北杜市内で捕れたニホンジカの肉を仕入れて店で出すと、購入費の半分(上限5万円)が戻ります。申請は肉を買う前までに出す決まりなので、仕入れの予定が立ったら先に林政課へ相談してください。
北杜市 ジビエ利用促進事業補助金の要点まとめ
正式名:北杜市ジビエ利用促進事業補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 市産ジビエを加工して売る事業者(営業許可が必要)
- 利用目的
- 市産ニホンジカ肉の購入費の補助
- 対象地域
- 山梨県北杜市
- 従業員数
- 公式ページに記載なし
いくら
- 補助上限額
- 5万円
- 補助率
- 対象経費の1/2
いつ・どこへ
- 申請受付
- 随時(肉を買う前までに申請)。受付期間の記載なし
うちの店は対象になる?
次の3つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 3
営業許可は、食品衛生法にもとづくものです。法人か個人事業主かといった規模の条件は、公式ページに書かれていません。
対象の肉にも決まりがあります。山梨県の計画にもとづいて、北杜市内で管理捕獲したニホンジカの肉で、食肉処理業の許可を持つ処理事業者が解体したものです。管理捕獲は、鹿の数を適正に保つために行う捕獲を指します。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 市外産や輸入の肉を使う
- ✕ 肉を買ったあとで申請する
- ✕ 鹿以外のジビエを買う
いくら戻ってくる?
補助額は、肉の購入費(消費税を除く)の半分です。上限の5万円に届くのは、購入費が10万円以上のときです。1,000円未満は切り捨てになります。1事業者が受けられるのは、1年度に1回までです。
- 鹿肉カレーを出す洋食店が6万円分を仕入れる:6万円 × 1/2 = 3万円
- ステーキを出す店が16万円分を仕入れる:16万円 × 1/2 = 8万円 → 上限の5万円
- 惣菜店が5万3,500円分を仕入れる:5万3,500円 × 1/2 = 2万6,750円 → 切り捨てて2万6,000円
別の補助金を同じ仕入れに受けている場合は、その額を購入費から引いて計算します。10万円の仕入れに他の補助金で2万円を受けていれば、(10万円 - 2万円)× 1/2 = 4万円です。
何に使える?
対象にならないもの
- 消費税と地方消費税にあたる額
- 市外で捕獲した鹿の肉、輸入ジビエ
- 肉の購入以外の経費(調理器具・人件費など)
対象になるもの
- 市産ジビエ(ニホンジカの肉)の購入費
対象は肉の購入費だけです。仕入れ先は、解体をした処理事業者になります。
申請の流れ
受付期間や予算の総額は、公式ページにも交付要綱にも書かれていません。要綱は令和8年4月1日に施行され、令和11年3月31日まで有効です。予算の範囲内で交付されるため、早めに相談しておくのが安全です。
- 仕入れ先から見積書をもらう(事業者→処理事業者。購入の前に)
- 申請書類を市に出す(事業者→林政課。肉を買う前まで)
- 交付決定の通知を待つ(市→事業者。決定の前に買ってよいかは窓口で確認)
- 肉を仕入れ、加工して売る(事業者)
- 実績報告書を出す(事業者→林政課。完了から30日、または年度末の3月31日まで)
- 額の確定通知を受け、請求書を出す(事業者→林政課)
交付決定は、市が補助を出すと決める通知です。決定の前の購入が認められるかは、公式ページに書かれていません。購入を急ぐ前に確かめてください。
必要な書類
準備できた 0 / 7
滞納なしの証明書は、宣誓書兼同意書で市による納付記録の確認に同意すれば、出さずに済みます。営業許可証の写しは、交付要綱にあり、案内ページの一覧にはありません。宣誓書兼同意書には、暴力団やその関係者でないことの宣誓も含まれ、本人確認のため身分証の写しを添えるか、窓口で提示します。
購入のあとに出す実績報告には、事業実績調書(様式第8号)、処理事業者の領収書、市産ジビエと分かる書類の原本、販売した鹿肉の写真が要ります。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 肉を買ったあとで申請した:申請書は、市産ジビエを購入する前までに出す決まりです。買ったあとの申請は、条件に合いません。
- 市産ではない肉を使った:実績報告で、購入した肉が市産ジビエだと示す書類の原本を出します。示せなければ対象になりません。
- 偽りや目的外の使い方をした:決定の全部か一部が取り消され、受け取った分は返還を命じられます。
他の補助金とは重ねられる?
