「ヘルスケア産業国際展開推進事業費補助金」という名前を見て、医療機関や介護事業者が直接応募できると思うと、実は一段階手前で止まります。この令和6年度公募は、実際に事業者へ助成金を配る「執行団体」を選ぶための公募でした。2024年2月28日をもって、この執行団体公募は募集を終了しています。
ヘルスケア産業国際展開推進事業費補助金(令和6年度)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(執行団体を担う法人・団体。医療機関・企業への直接助成は執行団体経由) |
| 制度名 | 令和6年度ヘルスケア産業国際展開推進事業費補助金 |
| 対象業種 | 汎用(医療・介護等のヘルスケア関連事業者を支援する執行団体) |
| 利用目的 | 販路開拓・展示会、研究開発・実証 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 2億1,000万円 |
| 補助率 | 全額支給(上限額未満に限る)(10分の10) |
| 申請受付 | 終了(〜2024年2月28日) |
| 公式サイト | 経済産業省「令和6年度『ヘルスケア産業国際展開推進事業費補助金』に係る補助事業者(執行団体)の公募について」 |

「執行団体」が挟まる2段階の仕組み
この補助金は、国が個々の医療機関・企業に直接お金を配る制度ではありません。国がまず執行団体(実施団体)を選び、その執行団体が今度は医療機関・企業向けの二次公募を実施する、2段階の仕組みです。
令和6年度は、一般社団法人Medical Excellence JAPANが執行団体として選ばれ、2024年4月26日〜5月23日の期間で医療機関・企業向けの公募を実施し、10件を採択候補として選定しています。自社が海外展開を計画するヘルスケア関連事業者であっても、まず探すべきは「国の公募」ではなく「執行団体が実施する二次公募」です。
対象になっていた事業のイメージ
執行団体の公募実績から読み取れる範囲では、日本の医療・介護に関する技術・サービス・製品の強みを活かした戦略的な海外展開を計画・実施する医療機関や企業の、基礎調査・実証調査費用が対象でした。
- 海外市場での需要調査・制度調査
- 現地医療機関との連携に向けた実証事業
- 海外展開に向けた事業計画の策定
次回に備えて見るべき場所は2つ
この制度で次回申請を狙うなら、確認すべき情報源が2段階あることを踏まえておく必要があります。
- 経済産業省の公募ページ: 次年度、どの団体が執行団体に選ばれるかを確認する
- 執行団体が独自に開設する公募ページ: 執行団体が決まった後、実際に医療機関・企業が応募できる二次公募の時期と要件を確認する
令和6年度はMedical Excellence JAPANが執行団体でしたが、次年度も同じ団体が選ばれるとは限りません。年度ごとに執行団体名を確認し直すことが必要です。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和6年度の執行団体公募は2024年2月28日で終了しています。医療機関・企業が実際に応募できるのは、執行団体が決まった後の二次公募です。次年度の情報は経済産業省の公式ページで確認してください。
医療機関が直接この補助金に応募できますか?
直接応募はできません。国が執行団体を選び、その執行団体が改めて医療機関・企業向けの公募を実施します。まず執行団体の公募状況を確認する必要があります。
令和6年度の執行団体はどこでしたか?
一般社団法人Medical Excellence JAPANが交付決定を受け、執行団体として二次公募を実施しました。次年度以降の執行団体は年度ごとに公募・選定されるため、同じ団体とは限りません。
