男性社員の育休が長いほど、会社がもらえる奨励金も増える——そんな設計になっている制度です。福島県の「企業の魅力アップ奨励金」は、男性育休が7日以上1か月未満なら10万円、3か月以上なら30万円と、期間に応じて段階的に金額が上がります。
対象は、福島県次世代育成支援企業認証を取得している企業です。女性活躍支援・働き方改革支援・新規採用の3コースがあり、基本の申請受付は令和9年3月31日まで(当日消印有効)です。
福島県企業の魅力アップ奨励金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 福島県企業の魅力アップ奨励金 |
| 対象業種 | 業種指定なし |
| 利用目的 | 女性活躍推進・働き方改革・新規採用(次世代育成支援企業認証取得企業の職場環境整備) |
| 対象地域 | 福島県内 |
| 従業員数 | 規定なし(雇用保険適用事業所) |
| 補助上限額 | 30万円(働き方改革支援コース・男性育児休業3か月以上の場合) |
| 補助率 | 定額(コース・取組内容ごとに10万円〜30万円) |
| 申請受付 | 令和9年3月31日まで(当日消印有効)※働き方改革支援コースは事前申込が令和8年11月6日まで、女性活躍支援コース「女性の積極採用」は令和9年1月4日から受付開始 |
| 公式サイト | 福島県「福島県企業の魅力アップ奨励金について」 |

まず確かめること:認証を取得しているか
この奨励金の対象になるには、福島県次世代育成支援企業認証制度の「働く女性応援」中小企業認証、または「仕事と生活の調和」推進企業認証のいずれかを取得していることが前提です。認証を取得していない企業は、どれだけ女性活躍や働き方改革に取り組んでいても、この奨励金の対象になりません。認証をまだ取得していない場合は、まず認証の申請から始める必要があります。
そのうえで、県内に事業所があり、雇用保険適用事業所であることも条件です。
3つのコースと金額
| コース | 対象の取組 | 金額 |
|---|---|---|
| 女性活躍支援コース | 女性の登用・活躍推進の取組(全項目共通) | 20万円 |
| 働き方改革支援コース | 男性育児休業7日以上1か月未満 | 10万円 |
| 働き方改革支援コース | 男性育児休業1か月以上3か月未満 | 20万円 |
| 働き方改革支援コース | 男性育児休業3か月以上 | 30万円 |
| 働き方改革支援コース | その他の働き方改革項目 | 20万円 |
| ファーストペンギン応援コース | 新規採用等の取組 | 20万円 |
タイトルの「最大30万円」は、働き方改革支援コースで男性社員に3か月以上の育児休業を取得させた場合の金額です。男性育休の取得期間が短いほど金額も下がる仕組みなので、育休取得を検討している男性社員がいる企業ほど、期間の設計次第で受け取れる額が変わってきます。
受付期間はコースによって異なる
申請受付の基本は令和9年3月31日までですが、コースによって別の締切・開始日が設定されています。
- 働き方改革支援コース: 事前申込が令和8年11月6日まで
- 女性活躍支援コース「女性の積極採用」: 令和9年1月4日から受付開始
働き方改革支援コースだけ「事前申込」という手前の締切がある点に注意が必要です。男性育休の取得を年度末に予定している場合でも、事前申込を令和8年11月6日までに済ませていないと対象にならない可能性があります。育休の予定が決まった時点で、早めに事前申込を済ませておくと安心です。
よくある質問
次世代育成支援企業認証を取得していない場合はどうすればいいですか?
先に福島県次世代育成支援企業認証(働く女性応援認証、または仕事と生活の調和推進企業認証)の取得手続きを進める必要があります。認証の取得要件・申請方法は、福島県商工労働部雇用労政課へ確認してください。
3つのコースを同時に申請できますか?
公式ページに記載なし(福島県商工労働部雇用労政課へお問い合わせください)。女性活躍支援・働き方改革支援・ファーストペンギン応援は、それぞれ異なる取組を評価するコースのため、該当する取組があれば個別に確認することをおすすめします。
個人事業主でも申請できますか?
雇用保険適用事業所であり、次世代育成支援企業認証を取得していれば、法人・個人事業主を問わず対象と考えられます。詳細は福島県商工労働部雇用労政課(024-521-7289)へご確認ください。