国・県・市の他の補助金を同じ仕入れに受けた場合は、その額が対象経費から引かれます。重ねて満額を受け取ることはできません。ほかの制度を使う予定があれば、申請の前に、どちらがどの経費に当たるかを林政課へ伝えておくと安心です。
よくある質問
市外で捕獲された鹿肉でも対象になりますか?
対象外です。対象の肉は、北杜市内で管理捕獲したニホンジカの肉に限られ、市外産や輸入の肉は入りません。購入した肉が市産ジビエであることを示す書類の原本は、実績報告で出す決まりです。仕入れ先を決める前に、その処理事業者が市内で捕獲された鹿を扱っているか、書類を出してもらえるかを確かめてください。
イノシシなど、鹿以外のジビエも補助されますか?
補助されません。交付要綱で市産ジビエと定められているのは、北杜市内で管理捕獲したニホンジカの肉だけです。イノシシなど鹿以外の肉は、対象経費に入りません。ジビエ料理でいくつかの肉を使う店は、鹿肉の購入分だけが補助の計算に入ります。見積書や領収書に、鹿肉の分が分かれて書かれているか確かめておくと安心です。
個人経営の小さな飲食店でも申請できますか?
申請できます。市内の店で市産ジビエを加工して売り、必要な営業許可を持ち、市税や市の債務を滞納していなければ対象です。法人か個人か、従業員が何人かといった条件は、公式ページに書かれていません。営業許可証の写しは、申請書類の1つなので、先に手元に用意しておくと、申請書類をそろえる時間を短くできます。
すでに仕入れた分は後から申請できますか?
できません。申請書は、市産ジビエを購入する前までに市長へ出す決まりです。買ったあとで申請すると、その分は補助の対象になりません。これから仕入れる予定があれば、先に見積書をもらい、事業計画書に購入の計画を書いて、申請書類を出してください。交付決定の前に買ってよいかは、窓口で確かめるのが確実です。
補助金は年に何回受けられますか?
1事業者につき、1年度に1回までです。1回の交付額は、購入費の半分で、上限は5万円です。事業計画書の様式は、4月から3月まで月ごとの購入予定量と購入額を書く形になっています。1年度ぶんの仕入れ計画をまとめて立てて、1回の申請で出すのが基本になります。
消費税は補助の対象ですか?
対象外です。対象経費は市産ジビエの購入費で、消費税と地方消費税にあたる額は除かれます。補助額は、税を除いた購入額に2分の1をかけて計算します。1,000円未満の端数は切り捨てです。見積書を作ってもらうときは、税抜の金額が分かる形にしてもらうと、補助額の見込みを立てやすくなります。
他の補助金と併用できますか?
併用はできますが、重ねて満額は受け取れません。国・県・市の他の補助金などを受けている場合、その額は補助対象経費から差し引かれます。たとえば10万円の仕入れに他の補助金で2万円を受けていれば、8万円に1/2をかけて4万円になります。併用を考えているときは、申請前に林政課へ伝えてください。
実績報告には何を出しますか?
肉を買って事業が終わったあとに、実績報告書へ次の書類を添えます。事業実績調書(様式第8号)、処理事業者が出す領収書など経費が分かる書類、購入した肉が市産ジビエだと示す書類の原本、販売した鹿肉が分かる写真です。出す期限は、事業の完了から30日を過ぎた日、または年度末の3月31日までです。
受付はいつまでですか?予算はどのくらいですか?
公式ページにも交付要綱にも、受付の期間や予算の総額は書かれていません。要綱は予算の範囲内で交付すると定めているので、予算がなくなれば受付が終わる可能性があります。要綱の有効期限は令和11年3月31日です。仕入れの予定が立ったら、早めに林政課へ問い合わせて、受付の状況を確かめてください。
仕入れ先はどこでもいいですか?
処理事業者が解体した肉に限られます。対象の事業は、食品衛生法にもとづく食肉処理業の許可を持つ事業者が解体した市産ジビエを買い、加工して売る事業と決まっています。領収書も、その処理事業者が出したものが要ります。仕入れ先を決める前に、許可を持っているか、市内で捕獲された鹿かを確かめてください。
問い合わせ先はどこですか?
北杜市役所 産業観光部 林政課(電話 0551-42-1353)です。対象の肉かどうか、交付決定の前に買ってよいか、受付の状況など、書類を出す前に確かめたい点は、窓口へ聞くのが確実です。市役所の開庁時間は、月曜日から金曜日の午前9時から午後4時30分までで、祝日と年末年始は休みです。
