新商品を作りたい。でも、試作の外注費が重い。展示会に出たい。でもブース代が痛い。
波佐見町の「経営強化支援補助金」は、そんな一歩を後押しする制度です。対象経費の半分、上限30万円まで補助します。
波佐見町経営強化支援補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 波佐見町経営強化支援補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(農林漁業のみを営む者を除く) |
| 利用目的 | デジタル技術導入、新商品・新サービス開発、デザイン性向上、産業観光・教育、リサイクル事業、展示会出展 |
| 対象地域 | 長崎県東彼杵郡波佐見町 |
| 従業員数 | 中小企業者・小規模事業者(創業5年未満は対象外。詳細な資本金・従業員数基準は交付要綱で確認) |
| 補助上限額 | 30万円 |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 令和8年4月1日〜令和9年3月31日(予算上限に達し次第終了。事前相談必須) |
| 公式サイト | https://www.town.hasami.lg.jp/kiji0031611/index.html |

対象になる6つの取り組み
対象事業は、次の6分野。
- デジタル技術の導入
- 新商品・新サービスの開発
- デザイン性の向上
- 産業観光・教育への取り組み
- リサイクル事業
- 展示会への出展
波佐見焼の産地らしく、デザイン性の向上や新商品開発が使いどころ。EC導入や予約システムなら、デジタル技術の枠に入ります。
対象になる事業者、ならない事業者
対象は、町内に事業所を持つ中小企業者・小規模事業者(小規模事業者とは、常時使用する従業員が20人以下(商業・サービス業は5人以下)の事業者のことです)。前年度1月1日時点で、事業を行っていること。
ここで見落としがちなのが、創業5年未満は対象外という点。「新しいから使えるはず」と思い込む人が多いですが、逆。町税を滞納している場合も対象外になります。
農林漁業のみを営む事業者は対象から外れます。加工品の製造・販売まで手がけていれば、話は別。
補助額のシミュレーション
いくらもらえるか計算する
補助率 1/2 / 上限 30万円
補助率は1/2、上限30万円。対象経費が60万円に届いて、はじめて上限の30万円です。
- 新商品の試作費20万円 → 補助額10万円
- ECサイト構築費40万円 → 補助額20万円
- 展示会ブース代・輸送費65万円 → 補助額30万円(上限)
上限30万円を超える部分は自己負担になります。事前に対象経費の総額を見積もっておきたいところです。
事前相談から実績報告までの流れ
申請の順番は、次の通り。
- 商工観光課への事前相談
- 交付申請書・見積書・事業計画書の提出
- 交付決定の通知
- 事業の実施
- 実績報告書の提出
- 補助金の交付
交付決定より前に契約・発注すると、その経費は対象外になります。見積もりまでは自由に進めてよいですが、契約は交付決定の通知が届いてから。ここで止まる事業者が少なくありません。
1事業者1回限りという制約
この補助金は、1事業者につき1回限り。複数年度にまたがって使い回すことはできません。
だからこそ、初回の申請で何に使うかを絞り込む必要があります。デジタル化と新商品開発、両方やりたい場合も、1回の申請にまとめて計画する必要があります。
創業や立地に関わる補助金では、開業前と開業後で対象が分かれる制度も多いです。
よくある質問
個人事業主でも対象になりますか?
対象になります。中小企業者・小規模事業者であれば、法人・個人を問いません。ただし創業5年未満は対象外という条件は変わりません。
見積もりを取るだけなら交付決定前でもよいですか?
問題ありません。見積もり取得は準備段階として認められます。契約・発注・支払いだけは、交付決定の通知後に行ってください。
デジタル化と新商品開発、両方に補助金を使えますか?
1回の申請にまとめれば可能です。ただし1事業者1回限りなので、複数回に分けての申請はできません。
