従業員の休憩室にエアコンを入れたい。求人票に「働きやすさ」と書きたいが、何から手をつければいいか分からない。人手不足が続く現場では、こういう相談が増えています。
長崎県の「魅力ある職場づくり推進補助金」は、県内の中小企業・個人事業主が行う職場環境の改善や、人材確保のための発信強化にかかる経費を、補助率2/3以内・上限300万円で支援する制度です。令和8年6月1日から9月30日まで(当日消印有効)受け付けています。
魅力ある職場づくり推進補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 長崎県魅力ある職場づくり推進補助金 |
| 対象業種 | 全業種(県内の中小企業・個人事業主) |
| 利用目的 | 職場環境改善、従業員の負担軽減、人材確保のための発信強化 |
| 対象地域 | 長崎県内 |
| 従業員数 | 常時使用する従業員を1人以上雇用していること |
| 補助上限額 | 300万円(下限30万円) |
| 補助率 | 3分の2以内 |
| 申請受付 | 令和8年6月1日〜9月30日(当日消印有効) |
| 公式サイト | 長崎県「長崎県魅力ある職場づくり推進補助金」 |

自分の会社は対象になるか
対象は、県内の事業所に常時使用する従業員を1人以上雇用している中小企業・個人事業主です。業種は限定されていません。工場の空調設備、休憩スペースの整備、就業規則の見直しなど、「働く場所を整える」取り組みが幅広く対象になります。
対象経費の組み方には順番がある
対象経費は3つに分かれています。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| ①ハード経費(必須) | 職場環境改善の備品費・工事費等(エアコン、休憩室の整備等) |
| ②ソフト経費 | 就業規則作成の委託費等 |
| ③発信強化経費 | 人材確保に関するPR委託料・広報費等 |
①のハード経費は必須で、②・③の合計は①の金額を超えられません。「求人広告費だけ申請する」という組み方はできず、まず設備・環境面への投資が土台になる設計です。
いくら受け取れるか
補助率は対象経費の3分の2以内、上限は300万円です。下限は30万円のため、小規模な備品購入だけでは申請できません。エアコン工事や休憩室の改修とあわせて、就業規則の見直しや採用ページの制作費用を組み合わせると、下限に届きやすくなるという考え方ができます。
申請方法
オンライン申請フォーム、または長崎中央郵便局私書箱129号宛の郵送で提出します。受付は令和8年9月30日まで(当日消印有効)ですが、予算に上限がある補助金は早期に受付終了となる可能性があるため、準備が整い次第の申請をおすすめします。
よくある質問
個人事業主でも申請できますか?
対象です。常時使用する従業員を1人以上雇用していれば、法人・個人事業主のどちらも申請できます。
エアコンの購入費だけでも申請できますか?
対象経費の下限は30万円です。エアコン単体で30万円に届かない場合は、他のハード経費(休憩室の整備等)とあわせて申請するという手があります。
求人広告の費用だけを補助してもらえますか?
発信強化経費(③)は、ハード経費(①)の金額を超えて申請できません。広告費だけを主目的にした申請はできない設計です。
