商店街の空き店舗を埋める施策には、大きく分けて「これから出店する人を後押しする」ものと「すでにある店舗を支える」ものの2種類があります。この補助金は前者です。
飯田市空き店舗活用創業支援事業補助金は、市内の空き店舗で新たに小売商業等を出店する事業者に、改修費を上限30万円、賃借料を月額上限4万円(1年間)で補助する制度です。合わせると最大78万円になります。
空き店舗活用創業支援事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 飯田市空き店舗活用創業支援事業補助金 |
| 対象業種 | 小売商業等(飲食店・サービス業を含む。営業時間はおおむね9時〜22時) |
| 利用目的 | 空き店舗での新規出店にともなう改修費・賃借料の支援 |
| 対象地域 | 長野県飯田市 |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに記載なし。飯田商工会議所の会員であることが要件) |
| 補助上限額 | 改修等は上限30万円、賃借料は月額上限4万円×交付期間1年間(合計最大78万円) |
| 補助率 | 対象経費の2分の1以内 |
| 申請受付 | 随時(事業着手の1か月前までに申請。交付決定後に着手) |
| 公式サイト | 飯田市「空き店舗活用創業支援事業補助金」 |

なぜ「商工会議所会員」が条件なのか
この補助金の対象者は、飯田商工会議所の会員であることが前提です。まだ会員でない場合は、出店計画と同時に入会の手続きを進める必要があります。
申請の準備を始めるなら、まず商工会議所への入会から動く必要があります。改修工事の見積りを取るタイミングと並行して進めておくと、事業着手の1か月前という申請期限に間に合いやすくなります。
対象になる経費・ならない経費
| 対象になる | 対象にならない |
|---|---|
| 店舗の改修・改築・設備設置費用 | 敷金・礼金・保証金 |
| 空き店舗の賃借料(月額) | 不動産会社への仲介手数料 |
賃借料は補助されますが、契約時に発生する初期費用(敷金・礼金・保証金・仲介手数料)は対象外です。開業資金の見積りでは、この初期費用を別途確保しておく必要があります。
がんばる店舗支援事業補助金との違い
同じ商業観光課が扱う補助金に、がんばる店舗支援事業補助金があります。こちらは市内で3年以上営業を続けている既存店舗が対象で、新規出店は対象になりません。
この記事の空き店舗活用創業支援事業補助金はこれから開業する人向け、がんばる店舗支援事業補助金はすでに営業している店舗向け、と役割が分かれています。
よくある質問
個人事業主でも申請できますか?
できます。法人・個人事業主のどちらも対象です。ただし飯田商工会議所の会員であることが条件です。
賃借料の補助は何年間受けられますか?
交付期間は1年間です。月額上限4万円×12か月で、最大48万円が賃借料の補助額になります。
営業時間が9時〜22時の枠から外れる業態は対象外ですか?
公式ページには「営業時間がおおむね9時〜22時」という条件が明記されています。深夜営業が中心の業態は対象外になる可能性が高いため、事前に商業観光課へご確認ください。
交付決定前に工事を始めても大丈夫ですか?
対象になりません。申請は事業着手の1か月前までに行い、交付決定通知を受けてから工事に着手する必要があります。
