狩猟免許を取って終わり、ではありません。銃の所持許可、装備の購入、射撃場での練習と、初期費用は段階ごとにかかります。
いわき市の「狩猟者支援補助金」は、新規に狩猟免許を取得した方の初期費用を3つの事業に分けて支援します。令和8年度の受付は8月1日から令和9年3月15日まで、先着順です。
いわき市狩猟者支援補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 個人(本人) |
| 制度名 | いわき市狩猟者支援補助金交付制度 |
| 対象業種 | 指定なし(個人が申請) |
| 利用目的 | 狩猟免許取得後の初期費用(教習費・装備購入費・射撃練習費) |
| 対象地域 | 福島県いわき市(市内で有害鳥獣捕獲に従事する狩猟者) |
| 従業員数 | 規定なし(個人が申請) |
| 補助上限額 | 10万円(銃の初期費用支援。事業ごとに上限が異なる) |
| 補助率 | 定額(教習費用)/対象経費の1/2以内(初期費用・射撃練習費) |
| 申請受付 | 令和8年8月1日〜令和9年3月15日(先着順) |
| 公式サイト | いわき市「いわき市狩猟者支援補助金交付制度について」 |

対象は「新規に狩猟免許を取得した方」
対象は、新規に狩猟免許を取得し、市内の有害鳥獣捕獲に従事する方です。あわせて、市内猟友会の会員であることが条件になっています。市税を滞納していないこと、暴力団と関係がないことも共通の要件です。
3つの事業、それぞれ対象時期と上限額が違う
3つの事業は対象になる時期・上限額がそれぞれ違うため、どれに当てはまるか先に確認する必要があります。
| 事業名 | 対象経費 | 上限額 |
|---|---|---|
| 第一種銃猟免許新規取得者支援 | 銃砲所持許可取得の教習費用 | 30,000円(定額) |
| 初期費用支援事業 | 免許取得後1年以内の必要品購入・団体入会費 | 40,000円(網・わな)/100,000円(銃)、経費の1/2以内 |
| 銃猟初心者技術向上支援 | 射撃場練習費用(免許取得後1年以内) | 10,000円、経費の1/2以内 |
「免許取得後1年以内」という条件が付くのは、初期費用支援事業と銃猟初心者技術向上支援の2つです。 教習費用の支援にはこの期限がありません。装備をそろえるタイミングを1年以内に集中させないと、この2つは使えなくなります。
補助額のシミュレーション
- わな猟の免許を新規取得した人:わな・箱わなの購入費6万円なら、初期費用支援事業として1/2の3万円(上限4万円以内)が補助されます
- 銃猟の免許を新規取得した人:銃の購入・団体入会費で25万円かかると、1/2は12.5万円ですが上限10万円が適用され、自己負担は15万円です
- 免許取得1年目に射撃場で練習を重ねる人:練習費用3万円なら1/2で1.5万円(上限1万円)、実際の補助額は1万円です
3つの事業を組み合わせれば、教習費3万円+初期費用最大10万円+射撃練習費1万円で、合計最大14万円まで支援を受けられます。
申請の流れ
- 狩猟免許の新規取得・市内猟友会への入会
- 事業ごとに交付申請書・市税完納証明書(原本)などを提出
- 交付決定後、対象経費を支払う
- 実績報告・請求
先着順のため、年度の後半になるほど予算が埋まっているリスクが上がります。 免許取得後は早めに申請するのが安全です。
不明点は、いわき市環境企画課(0246-22-7441)へ問い合わせられます。
よくある質問
3つの事業を同時に申請できますか?
公式ページには3つの事業が並んで示されており、対象になる経費が重ならなければ、それぞれ申請できる構成になっています。
免許取得から2年目でも申請できますか?
初期費用支援事業と銃猟初心者技術向上支援は、いずれも「免許取得後1年以内」が条件です。2年目以降は対象外になります。第一種銃猟免許新規取得者支援(教習費用)にはこの期限の記載はありません。
市内猟友会に入っていないと申請できませんか?
対象要件に市内猟友会の会員であることが含まれています。入会していない場合、まず入会の手続きが必要になります。
