奨学金の返済、月にいくら引かれていますか。年間にすると、けっこうな金額になっているはずです。五島市に定住して働くなら、その一部を市が肩代わりします。
対象は35歳未満で、市内に定住して働く方。Uターン者と、医療・介護・保育職に就くIターン者は年36万円以内、それ以外のIターン者は年24万円以内を、実際の返済実績にあわせて助成します。通年分の申請は翌年2月10日まで、1月〜6月分だけを先に申請する前期申請は7月1日から7月31日までです。
ばらかもん奨学助成金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 個人(本人) |
| 制度名 | ばらかもん奨学助成金 |
| 対象業種 | 指定なし(個人が申請) |
| 利用目的 | 奨学金返還の負担軽減、Uターン・Iターンの定住促進 |
| 対象地域 | 長崎県五島市(市内に定住して就労する方) |
| 従業員数 | 規定なし(個人が申請) |
| 補助上限額 | 年36万円以内(Uターン者・医療/介護/保育職のIターン者)/年24万円以内(その他のIターン者) |
| 補助率 | 実際の奨学金返済額に応じて助成(上限額の範囲内) |
| 申請受付 | 前期:7月1日〜7月31日/通年分:翌年2月10日まで |
| 公式サイト | https://www.city.goto.nagasaki.jp/s052/010/030/010/010/20190307161927.html |

対象になる5つの条件
申請できるのは、次をすべて満たす方です。
- 平成29年2月1日以降に大学等を卒業した方(大学院修了、平成28年度課程修了後の退学、平成29年4月1日以降の退学を含む)
- 対象になる奨学金の貸与を受けたこと
- 申請年度の前年1月1日時点で35歳未満であること
- 定住を目的として市内で就労していること(公務員・一時的な就労は除く)
- 奨学金の返還金・市税を滞納していないこと
見落としやすいのが年齢要件です。判定は申請時点ではなく、前年1月1日時点の年齢で行われます。誕生日のタイミングによっては、来年度に申請したほうが有利なケースもあります。
Uターン・Iターンで助成額が変わる
助成額は、出身と職種によって3段階に分かれます。
| 区分 | 助成上限額(年間) |
|---|---|
| Uターン者 | 36万円以内 |
| Iターン者(医療・介護・保育職) | 36万円以内 |
| Iターン者(上記以外の一般職) | 24万円以内 |
Uターン者と、医療・介護・保育で働くIターン者は年36万円が上限です。それ以外の仕事に就くIターン者は年24万円が上限になります。金額はその年の実際の返済額が上限で、返済額が上限より少なければ実額分だけが助成されます。
対象になる奨学金は4種類だけ
助成の対象になる奨学金は限られています。
- 五島市奨学資金
- 長崎県育英会の奨学金
- 日本学生支援機構の奨学金
- 市長が認めた公共団体の奨学金
これ以外の民間奨学金・銀行の教育ローンは対象になりません。自分が借りている奨学金がどれに当たるか、貸与証書や返還計画書で先に確認しておくと、申請時に慌てずに済みます。
前期申請と通年申請、締切の違い
申請のタイミングは2種類あります。
- 通年分: 1年間の返済額をまとめて申請。翌年2月10日までが期限
- 前期分: 1月〜6月返済分を先に申請したい場合、7月1日〜7月31日の間に分割申請できる
前期申請は必須ではなく、まとめて翌年2月に申請してもかまいません。7月31日を過ぎると、その年度の前期分は申請できなくなる点だけ注意してください。
申請の流れと窓口
- 対象奨学金の貸与を受けていたことを示す書類(貸与証書・返還計画書など)を準備する
- 市内での就労状況・住民票など、定住要件を確認できる書類をそろえる
- 地域振興部地域協働課へ申請書を提出する
- 審査後、助成金が交付される
問い合わせ先は地域振興部地域協働課移住定住促進班(0959-76-3070)です。書類に不備があると審査が止まるため、初めて申請する方は事前に電話で必要書類を確認しておくと通しやすくなります。
よくある質問
民間の教育ローンで借りた分も対象になりますか?
対象外です。対象になるのは五島市奨学資金、長崎県育英会、日本学生支援機構、市長が認めた公共団体の奨学金の4種類のみです。民間金融機関の教育ローンは含まれません。
五島市出身でなくても申請できますか?
できます。Iターン者も対象です。ただし助成上限額はUターン者より低く設定されており、一般職なら年24万円以内、医療・介護・保育職なら年36万円以内です。
公務員として働く場合も対象になりますか?
対象外です。定住要件の中で公務員および一時的な就労は除外されています。市内の民間事業者等での就労が前提です。
