正社員を1人採用する余力はないが、専門知識を持つ人にスポットで手伝ってほしい——そんな道内企業のニーズに応えるのが、北海道の副業・兼業人材活用促進補助金です。都市部の専門人材が副業・兼業として道内企業の業務に関わる際の費用の一部を補助する制度で、初めて副業・兼業人材を活用する企業向けに設計されています。
補助率は8割(10分の8)、上限50万円です。北海道プロフェッショナル人材センターを通じて副業・兼業人材と業務委託契約等を締結することが前提で、申請期間は令和9年1月30日までとなっています。
副業・兼業人材活用促進補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 副業・兼業人材活用促進補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし |
| 利用目的 | 人材確保・雇用(副業・兼業人材の活用) |
| 対象地域 | 北海道内 |
| 従業員数 | 規定なし(道内企業等が対象) |
| 補助上限額 | 50万円 |
| 補助率 | 10分の8以内 |
| 申請受付 | 通年(令和9年1月30日まで。予算がなくなり次第終了) |
| 公式サイト | 北海道「北海道の支援施策について」 |

プロフェッショナル人材センターを通すことが前提
この補助金を使うには、北海道プロフェッショナル人材センターを通じて副業・兼業人材と契約を結ぶことが条件です。知人の紹介や自社で直接見つけた副業人材との契約では対象になりません。まだセンターに相談していない場合は、補助金の検討よりも先に、センターへの登録・相談から始める必要があります。
補助対象になるのは、登録された人材ビジネス事業者への手数料、副業・兼業人材本人への報酬、業務のために道内へ来る際の交通費・宿泊費などです。
「初めて活用する企業」向けという制約
この補助金は、副業・兼業人材の活用が初めての企業を主な対象としています。すでに何度も副業人材を活用している企業は対象にならない可能性があるため、過去の活用実績がある場合は、対象になるかどうかセンターに確認しておくことをおすすめします。
補助率8割は高いが、上限50万円で頭打ち
補助率10分の8という数字だけを見ると手厚い制度に見えますが、上限50万円という枠があるため、経費が62万5,000円を超えるとそれ以上は自己負担になります。副業・兼業人材への報酬が高額になりやすい専門分野(ITエンジニア、経営コンサルタントなど)を検討している場合は、上限との兼ね合いを事前に試算しておくと計画が立てやすくなります。
よくある質問
どんな職種の副業人材が対象になりますか?
マーケティング、DX推進、経営戦略など幅広い専門分野が想定されていますが、具体的にどの分野が対象になるかは北海道プロフェッショナル人材センターへの相談が必要です。
業務委託ではなく雇用契約の場合も対象ですか?
制度は業務委託契約等を前提としています。雇用契約を結ぶ場合の扱いは、個別にセンターへ確認してください。
予算がなくなったら締切前でも終了しますか?
はい。申請期間内であっても予算の上限に達すれば受付が終了する可能性があります。早めの相談・申請が安全です。
