作った農産物を、加工して売る。その一歩を、八幡平市はこの補助金で後押ししています。
対象経費の1/2以内、上限50万円。下限は10万円です。公式ページに申請期間の記載はありません。
この補助金の概要(早見表)
| 検索項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 八幡平市6次産業化促進支援事業補助金 |
| 対象業種 | 農業・林業(農林畜産物の加工・販売に取り組む者、その組織する団体) |
| 利用目的 | 6次産業化に向けた施設・設備の整備 |
| 対象地域 | 岩手県八幡平市 |
| 従業員数 | 規定なし(団体・個人を問わず、市内に住所を有することが必須) |
| 補助上限額 | 50万円 |
| 補助率 | 1/2以内(対象経費10万円以上、千円未満切り捨て) |
| 申請受付 | 公式ページに申請期間の記載なし(産業建設部農林課経営支援係へお問い合わせください) |
| 公式サイト | https://www.city.hachimantai.lg.jp/soshiki/nourin/31873.html |
※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。
対象になる人と、対象になる経費
対象者は3種類です。
- 農林業者の組織する団体
- 農林畜産物の加工・販売に取り組む個人・法人
- 市長が特に認める者
いずれも市内に住所を有することが前提です。対象経費は、施設・設備の整備費で、次の条件をすべて満たす必要があります。
- 事業費が10万円以上(消費税を除く)であること
- 1会計年度内に完了する事業であること
- 中古品を使う場合は、残存耐用年数が3年以上であること
10万円に届かない小さな設備投資は、そもそも対象になりません。まとめて整備する発想が要る場面です。
補助額のシミュレーション
補助率は対象経費の1/2以内。千円未満は切り捨てます。
- 対象経費20万円の加工用調理機器:10万円(下限ライン)
- 対象経費60万円の真空パック機導入:30万円
- 対象経費100万円以上の加工施設整備:50万円(上限到達)
対象経費が100万円を超えても、補助額は50万円で頭打ちになります。上限を超える分は自己負担です。
なぜ「加工・販売まで」を対象にしているのか
この補助金が支援するのは、農産物そのものの生産ではなく、加工・販売の設備です。原料を作って出荷するだけでは、価格の変動をそのまま受けてしまいます。加工して自社ブランドで売る体制を作れば、売り先と価格を自分で決める余地が生まれます。この補助金は、その最初の設備投資部分を支える設計です。
生産部分の機械導入を支援する農業機械の補助金とは、対象にしている工程の段階が違います。両方使える設備投資であれば、組み合わせを検討する価値があります。
申請に必要な書類
必要書類は次の2点です。
- 施設・設備のカタログまたは見積書(納品予定日が確認できるもの)
- 事業計画書(様式第2号)
窓口は産業建設部農林課経営支援係(0195-74-2111)です。予算の範囲内での交付になるため、事業計画がまとまった段階で早めに相談しておくと安心です。
単価積み上げ型との違い
農業向けの補助金には、面積や数量に単価をかけて支給額を決める「単価積み上げ型」の制度もあります。この補助金は、対象経費に補助率をかける「補助率型」です。設備投資額そのものが大きいほど補助額も増える一方、上限50万円という天井があります。
制度によって計算方法が違うため、複数の農業支援策を組み合わせる際は、それぞれの型を先に整理しておくと計画が立てやすくなります。認定農業者としての位置づけや、他の6次産業化支援策との組み合わせ方は、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページでも紹介しています。
よくある質問
対象経費が10万円に届かない設備は申請できますか?
対象外です。対象経費が10万円以上であることが条件のため、単体で10万円に満たない場合は、複数の設備をまとめて1件の事業として申請できないか検討してください。
中古の設備でも対象になりますか?
条件付きで対象になります。残存耐用年数が3年以上ある中古品であれば対象です。耐用年数が短い中古品は対象外になる可能性があります。
申請の締切はいつですか?
公式ページに具体的な申請期間の記載はありません。予算の範囲内で交付する制度のため、産業建設部農林課経営支援係へ早めに問い合わせることをおすすめします。
免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助率・上限額・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず八幡平市の公式ページで内容をご確認ください。
出典:
他にも農業経営に使える補助金がないか気になる方は、専門家に相談するのも一つの手です。
