい採用力強化補助金」 |

申請の前に済ませておく登録がある
この補助金は、いきなり申請書を出して終わりではありません。 まず、次のいずれかへの登録が必要です。
- 「パートナーシップ構築宣言」ポータルサイトへの登録
- 「社員ファースト企業宣言」(賃金引き上げを含む)
- 「ふくい女性活躍推進企業」登録
そのうえで、福井県の「採用力強化支援企業」としての認定を受ける必要があります。この認定が先、補助金の申請はそのあとという順番です。パンフレットの制作を先に進めてしまうと、認定前の発注分が対象外になる可能性があるため、まず登録と認定の手続きから着手するという手が安全です。
いくら戻るか計算する
補助率は3分の1、上限60万円です。例えば、採用パンフレットの制作とウェブ面接環境の整備で合計150万円かかった場合、3分の1は50万円で上限内に収まります。投資額が180万円を超えると、3分の1の額が60万円を超えるため、実際に補助されるのは上限の60万円です。
対象になる取り組みの中身
対象経費として挙げられているのは、次のようなものです。
- 採用にかかるパンフレット・チラシ作成費
- デジタル採用媒体の制作費
- 企業説明会の実施経費
- ウェブ面接環境の整備費
- 採用担当者の研修費
紙のパンフレットだけでなく、デジタル媒体の制作やウェブ面接の環境整備まで幅広く対象に含まれる点は、オンライン採用に力を入れたい企業にとって使いやすい設計です。
よくある質問
登録や認定を受けずに申請できますか?
できません。「パートナーシップ構築宣言」等いずれかへの登録と、県の「採用力強化支援企業」認定が申請の前提条件です。
小規模な会社でも対象になりますか?
対象になります。中小企業・小規模企業者のどちらも対象で、規模の大小そのものより、上記の登録・認定要件を満たしているかがポイントです。
補助金額が確定するのはいつですか?
「採用力強化支援企業」に認定された事業者に対し、申請の案内が別途通知される仕組みです。詳しいスケジュールは福井県労働政策課の事務局にご確認ください。
