いちご農家がアザミウマ対策の粘着板を買うと、費用の1/3が戻ります。氷川町の「農業元気づくり支援事業」は、8つの品目・事業区分ごとに、決められた資材の購入費を補助する制度です。対象は認定農業者で組織する3戸以上の団体。申請は令和9年1月29日までです。

この補助金の概要(早見表)

検索項目内容
申請者事業者(法人・個人事業主)
制度名令和8年度氷川町農業元気づくり支援事業
対象業種農業(認定農業者で、受益戸数3戸以上の団体を組織していること)
利用目的病害虫対策・品質向上等のための生産資材購入費の補助
対象地域熊本県八代郡氷川町
従業員数規定なし(農業者団体が対象。従業員数要件はなし)
補助上限額上限額の定めなし(事業ごとに資材の使用回数の上限あり)
補助率1/3以内(牛異常産予防ワクチン接種事業のみ1頭につき600円以内の定額)
申請受付令和9年1月29日(金)まで(開始日の記載なし)
公式サイトhttps://www.town.hikawa.kumamoto.jp/kiji0036663/index.html
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※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。

対象になる4つの条件

対象になるには、次の4条件をすべて満たす必要があります。

  1. 氷川町に住民登録があること
  2. 認定農業者であること
  3. 町税の滞納がないこと
  4. 受益戸数3戸以上の農業者で組織する団体であること

個人の認定農業者が1人で申請することはできません。受益戸数3戸以上が集まって団体を組む必要があります。JAの生産部会に加入していれば、部会単位で申請の窓口になります。

8つの事業と対象資材を数字で確認する

補助対象は、品目ごとに次の8事業に分かれています。すべて補助率1/3以内(牛異常産予防ワクチンのみ定額)です。

事業名対象品目対象資材事業量の上限
いちご重要害虫対策事業イチゴ粘着板(青・黄)いずれかの資材、使用回数1回まで
黄化葉巻病対策事業トマト・ミニトマトベリマークSC(かん注処理)使用回数1回まで
露地野菜重要害虫対策事業アブラナ科野菜ミネクトデュオ粒剤使用回数1回まで
葉たばこ重要病害対策事業葉たばこ殺虫剤(ベストガード水溶剤等)資材ごとに使用回数1回まで
梨重要害虫対策事業コンフューザーM・N資材を通して使用回数2回まで
柑橘類品質向上対策事業柑橘類植物成長調整剤・展着剤資材ごとに使用回数1回まで
牛異常産予防ワクチン接種事業乳用牛・肉用牛牛異常産四種混合ワクチン1頭につき600円以内(定額)
花き重要害虫対策事業粘着板(青・黄)薬剤使用回数1回まで
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補助率は1/3以内なので、資材購入費3万円なら補助1万円です。牛異常産予防ワクチンだけは仕組みが違い、頭数に応じて1頭600円が上限の定額補助になります。10頭に接種すれば、上限は6,000円です。

補助額の考え方:上限額はないが、使用回数の上限がある

この制度に補助金額そのものの上限額の定めはありません。一方で、資材ごとに「使用回数1回まで」「2回まで」という事業量の上限が細かく決まっています。

たとえば、いちご農家がアザミウマ用の青の粘着板とアブラムシ用の黄の粘着板を両方買っても、事業量の上限は「いずれかの資材使用回数1回まで」です。2色そろえても、補助の対象になるのはどちらか1回分という計算になります。

梨のシンクイムシ対策(コンフューザーM・N)だけは、「資材を通して使用回数2回分まで」と、他の事業より広めに設定されています。

申請の流れと必要書類

申請時に必要な書類は次のとおりです。

  • 実施計画承認申請書(様式第1号)
  • 事業計画書(別記様式第1号)
  • 定款または規約
  • 購入資材の見積書の写し、または個人別説明書
  • 購入する資材等のカタログ

申請窓口は2つに分かれます。JAの生産部会に加入している場合は各JA部会事務局へ、加入していない場合は氷川町役場農業振興課へ提出します。自分がどちらのルートで出すべきか、最初に確認しておくと手戻りがありません。

認定農業者の資格が申請の起点になる

この制度でもっとも見落とされやすいのは、「団体を組む前に、そもそも認定農業者であるか」という点です。認定農業者の認定は市町村への農業経営改善計画の提出が必要で、取得までに時間がかかります。資材を買ってから慌てて団体を組もうとしても、認定が間に合わなければ申請できません。

認定農業者・地域計画の担い手といった資格が補助率や対象の分かれ目になるのは、氷川町に限らず一次産業向け補助金に共通する特徴です。この種の制度に共通するつまずきどころは、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで解説しています。

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団体の組み方や、申請書類の準備に迷う場合は、専門家に相談するのも一つの手です。

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よくある質問

個人の認定農業者1人でも申請できますか?

できません。結論、受益戸数3戸以上の農業者で組織する団体であることが条件です。個人単位ではなく、複数戸をまとめた団体としての申請が必要です。

新規就農者で認定農業者になっていない場合はどうなりますか?

対象外になります。4条件の中に「認定農業者であること」が明記されています。まずは市の農政課で認定農業者の認定手続きを進める必要があります。

資材を先に購入してから申請してもいいですか?

公式ページに記載なし(氷川町役場農業振興課農政係・0965-52-5854へお問い合わせください)。多くの自治体の設備・資材系補助金では、購入前に実施計画の承認を受けることが前提になっています。


免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助率・対象資材・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず氷川町の公式ページおよび最新の案内で内容をご確認ください。

出典:


補助金の概要早見表(暫定・subsidiesマスタ未登録)

検索項目内容
申請者事業者(法人・個人事業主)
制度名令和8年度氷川町農業元気づくり支援事業
対象業種農業(認定農業者で、受益戸数3戸以上の団体を組織していること)
利用目的病害虫対策・品質向上等のための生産資材購入費の補助
対象地域熊本県八代郡氷川町
従業員数規定なし(農業者団体が対象。従業員数要件はなし)
補助上限額上限額の定めなし(事業ごとに資材の使用回数の上限あり)
補助率1/3以内(牛異常産予防ワクチン接種事業のみ1頭につき600円以内の定額)
申請受付令和9年1月29日(金)まで(開始日の記載なし)
公式サイトhttps://www.town.hikawa.kumamoto.jp/kiji0036663/index.html
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