山あいの地形が多い飯田市では、間伐した木材の一部が搬出コストに見合わず、そのまま林地に残されてしまうことがあります。この補助金は、その搬出の後押しを目的にしています。
飯田市未利用材(林地残材)搬出支援事業補助金は、森林整備にともなう間伐や主伐(皆伐・更新伐等)で発生する木材の搬出費用を、林業事業体または自伐林家に補助する制度です。
未利用材搬出支援事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(林業事業体・自伐林家) |
| 制度名 | 飯田市未利用材(林地残材)搬出支援事業補助金 |
| 対象業種 | 林業 |
| 利用目的 | 森林整備にともなう間伐材・主伐材(皆伐・更新伐等)の搬出費用の補助 |
| 対象地域 | 長野県飯田市 |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに記載なし。林務課里山保全係へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 公式ページに記載なし(林務課里山保全係へお問い合わせください) |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(同上) |
| 申請受付 | 随時(公式ページに申請期間の記載なし) |
| 公式サイト | 飯田市「飯田市事業者等支援補助金一覧」内 未利用材(林地残材)搬出支援事業補助金の案内 |

なぜ「林地残材」が課題なのか
急峻な地形の森林では、間伐した木を運び出す作業自体にコストがかかり、搬出費用が木材の売却額を上回ってしまうと、伐った木がそのまま林地に放置されることがあります。木材を余さず活用する「カスケード利用」(丸太から製材、そこから出た端材や樹皮までを段階的に使い切る考え方)を進めるうえで、この放置材の扱いは長年の課題でした。
この補助金は、放置されがちな木材の搬出コストの一部を市が肩代わりすることで、地域の森林資源をより多く活用できるようにする制度だと読み取れます。
架線集材事業補助金との違い
同じ林務課里山保全係が扱う制度に、架線集材事業補助金があります。
この記事の未利用材搬出支援事業補助金は「搬出そのものの費用」、架線集材事業補助金は「架線の設置・撤去にかかる費用」が対象と役割が分かれています。架線集材事業補助金は一貫作業による主伐という、より大規模な伐採方式が前提になります。両者は組み合わせて使える場合もあるため、具体的な作業内容にもとづいて林務課へ相談することをおすすめします。
よくある質問
補助率や上限額はいくらですか?
公式ページには具体的な数値の記載がありません。林務課里山保全係(0265-24-4567)へお問い合わせください。
自伐林家でも申請できますか?
できます。対象は林業事業体だけでなく、自伐林家(自分の山林を自ら管理・伐採する個人)も含まれます。
個人所有の山林の間伐でも対象になりますか?
森林整備にともなう間伐であれば対象になる可能性がありますが、詳細な要件は林務課里山保全係へご確認ください。
搬出した木材はどう活用されますか?
公式ページには木質バイオマス利用・森林資源の循環利用を促進する目的が示されています。搬出後の具体的な活用先は事業ごとに異なるため、林務課へお問い合わせください。
